【KinKi Kidsのブンブブーン】水樹奈々と「花いけバトル」に挑む！　堂本剛、“同級生・近藤さん”と協力した結果は……

2019年12月10日 By テレビマニア

　ゴングが鳴ると、さっそく剛は「じゃあ近藤さん、これ。これちょっと運んで」と、水樹に流木を手渡し。この間、光一は「パフォーマンスも（評価に）入ってるってことは、じゃあ俺がここで……」「踊ってればいいんでしょ？」と、メロディーを口ずさみながら一人で踊り始めた。お花を選別する剛は「とりあえずそれやっといて」と、苦笑い。残り3分の時点で、剛が器の中心に枝を立てた際、光一は「おっ！　ちょっといいよ！　スゴいよ、君たち！」と、声をかけて応援した。

　なおも光一が「これいいね！」と指をさして褒めたものの、剛が体当たりして“邪魔者”扱い。その勢いで吹っ飛んだ光一は「ちょっと～！」と不満げだったが、すぐに立ち直って「これどうする？　最終的に……」と、フォックスフェイスを持ってついに仲間入りした。「立てかける？」（光一）、「なんかうまいことやってくれ。頼んだぞ！」（剛）と任され、「たとえば、ここだったら全然意味はないでしょ？」と、ポジションを確認。別の作業に集中している剛＆水樹は光一の質問をスルーしたが、めげずに「これ意味ある？　ねぇ？　これいらないよね？　やっぱり！」「これいる！？　近藤さん」と、迫った。

　すると、水樹＆剛は少し面倒くさそうに「いい、いい！」とリアクション。しかし、本人は「でも、なんかなぁ……」とイマイチ納得していないようだった。こうして仕上げに奮闘していた時に流木が倒れてしまい、一同は大慌て。剛が冷静に組み立て直す間、水樹は「あ～！　ちょっと、ちょっと！」と、パニックになっていた。また、宮永氏いわく、「非常に流木使いがうまいチーム」のアリウムは流木を重ねたほか、一度器に花を生けてからのせるといった高度な技を披露。終了後、アリウムの作品を目にした剛は「ちょっと何、向こうの！？」「スゴいよね。俺が親やったら、これ見て泣いてるもん」と、衝撃を受けてしまった。

　一方、ブンブブーンチームが力を合わせて完成させたのは、2つの器に流木を這わせることで、一体感を生み出した作品。光一は「でも、“よく出来た”と思うよ。だって俺さ、ずっとこうやってて（踊ってて）さ、パって振り向いたら出来てたんだもん。スゴいよね」と、2人の労をねぎらった。続いて、「水樹さん的にここが良かったんじゃないかっての、どこ？」（光一）と問われた水樹は「やっぱりこの、枝がぶわぁって出てるとこ」と挙げつつ、「“宝箱が爆発”みたいな。ウワ～みたいな、ビックリ箱みたいなイメージで作りたくて」と、告白。剛が「最後、近藤さんがこれ（ツルニチニチソウ）足したのよね」と、制限時間ギリギリまでこだわっていたと教えれば、光一は「これいいよ！　これないと寂しいよね、やっぱ」と、感心した。

　ジャッジは、審査員2名がそれぞれ3ポイント、ブンブブーンスタッフ7名は持ち点1ポイントずつで採点。一斉に札を上げてもらうと、曽我部氏がアリウム、宮永氏はブンブブーンチームを選んでおり、スタッフの点数も合わせるとブンブブーンが5ポイントを獲得。これを上回る8ポイントをゲットしたアリウムの2人が勝利した。とはいえ、キンキと水樹は「でも、ちょっとビックリしたよ」（光一）、「頑張った方じゃない？」（剛）、「こんな接戦になるなんて」（水樹）、「ビックリしたよ。先生方が分かれた」（光一）と、アリウムの圧勝になると思っていた模様。

　ブンブブーンチームを推した宮永氏は「素晴らしいのは、空間がしっかり生かせてるというところですね。野バラのこのアーチがしっかりこう、上から下に流れてきて。そして、水樹さんが『宝箱』とおっしゃってたんですけど、まさにこの下に“宝箱があるよ”というところで、高級なランだったりとか、シンフォリカルポス（を飾っているスペース）、ここがホントに宝箱のように。ここがメインで、ほかはもう空間でしっかりここにフィーチャーされていて。で、最後のこれ（ツルニチニチソウ）がまた効きましたね。空間としては、とてもここに生きてて、またここにさらに垂れるというところのグリーンの景観が非常に美しく描かれています」と、作品の魅力を熱弁。

　加えて、「最終的にこれ（光一が手に取ったフォックスフェイス）が倒れそうになったんですけど、諦めずにここに入れたというのも、評価高いです。ないのとあるのでは、まったく違うんです。要は今、サンゴミズキと、このドラゴン柳の間にすっぽり空間が空いちゃう。でも、ここにしっかり芯となるフォックスフェイスが入ったことで、作品としては非常に一体感として素晴らしくなる」（宮永氏）と、光一のセンスを称賛。当人は「よかった。ホントにただ腰振ってるおっさんになっちゃうとこだったよね。危ねぇよ」と、安堵の表情を見せたのだった。

　ここで、堤アナが「そして、一応言っておきますと、お二方の同級生の方はアリウムチームの札を上げていたんですが……」と伝え、水樹は寂しげに「なんで？」と、ポツリ。同級生の女性スタッフは「スゴい、2人楽しそうで良かったんですけど……」と話し始めるも、すかさず光一が「『2人』って、俺もいるんだよ！　3人でしょ！」と、ツッコんだ。改めて、「3人、スゴい楽しそうだったんですけど」と前置きした上で、「高校生の子たちの、お花を触る所作とかがキレイで、そこに感動しました。ごめんね」（女性スタッフ）と、正直な感想を述べていた。

　まっとうな意見だけにキンキたちは反論できず、最後に水樹が「いや～、最高に楽しい時間でした！」と、満足げにコメント。「いろいろ勉強になったし。なんかこう、ライブ前とかにバッて生けて、（お客さんを）お出迎えとか。ライブ会場に」と新たなアイデアを口にし、キンキも「あ～、いいかもね」（剛）、「もうステージの上に置いておけばいいじゃん」（光一）と、同調。この日の対決でよほど感化されたのか、水樹は「“やってみたいな”と思って。（花いけ）続けたい」と、宣言したのだった。

アーカイブ