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【KinKi Kidsのブンブブーン】ダチョウ倶楽部と柴又で寅さんロケ地巡り! 光一&剛、“キス芸”の「面白いパターン」を生み出す



 1月25日放送のバラエティ『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)に、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵がゲスト出演。KinKi Kids・堂本光一&堂本剛とともに、上島にとって特別な場所である柴又(東京・葛飾区)でロケを行った。

 冒頭は進行役の剛が「本日はですね、『柴又帝釈天』さんでオープニングでございます。あの有名映画にちなんだ企画ということらしく。さっそくご紹介します。ダチョウ倶楽部の皆さんです」と呼び込み、まずは肥後&寺門が登場。続けて、映画『男はつらいよ』で故・渥美清が演じた主人公・車寅次郎(通称“寅さん”)風の衣装を身にまとった上島がカメラ前に現れた。そして、すっかり寅さんになりきっている上島は「いやいや、皆さん! 今日は朝からどうもご苦労さんでございます。私、生まれも育ちも葛飾・柴又です。姓は車。名は寅次郎。人呼んで“フーテンの寅”と発しやす」と、定番のあいさつを披露。

 当人は「似合ってるでしょ?」とゴキゲンながら、気温6度にも関わらず足元は雪駄だっただけに、「裸足は絶対風邪ひきますよ」と指摘する剛。それでも、「違う、違う。もうこの熱さが。寅さん好きの熱さが。寒くない。全然!」(上島)と強がっていたが、直後に「ヘックシュン!」とくしゃみをして笑いを誘い、「昭和! 昭和のお笑い!」(寺門)と、ツッコまれていた。そんなダチョウ倶楽部は2015年6月14日放送回に出ていたが、この時は肥後と寺門の願いを叶えたのみで、上島の分は時間が足りずに撮影が終了。そこで、今回は『男はつらいよ』ファンの上島が同作の魅力をたっぷり語るという趣旨だとか。

 1969年に第1作が上映された『男はつらいよ』は、老若男女に愛された国民的大人気映画。物語は、主人公・寅次郎がおよそ20年ぶりに故郷である葛飾に戻ってきたところから始まり、腹違いの妹・さくら(倍賞千恵子)たちが集まる実家の団子屋「くるまや」を中心とした柴又での騒動や、日本各地で出会ったマドンナとの恋愛模様を描いた人情喜劇。昨年12月には、22年ぶりの新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』も公開され、大きな話題となった。

 最初にキンキとダチョウ倶楽部は柴又の商店街を探索。上島が「この商店街はな、寅さんの実家がある縁の商店街」とガイドしていると、『男はつらいよ』に詳しくない様子の光一は「えっ? 寅さんって、実際にいらっしゃった方なんですか?」と、質問した。上島は「いるワケないだろ!」と声を荒げ、「ここに旅を終えて……」(上島)、「設定でここに実家があったってことですか?」(光一)、「実家があった」(上島)、「実際にここで撮影も行われてたんですか?」(光一)、「行われてたんです。で、寅さんがここ帰ってきて、団子屋さんに入ったら、(神奈川県の)大船の撮影所になる」(上島)と話した通り、店内は松竹大船撮影所のセットに切り替わっていたそう。

 そのうち、「さぁ、そこで出ました。この『高木屋』さん」と、団子屋「高木屋老舗」の前で足を止めた上島。「どうもご苦労さん。帰ってきたよ。あぁ、女将さん、どうも! 寅でございます」と、親しげに女将さんに話しかけ、キンキたちに向けて「この『高木屋』さんは、スタッフの方とか、出演者の方の控室になってたんです」と、説明した。こちらは、寅さんの実家「くるまや」のモデルの1つになったお店でもあるといい、「予約席」の札が置かれているテーブルも存在。上島が「これはね、寅さんがいつも座ってた席だから、予約席」と教えると、女将さんが「そうなんです。“寅さん、帰ってきて”っていう、永久の予約席です。渥美さん(の席)はここです」と、補足した。

 剛が「せっかくだから、上島さん……」と渥美の指定席に座るよう促すも、「いや俺、渥美さんの座るところはちょっと……」と、遠慮。ところが、なぜか剛が「いやいや、せっかくだから座ったらいいじゃないですか」と言いつつあっさりと着席したため、「おい、おい、おい、おい! 違うだろ。お前、違うだろ」(上島)と、大慌てだった。しかし、上島自身はなおも「せっかくなんだけど、俺もさ、そんな生意気に、渥美さんの座ってるところは……」と躊躇しており、今度は光一が「せっかくだから……」と、問題の席へ。上島は「おい、おい、おい、おい」「俺が否定するってことは、違う方向があるだろ」と、厳しい視線を送った。

 これを受け、肥後が「よろしいですか? 1回だけ! まだやってないんで」と割って入り、ダチョウ倶楽部定番の「じゃあ、俺がやるよ!」「どうぞどうぞ」の流れに発展。お決まりのパターンで無事に席を譲ってもらった上島は「じゃあ、俺が座る」と、結局は満足げな表情を見せていたのだった。こうして全員が席に着くと、上島は「ホント、ここも何回か来させてもらってるんだけど。団子だけは食べてもらいたい。みんな団子食わない? 今日は寒いじゃん。お茶とね」と、「高木屋」の名物である「草だんご」(食べ歩き用で1本176円)をオーダー。

 この瞬間、剛が「ピー」と笛を吹き、「はい、ストップです。上島さんが『男はつらいよ』大ファンで、『詳しいよ』とおっしゃってるけれども。(『ブンブブーン』)スタッフがちょっと疑ってるんですよ」「ちょっとここで、『男はつらいよ』クイズ、これ開催したい」と、アナウンス。上島は「あれだけ取材しただろ」とスタッフへの嫌味を漏らした上で、「いいけど……」と、クイズの挑戦を快諾した。番組では「葛飾柴又寅さん記念館」の横山秀一郎さん監修の「寅さん名言クイズ」を作成。“ファンなら知っていて当たり前”の内容だが、外れた場合はビリビリマシーンの罰ゲームが課せられる。[続きを読む]