【KinKi Kidsのブンブブーン】三宅裕司と「4時から銀座でハシゴ酒」！　堂本光一＆堂本剛、“のどぐろ”で通じ合う!?

2018年5月15日

　2軒目は新橋演舞場から徒歩7分、2月にオープンしたばかりの「のどぐろ専門銀座中俣はなれ」。お店の前で剛が「あの高級魚、のどぐろの専門店です」と案内した瞬間、2人は「専門店！？」（三宅）、「これはヤバいぞ！」（光一）と、早くも期待を募らせた。のどぐろは別名「赤むつ」と呼ばれ、“日本海の宝石”と称されている高級魚。同店は500g以上、長崎産のものを仕入れているそうだ。お店の大将・中俣伸輔さんは「のどぐろはですね、だいたい深海200ｍから300mのところに生息しているんですけれども。こちらののどぐろは主に、エビですとかカニを食べて育つのどぐろです。なので、身に甘味ですとか、脂がスゴく詰まっている、美味しいのどぐろなんですね」と、解説した。

　3人がいただくのは「のどぐろ極コース1万円（7品）」で、1人につきおよそ2匹分を使った“のどぐろ三昧”の料理になるとのこと。剛が「じゃあこれは、あれですね。“自分にご褒美か”みたいな時にちょっとパッと来て……」と提案すると、「（公演が半分終わった）中日とかね。いいね」（三宅）、「違う日はあそこ（干物のお店）に。さっきの」（光一）、「いいですね！」（三宅）と、予定を立てて盛り上がった。

　これまで、舞台終了後は希望の午後4時開店のお店に出会えていなかったと話す三宅。何度か5時オープンの飲食店に通い、「もうちょっと早く（開けて）」と、交渉するしかなかったという。「3時に（公演が）終わって、5時まで（待つ）っていうと、ちょっと冷めちゃうんだよね、気持ちが。それはやっぱり、何とか……。メイク落として、着替えて、ちょうど4時がいいんだよね」と、改めてお店選びのポイントを語った。

　イチ押しのお酒は、同店オリジナルの「桐野の芋焼酎　ソーダ割り」（780円）。一口飲んだ剛が「あ～、美味しい！　これまだ、まだのどぐろいただいてないですけど、のどぐろのその……脂の乗ったお魚、合いますね」と断言した横で、ほろ酔いの三宅も「合いますね！　もう食べなくても大丈夫だね」と、賛同した。1品目は「お刺身」で、食感の違いを楽しめるよう、のどぐろは薄造りと厚切りの2種類が用意されていた。「溶けますねぇ～」（剛）、「スゴい脂乗ってるね」（三宅）、「スゴい！」（光一）、「めちゃくちゃ旨いやん」（剛）、「笑いが出るよ、ホンマに！」（光一）と、ついつい笑みがこぼれたほど。

　続いての「塩焼き」は箸を入れると甘い脂が滴り、またしても「脂が上品だからしつこくないよね」（三宅）、「これはちょっと驚きやなぁ～」（剛）と、驚愕した。光一が「（お酒に）めっちゃ合う！」と発言すれば、剛は「ホンマや。なんか焼酎のクーンって匂いがさ、鼻にくんねんけどさ、こっち甘いのあるからさ……もう幸せだよね」と、満足顔。「それ（お酒とのどぐろは）融合しないんだ？」（三宅）と聞かれ、「融合、一瞬するんですけど、“ふわ～”」（剛）と表現した時には、光一が「でも、言うてること分かる！　普段言うてること分からへんけど、今日は分かった！」と、興奮気味に共感した。

　これを受け、剛が「やろ？　今日はいいこと言うたよ」と誇らしげに返すと、「今日は分かったよ。幸せだもん」と、喜びをにじませる光一。テンションが上がって「もう今、手たたきたいもんね。『幸せなら手をたたこう』っていうやん。“そんな時ある！？”と思うたけど、今やわ！」（剛）とコメントが止まらず、「普段、お前の言うてること分からへんけど、今日はめっちゃ分かるよ！」と再び同意した光一に、思わず三宅は「普段どんな会話してるんだ、2人で」と、驚きの声を上げた。

