【KinKi Kidsのブンブブーン】堂本光一＆堂本剛が三谷幸喜とLEGOの「デス・スター」を作る！　“噛み合わない”三谷＆剛に光一も呆れ顔？

2018年2月19日

　再びキンキ＆三谷部屋の映像に戻り、「さぁ！　じゃあ始めるよ！　まず、これ。これにこれをつけます」（三谷）と命令が出るも、光一は「それがないんですよ、すでに……」と、必要なパーツが見つけられずにいた。しかし、「濃いグレー」という特徴を頼りに「これや！」（光一）と見つけると、三谷は「ほらっ！　さっきの言葉、思い出してください。LEGOは裏切らない」と、満足げ。この調子で、次のパーツを探し始めたキンキに、三谷は「ちょっと待って。みんな聞いてくれる？」と声をかけ、設計図には使用するパーツも示されている点を教え、「あ～、なるほど！」（剛）、「それをピックアップすりゃええ」（光一）と、効率が上がった。

　またしても光一がパーツを発見できずにいるシーンで、三谷は「ホントになくてね……。“LEGOの本社に電話しようか”と思ったことも、何度もありますよ。でもね、絶対ある」と、自身の経験を踏まえて力説。光一が無事にお目当てのパーツを見つければ、三谷は剛にも「ほら！　LEGOは裏切らないんだよ」と、ささやいた。1列完成した時、剛は「これ、たぶんね……。このまんまパッパッパッて行った方が、絶対（良い）」と作業を続け、「この達成感！　達成感味わおうよ！」と述べる三谷に対し、「達成感味わってたら終わりませんよ！」と、一蹴。

　三谷が「そういうことじゃないんだよな……」とこぼしたため、「三谷さんが不満足らしいよ」（光一）と伝えられたものの、剛は作業を続行。そんな剛の手元から目を離さず、何か言いたげな三谷に、「ちょっと待って。1回座ったら落ち着きません？」「めっちゃ汗かいてますやん」（剛）と、告げた。三谷が上着を脱いでいる間、キンキの2人は「これ難しいよ」（剛）、「えっ？　つけて、それ。つけたらこの車輪つけるよ」（光一）、「なんかね、『捻れ』ってなってるよね、説明書に……。これどういうこと？」（剛）といった会話を弾ませつつ、次の工程へ。

　ところが、席に戻った三谷は作業を確認するや否や、「いやいや、ちょっ……。違うって！」と、ピシャリ。剛は軽く「えっ？」と聞き返し、そんな相方と三谷の温度差に、光一は「ホントまとまりねぇな！」と、呆れ声を上げた。思い通りにできない三谷が「なんかあんま楽しくないんだよなぁ……」とボヤくと、剛は「早く行かないと」と、主張。三谷が指示を出そうとしたタイミングでは、「これ僕作ったから」（光一）と、すでに作業が済んでおり、剛も「できた」と、アッサリ。

　三谷は「ちょっと！　次に行く前に、ここまでできた、この……。これを噛み締めるんですよ」と訴えたが、剛は「俺、（昔から）こんなんでLEGO作らへんかったな。めっちゃ“感覚”で作ったからなぁ」と、回顧。「これがあのデス・スターのどこに、どうなっていくのか。その想像をしましょうよ」（三谷）と誘われても、「どっかにどうなるんですよ、それは」（剛）と、ボソリ。さらに、「三谷さん、あの……。衝撃的なこと言っていいですか？　もう（残り）1時間しかないですからね！　こんなんね、噛み締めてたらダメですよ」（剛）と、50分が経過しているにも関わらず、デス・スターの形も見えない現状を突きつけた。

　スタートして1時間が過ぎる頃には、光一が「こんな楽しいんや、LEGOって」とLEGOの魅力に気づき、「こうやって“設計図通りにきちんと作る面白さ”って……」（三谷）、「そうね。プラモデルはスゴいやってたんで。似た感覚ですよね」（光一）などと、共感が生まれた。打って変わって、“設計図に忠実に作る”と信念を持つ三谷の隣で、“感覚派”の剛がパーツを見つけられずにいた瞬間、三谷が発見。「あれっ！？　スッゲー。ありましたね」（剛）との言葉に、三谷は「絶対（パーツが）ないことはないんですよ。僕の経験上。LEGOは裏切らない。ホント口酸っぱく言いますけど、LEGOは裏切らないです」と繰り返し、剛は「分かりました」と、事務的に受け流した。

　ちなみに、東大LEGO部は同じ作業時間で、半分近く制作していたが、キンキ＆三谷はまだ土台の途中だった上に、設計図も7ページ目の作業に入ったばかりだった。ここで、光一が部品を力任せにはめようとし、飛ばして落下させてしまったことで、「おいおい！」（剛）、「最悪や！」（光一）、「ちょっと待って、変な音した」（剛）と、ザワつく場面も。部品の無事を確かめ、「良かった……。“ぶっ壊れたか”と思った」（光一）、「やめてくれよ、ホンマ……。そんなLEGOごときで解散とか嫌やで」（剛）と、コンビの危機を免れたキンキだった。

