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【KinKi Kidsのブンブブーン】「いい光景」「愛のある部屋だった」……堂本光一、ジャニー氏の病室での思い出を語る



 KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛がゲストのリクエストに応えるバラエティ『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。3月21日のオンエアーには俳優・中川大志が出演し、3人で「よく飛ぶ紙ヒコーキ」作りを楽しんだ。

 この日の『ブンブブーン』は、東京・江東区の「ゴールドジム 東陽町スーパーセンター」で撮影スタート。学校の体育館のような施設だったが、「今日は何をしたいんですか?」(剛)と問われた中川は「よく飛ぶ紙ヒコーキを作りたいです!」と、希望を伝えた。ところが、キンキの反応はというと、「なるほど。まぁ、そうですね……」(剛)、「地味だな」(光一)、「これ自然なリアクションですよ」(剛)と、イマイチ。続けて、光一は「俺、つい最近、初めて鶴を折れるようになったからね」と切り出し、剛が「あぁ、ジャニーさんの病室でな」と、笑顔を見せた。

 ジャニーズ事務所の前社長・ジャニー喜多川氏は昨年6月18日に自宅で倒れて救急搬送され、病院に入院。所属タレントたちは、ジャニー氏の回復を願い、病室で千羽鶴を折っていたとか。2人は「ジャニーさんの病室で、初めて鶴折って」(光一)、「めっちゃ折ってたわ」「確かに鶴、昔折ってたけど忘れてんのよね」(剛)、「俺、初めて折ったよ。いやぁ~、あれもいい光景だったよ。たくさんタレントがさ、みんな黙々と(鶴を折っていた)。愛のある部屋だったよ」(光一)と、病室での出来事を穏やかな表情で振り返った。

 本題に戻り、剛が「そもそもなぜ(紙ヒコーキ)なの?」と掘り下げると、中川は「結構、子どもの頃から紙ヒコーキ折ったりしなかったですか? 僕、結構好きで。大人になってからも、仕事の合間とかで折って、スタジオの廊下で飛ばしてみたりとか。大人になった今、改めて本気を出して、飛ばしてみたいですね」と、回答。剛がようやく「まぁそれは確かに、番組でやった方がいいです。プライベートでそれはやらない方がいいです」と企画趣旨を受け入れ、中川は「ありがとうございます!」と、お礼の言葉を述べていた。そこで今回は、よく飛ぶ紙ヒコーキについて研究している専門家で、「折り紙ヒコーキ協会」の事務局長・藤原宣明氏がサポート役として登場。

 藤原氏は、つい先日も日本航空のパイロット、客室乗務員、整備士らに紙ヒコーキの折り方を指導したといい、「やっぱり自分が操縦したり、整備したりしてるので、ハマってしまうというか」「飛ぶ原理というのは、紙ヒコーキであろうと、本当の飛行機であろうと、一緒なんですよ」と、解説。この話を聞いた3人は「それを考えて折ったことないなぁ~」(光一)、「確かにそうですね」(中川)、「うん」(剛)と、これまでは何の気なしに紙ヒコーキを作っていたことを口にした。

 まずは、それぞれオリジナルの紙ヒコーキを製作。中川は「僕、お婆ちゃんに教わったんですよね。折り方を。小学生ぐらいの時に」と明かしつつ、丁寧に折り目をつけて、ひし形のシャープな機体を仕上げた。「こんなん折ってたような気ぃすんな」とつぶやいた剛の場合は、宇宙船にも見える独特な形の個性派紙ヒコーキが完成。最後の光一は、なかなか手を動かさずに「飛行機は、まずなぜ飛ぶのか? 考えてみましょう。翼の上と下の空気の流れ、これが剥離しないように。で、上の空気の流れが速く流れた方がいいワケだ」と語り出し、思わず剛が「あいつ、うるさいな」と、漏らしたほど。

 藤原氏が「理論的にはそうです」と肯定すれば、「これ全部ね、別に飛行機の知識じゃなくて、F1(フォーミュラ1)の知識だから」と、得意げな光一。すでに予想していた剛が、ほぼ同じタイミングで「F1やろ!」とツッコむも、「それを考えるとだよ。でもさ、断面が……」と光一の勢いは止まらず、「折りましょ」(中川)、「全然折らへん、あいつ!」(剛)と、呆れられていた。だが、結局は「ホントに子どもの頃に教わったのを折ろう」と、先ほどのうんちくとはまったく関係ない、細長くてスタイリッシュな紙ヒコーキが誕生。

 誰の飛行機が一番飛ぶのかを比較すべく、最初に中川が挑戦してみると、「8m10cm」を記録した。次の剛は大きく振りかぶって紙ヒコーキを前に飛ばしたはずが、なんと目の前で着地。「アホみたいに飛ばんかったやん」(光一)、「全然アカンかったわ」(剛)と驚き、番組スタッフが「ただ今の記録、『80cm』です」と告げた際は、周囲が笑いに包まれた。ラストの光一の紙ヒコーキは、ストレートに伸び、中川も「おっ!」と、好記録に期待。注目の計測が終わると、スタッフが「ただ今の記録、『40cm』です」と発表し、すぐさま光一は「嘘だ! おい、ちょっと待て!」と、着地ポイントへダッシュした。実際は「10m40cm」と確認した上で、光一は「ビックリするわ~!」と、安堵。

 その後、藤原氏が自ら研究を重ねた“今一番飛ぶ紙ヒコーキ”の「エアーキングG」でお手本を披露すると、30m先の壁に激突。飛距離は測定不能となり、「これが紙ヒコーキです」と、本物の力をアピールした。剛が「先生、これは何ですか?」と自分の紙ヒコーキについて意見を求めれば、「それは“ただの紙くず”」(藤原氏)と、バッサリ。試しに藤原氏が剛の紙ヒコーキを投げた時は「-3m20cm」と、不名誉な新記録をマークしていた。一方、藤原氏は紙ヒコーキが飛ぶための条件に関して、「真ん中より前に重心がないと、紙ヒコーキは飛びません」「ただ、重たいから、普通こう(地面に向かって)スーっと落ちていくんですね。そこでどうしてやるかって言ったら、翼の後ろ。この部分、『昇降舵』と言って、本当の飛行機もあるんですけど。これをわずかにちょっと捻って、上に」と、指南。[続きを読む]