【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMPがロケで「エヴァンゲリオン作戦」にチャレンジするも……衝撃展開に動揺

2017年11月23日

　ここで、番組はスタジオトークを挟み、山田涼介が「お弁当もね、食べさせてくれたじゃない」と振り返ると、知念は「ビックリしたよね、急に。ただでさえ食レポできないのにさ、食べてないものを……。『美味しい』しか出てこない。ワードが『美味しい』しかない」と、本音をポロリ。薮は「めちゃめちゃ純粋よね」と、ネオくんの素直な性格を褒めた。このVTRの時点でネオくんは練習に消極的だったが、有岡はメンバーに「（これから始まる）作戦の内容っていうのが、ズバリ『自転車に乗れたらエヴァンゲリオンのパイロットになれるよ』っていう」と、改めてアナウンス。

　加えて、「ただね、ちょっと予想外の展開というか。その作戦がこう……まぁ、成功なのか？　失敗？」（有岡）、「かなり壮大なドラマがね……」（薮）と含みを持った言い方をする2人に、中島裕翔は「大丈夫かな？　怖いな～」と、不安を漏らした。そしてVTRに戻り、知念から要請を受けた有岡＆薮が「エヴァンゲリオン作戦」を実行。まずは自転車に乗った少年がネオくんの前を通り過ぎた後、大人の男性が近づき、「自転車乗るの上手だね。私はネルフに勤めてる者なんだが、エヴァンゲリオンのパイロットを探してるんだ」と、声がけ。

　会話を聞いたネオくんが「えっ！？」と驚いていると、目の前で「キミなら、ファーストチルドレンになれそうだ。一緒に行かないか？」（男性）、「うん行く！」（少年）とあっという間に話が進み、最後には“ネルフ勤務”の男性が「セカンドチルドレンも探してるんだよ。自転車乗れる子いないかな～」と、あえて聞こえるようにつぶやいた。すると、この“やる気復活作戦”が効いたのか、自転車へと戻ったネオくんは「エヴァンゲリオン、弐号機発進！」と、ハイテンション。ロケバスでモニタリングするJUMPは「笑っちゃいけないのに……」（薮）、「気持ちが入ってるから」（有岡）と、ネオくんの行動に思わず笑ってしまっていた。

　さらに、先ほどの作戦でスイッチが入ったネオくんは“エヴァンゲリオンモード”がなおも続き、『エヴァンゲリオン』の主題歌である「残酷な天使のテーゼ」を歌い出したかと思えば、主人公・碇シンジの有名なセリフ「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ！」「動け！　動け！　動け！　動け！」までモノマネするように。練習再開から1時間となった頃、「ペダルを、高いところ。もうちょっと高いところ。そうそう、そこぐらいからグッと（進む）」（知念）と教わったネオくんは、ようやく第1段階をクリアした。

　あとは、両足をペダルにのせて完全に走行できればJUMPの任務は終了となるが、慣れない両足漕ぎに転倒を繰り返すネオくん。「ゴメン。何回も倒れちゃってるけど、妖精さんは大丈夫なの？」とお守りに温かい言葉をかけた場面で、知念は「ありがとうね、気を使ってくれて」と、お礼した。その流れで「1回ゆっくり休もうよ」（知念）と提案したものの、ネオくんは「楽しいし、大丈夫！」と断言し、練習開始から2時間半が経過。

　知念は“なんとか自転車に乗れるようになってもらいたい”という思いから、必死に「頑張れ！　いけっ！　そう、そう、そう、そう！　その感じ、その感じ！」と、声で背中を押し続けた。徐々にネオくんは両足でペダルを漕ぐ行為にも慣れ、練習開始後3時間半のタイミングで14秒もの走行に成功。今回の黒子企画も終了……かと思われたが、ネオくんはお母さんに対して「見てないし」「こっち（ネルフ）だよ」と文句を言うなど、なんとここへ来てエキストラの男性を探し始めてしまったのだ。

　JUMPの3人が予想外の展開に「あっ、ネルフの人か！　どうしよう……」（有岡）と困惑する一方、ネオくんは「どっか行っちゃったのかな……」と、真面目に捜索。「はぁ……。じゃあ、僕はエヴァンゲリオンの人になれないんだ……」とすっかり落ち込んでしまったため、“このまま子どもの夢を壊すワケにいかない”と判断した番組サイドは、ネルフのスカウト役の男性を再びネオくんのもとへ投入した。男性の姿に気づいたネオくんは「あ、あの人来た！」「ヤバイ、ヤバイ、チャンス！　チャンス！」と大慌てで準備し、今度は最初の記録を上回る15秒もの走行を披露。

　この後、薮はアニメの設定をそのまま使用して「『エヴァンゲリオンは中学生からしか乗れない』っていう説明してあげてください」と、男性に指示。そして、ネオくんに歩み寄った“ネルフの人”が「（自転車）上手になったね。さっきよりスゴく上手になってたよ！　これだけずっと頑張ってたら、中学生になったらまた迎えに来るから！　エヴァンゲリオンに乗るのには、中学生にならないと乗れないんだよ」と、言い聞かせた。これに対し、ネオくんは「うん、（主人公の）シンジくんとか中学生になってるから……」と従順に受け入れ、「そうだね。だから頑張って。中学生まで待ってるから、オジサン。頑張って練習してね」（男性）、「分かった！」（ネオくん）と納得したところで、有岡も「よし、良かった！」と、ガッツポーズで円満解決を喜んだ。

　最後に、知念は1人になったネオくんに「今日1日さ、よく自転車の練習頑張ったね。じゃあ、これからもちゃんとさ、練習してくれる？」と、お願い。「これからも喋ってくれんの？」（ネオくん）と聞かれ、「実はね……。今日、ネオくんが1日頑張って自転車乗れるようになったから……。僕は、次は違う自転車乗れない子に教えに行かなきゃいけないんだ。だから、遠くからだけど、これからもネオくんのこと見守ってるから。ずっとネオくんが自転車乗るの頑張ってくれたら嬉しいな」（知念）と、語りかけた。

　ネオくんは「うん……」と返事しつつ涙を流し、「大丈夫？　1人でできるか？　ネオくんは強い子だから、大丈夫だよ」と、励ます知念。別れを惜しみながも、ネオくんは「ありがとう、リンリン……」「またいつか、会おうね。バイバイ」と、別れの言葉を振り絞った。こうして、「自転車の練習を続ける」と“指切りげんまん”で約束した2人。後日、お母さんから送られてきた写真には、お守りを抱いて眠るネオくんの姿があった。

　VTR終了後のスタジオで、メンバーは「うーん」（知念）、「めちゃめちゃドラマあるね、これ」（中島）と、感激の面持ち。岡本圭人が「この映像、絶対ネオくんに見せられないよね」と口走ると、伊野尾慧は『新世紀エヴァンゲリオン』の監督を務める庵野秀明氏には「ちょっと見てもらいたいね」と発案し、有岡が「ホント見てもらいたいよ！」と、食い気味に反応。また、伊野尾が「設定作り込むのはいいんだけどさ、作り込まれ過ぎると問題がね」と作戦の反省点を述べた時には、有岡が「そうなのよ。だって、自転車乗れるようになった後、お母さんに『中学生になったら、僕ネルフ行くから。しばらく会えなくなる』」と、言っていたことを報告。一同からは「早い、早い！」と、ツッコミの声が飛んでいた。

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