　地道な作業の積み重ねで、なんとなく形ができてくると、光一は「これちょっと嬉しいな」と満足感を抱き、剛も部品の完成度を実感して「気持ちいい」と、ニッコリ。光一は、できあがったもの同士をジョイントして「オイシイとこやらせてもらった～」と感激し、剛も「ハマったやん」と、思わず拍手。9ページに到達した段階だが、三谷は「もう、あとはできたも同然ですよ」と、2人の背中を押した。

　10ページ以降の作業には、「ここからちょっとしょうもないヤツやな……」（剛）と、テンションが下がりかけたものの、「でも、これが土台となるとこよ。大事、大事」（光一）と、前向きに発言。ここまでで1時間35分経っているが、東大LEGO部は同じ時間にして、完成形が見えるレベルに仕上がっていたとのこと。一方、やっとLEGOの扱いに慣れてきたキンキは、分業しつつ、共同作業時には「ウェ～！　楽しい！」（光一）、「こういけばいいってことか」（剛）などと声がけしながら集中。設計図と手元のパーツを照らし合わせ、「ここ1個空けて入ればいいってことやな」（剛）、「こっちは1個空けでいいの。こっちは2個空けになんの」（光一）と、息もピッタリ。

　休憩していた三谷が戻ってくると、キンキ間では「三谷さんがいなくなってからスゴいはかどってる」（光一）、「はかどってんな」（剛）と、呼応。三谷は「僕は僕で今、地味な仕事でみんなをカバーしてるんだよ。これ（パーツ）は今、僕が見つけたんだよ」とアピールし、3人のコンビネーションで円形の土台が完成した。1時間55分かけて設計図の13ページに進んだところで、無念のタイムアップ。剛は「2時間でここまでですか……。全然、思ってたより進まへん」と、不満げだったが、三谷は「そんなことないでしょ。（2時間だと）これくらいですよ」と、励ました。

　また、光一が「今回のロケ自体は、どうなんでしょう？　これで正解だったのか……。正解、不正解、ちょっとよく分かんないですけど」と尋ねると、三谷は「ちょっと番組としては分かんないですけど、僕としては大正解でしょう！」と、言い切った。ゲストの判断に、キンキは「だったらば、もう」（剛）、「だったら良かったですけどね」（光一）と結論づけ、三谷の「とても楽しかったですね」との感想にも、「楽しかったですね」（光一）と、同調。とはいえ、剛が「ここで終わってしまう屈辱感」と口にすると、光一も「ねっ！　悔しいね」と、暗い表情に。

　その後、剛が「“ちょっと完成形が見たかったな”って今、言おうと思ったら、怖いですね。番組で作ったんですか？」と、スタッフが提示した「“完成しない”と思ったので完成品作っておきました」というお知らせに気づいて目を丸くし、光一からは「料理番組か！」と、ツッコミも。東大LEGO部が作り上げたデス・スターがお披露目され、間近で観察した3人は、自分たちも作っていた部品を見つけて「あ～！　あるある！」（三谷）、「吊られてる！」（光一＆剛）と、嬉しそう。さらに、東大LEGO部・藤本和平さんから、キンキと三谷がギリギリで完成させた円形の土台は「一番下の、地面に接するところ」に使われていると教わり、3人で「え～！？」と、絶叫。剛は「俺ら、ここ（ができただけで）感動してたん？」と、ガッカリした。

　藤本さんが「3人で協力して、3時間弱で」と明かしたように、東大LEGO部は2時間40分でデス・スターを完成させたといい、「え～！？　嘘でしょ？」（光一）と、驚きの連続。藤本さんが内部を解説する間も、3人は興奮を抑えきれない様子で、可動部分を触らせてもらって大ハシャギ。そして、LEGOで作られたデス・スターのクオリティの高さに、「これはスゲーや、子どものおもちゃじゃないね、もう。もはや」（光一）、「もう大人のおもちゃになる」（剛）と、“おもちゃ”の概念を覆されるキンキだった。

　終盤には、三谷が脚本と演出を手がける舞台『江戸は燃えているか』（東京・新橋演舞場、3月3日～26日）を告知。剛が「中村獅童さん……」と出演者の話に触れた時、キンキと同じジャニーズ事務所のTOKIO・松岡昌宏の名前に気づき、「そうそうたるメンバーですね」（光一）と、コメント。三谷は「コメディです」とPRし、これには剛が「楽しそうですね～」と、興味を示した。最後はロケについて「楽しかったです」（三谷）、「こちらこそ楽しかったです」（剛）と振り返り、和やかな雰囲気の中、エンディングとなった。

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