　次は、新鮮なのどぐろのあらを5時間煮込んでとった出汁で食べるしゃぶしゃぶ。3秒程度“しゃぶしゃぶ”すると半生状態になるが、光一は「ちょっと、肉の味したんですけど！」と正直な印象を伝え、中俣さんも「よくお客様に言われますね。『肉みたいだ』って、よく言われますね」と、報告した。三宅＆剛からは疑いの眼差しを向けられたものの、光一は「ほら！　ですよね？」「牛肉っぽい味が、ちょっとふと……」と、訴えた。

　そして、コースの“シメ”はのどぐろを1匹まるごと使って炊き上げた「土鍋ご飯」。贅沢な一品に感嘆の声が漏れた直後、剛が「ちょっと1つ残念なお知らせです」と口火を切り、「あの～、実はですね……。このお店なんですけど……5時オープンです！」と、衝撃的な情報を発表した。その瞬間、三宅は「ちょっと待ってよ！　それ、『残念なお知らせ』っていうかさ、根本的に違うじゃん！　最初から。ねぇ！　最初のフリは何だったの？」と、自身の要望と異なるお店をチョイスした番組側を非難。

　剛はスタッフの気持ちを代弁して「どうしてもこの、美味しいのどぐろを食べてほしい」となだめたが、三宅は「それは分かるよ。“新橋演舞場近くの美味しい店”っていうテーマならいいよ。最初言ったでしょ？　3時に（公演が）終わって、“4時からやってる美味しいお店”だから。そこが最初のフリだから！　　それを何？　『残念なお知らせ』って」と、ご立腹。「じゃあさ、責任持って2人でさ、交渉してよ。“4時から何とかならないか？”と。そうすると、番組としては最高の終わり方になるんじゃない？」と無茶ブリした後、結局は自ら「どうですかね？　4時（開店）っていうのは？」と、中俣さんにお伺いを立てた。

　しかし、中俣さんは「毎朝、築地に仕入れに行っておりまして。そこから、だいたい5時間ぐらいかけて、お出汁をコトコトとるんですね」と事情を打ち明け、「その1時間も大きい？」（光一）との問いにも、「そうです。そこで味が決まってくるというか……」（中俣さん）と、吐露。剛が「なので代わりに言いますけど、無理です！」と総括し、同店の魅力を実感している三宅は「はい、分かりました！　それはね、味のためだったら仕方ないよ」と、すんなり引き下がった。

　暗い話はそこそこに、ラストの「土鍋ご飯」を試食。キンキは「うわ～！　やわ」（光一）、「あっ、めっちゃ旨いわ！」（剛）と仰天してしまい、あまりの美味しさに剛は「いやぁ～」と力が抜け、三宅も「はぁ～」と、一息。「ちょっとあの～、こんなエンディング……3人がちょっとこう、ため息交じりに喋るようになるとは、ちょっと僕、想像してなかったんですけど」（剛）、「美味しさでぐったりするって初めて」（三宅）、「ホントに、ホントに」（光一）と3人とも、のどぐろの味に骨抜きにされた様子だった。

　さらに、「たとえば、温泉の後とか、ちょっと“ふわ～”ってなるやん。あれやねん」（剛）とイメージを明かした途端、光一は「そうそう！　普段何言ってるか分かんないけど、今日スゴく分かるよ！」と寄り添ったが、剛は「何回言うねん、お前。何回言うねん！」と、呆れ返る始末。「脱力してるところではありますけれども、最後に告知をもう一度」（剛）と促し、三宅が『熱海五郎一座』を宣伝した。すると、告知ポスターの横から「ひょっこりはん！」と顔を出した光一は「やっとできた～！　やっとできたよ～！　ひょっこりはん」と、ご満悦の表情。暴走する相方とは対照的に、剛は「何でやりたいねん、ひょっこりはん」と、ユル～いツッコミを入れていた。

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