【KinKi Kidsのブンブブーン】京本政樹とソロキャンプを満喫！　堂本光一、『家なき子』での共演を回顧

2020年12月22日

　そして、一合ごとにパッキングされているお米を手にした京本が「これどうやって開けるんですか？　ハサミとかあるの？　ないの？」と確認すると、スタッフが「真ん中で折れるようになっています」と、教えた。「あっ、そうなんだ」（京本）と、開けようとした瞬間になんと米粒が勢いよく飛び出し、「おわっ！」と、大焦り。ハプニングを目の当たりにしたキンキは「ハッ！　ハッ！　ハッ！　ハッ！　そんなことある！？」（光一）、「ちょっと～！」（剛）、「ひどっ！　もう、ひどいわ！」（光一）と、ついつい笑ってしまっていた。京本の凡ミスを受けて、「これ折るんですね。あっ、こういう。便利！　あれ見て勉強できました」（剛）、「イェーイ！　よかったぁ～。やっぱ、人の失敗を見て学ぶよね」（光一）と、2人は無事に成功。結果的にお手本になった京本は、なぜか「でしょ？」と、得意げだった。

　その後は、お米を入れたクッカーに第一関節まで水を注ぎ、10分間の吸水タイムへ。一旦、休憩できるとあって、安堵した京本は「もうバッチリですよ」「キャンプって楽しい！」と、ハイテンションになっていた。吸水を待つ間、京本とキンキの出会いの話に。光一は、1994年公開の映画『家なき子』や、95年放送のドラマ『家なき子2』（日本テレビ系）で共演しているだけに、「一番最初にお会いしたのは、やっぱ僕は『家なき子』ですか？」と尋ねたが、「お2人は、もしかしたら忘れてるかもしれないけれども。僕がジャニーさん（ジャニー喜多川前社長）に誘われて、関西の番組にお邪魔した時に、『紹介したい2人がいるんだ』って言われて。それで、お2人がお茶持ってきてくれて」（京本）と、語り始めた。

　続けて、「『名前は？』って言ったら、『堂本です』『堂本です』。『兄弟なの？』って（聞き返すと）、『違います』。『あ～！』なんつって。その翌年ぐらいに、『家なき子』で」と、京本の記憶によれば、ジャニー氏を介してあいさつを済ませていたそうだ。さらに、京本が「あれ覚えてます？　だから、（『家なき子』で）サーカス小屋か何かのとこで撮影してる時に、光一くんが大阪弁の役で。大阪の少年の役で。そしたらカタコトの大阪弁使ってて。『なんとかでんねん』みたいな。『なんでちょっと変な大阪弁使ってんの？』って言ったら、台本がそう書いてあった。『なんとかでんねん』って書いてるの、そのまま読んでた。それで僕がその時にアドバイスで『いや全然、大阪人だから、自分の大阪弁使った方がいいよ』って」と振り返ると、光一も「もう、“そのままやんないといけない”って、思ってたんですね、そん時ね」と、懐かしんでいた。

　一方で作業に戻ると、水を十分に含ませたお米を強火で一気に加熱し、噴き出してきたら、すぐに弱火にして泡が出ている状態をキープするという。火加減を調節するのが重要とのことだったが、京本のクッカーのみ大量の煙に包まれており、光一は「京本さんの焦げ臭い！」と、指摘。恐る恐る試食した京本は「うわっ、かった……。本当に最悪な味に……。あーあ、もう！　今日ちょっと、もう一回最初から撮り直しませんか？　全部最初から」と、懇願した。対照的にキンキのお米は完璧に出来上がり、キャンプにもオススメの“ご飯に合う絶品缶詰”とともに堪能。

　3人とも、「深煮込みバターチキンカレー」（いなば食品）を選び、「旨い！」（光一）、「美味しい！　でもね、ご飯がちょっと固すぎる」（京本）、「やっぱり米がちゃんと炊けてるから美味しいな！」（剛）と、コメント。京本は「剛くん、ごめん。ちょっとご飯分けて……」と剛にご飯をシェアしてもらい、「うんまっ！　なにこの美味しさ！　ご飯変えたらさらに！」と、改めて感激していた。この様子を見た光一は「新品スプーン持ってきたんで、ちょっといいっすか」と剛のもとへ向かい、「いやもう、どんどん俺の米がどっか行っちゃうじゃない」（剛）と、ボソリ。自身の炊き方と違ったのか、光一は「えっ、めっちゃ旨いな、ご飯！　旨いね、このカレー！　旨い！」と、大絶賛した。

　最後に挑むのは、焚き火。ここでも、光一と剛の力を借りて火を起こせば、「いいですね、焚き火。やっぱり。あったか！」（剛）、「さすが！　素晴らしい」（京本）と、“まったりムード”になった。そして突如、「お2人、素晴らしいですよ」と切り出した京本は「何でもそうやってね、やりこなしていけるのがスゴいですよ。だから、伝えたいことってのは、そういうものをね、やはり“後輩たちにも見せてあげてください”って言ってたんですけど。まぁ、僕が見せてもらった……みたいな」と、キンキに感謝。

　これに対し、光一は「いやいや、そんなことないですよ。本当に若い、本当にただの子どもだった時にお世話になって。そこからやっと大人になって。で、気づけば事務所の中でも後輩の方が多くなって。それこそ、大我もそうですし、“後輩のために何ができるかな？”とかいうことも考えるようになって。なんかそうやって、伝承していくんですかね」と、感慨深げに話した。

　剛も「うーん」と真剣な表情で耳を傾けると、再び京本が「自分が今の歳になってくると、もう60代だからね。今の歳になってくると、その今言ってる、自分もそうされてきて。自分も30、40、50（代）とスゴくいい時があって。それで今は、60代を迎えて。その時に、うちの大我なんかが20代になって、突入して」と、しみじみ。

　さらに、「さっき言葉にも出てたけど、“繋いでいく”というのがスゴく、人生大切だなって思ってて。それで、大我もそうだし、SixTONESの連中、みんなそうですよ。みんな、キンキの歌が好きで、背中を一生懸命見てる姿を、僕なんかずっと見てきてるから。これからも良き先輩としてね、背中を見せてほしいな～なんて話をしつつ、今日スゴく背中を見せてもらったな」と、2人への熱い思いを打ち明けていた。

　エンディングでは、この日のロケについて光一が「スゴいたくさんいい話もいただいたんですけど、一番僕の中で今日の京本さん、印象に残ってるの、米をぶちまけたところ……」とイジるも、本人は「えっ、ちょっと待ってください。あの～……そんなとこありましたっけ？」と、素知らぬ顔。すかさず剛は「『パーン』って音、聞こえましたから！」と、ツッコんでいたのだった。

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