【いただきハイジャンプ】「次の仕事、1週間後」のHey!Say!JUMP・岡本圭人、急なロケをお願いされ「むしろThank you！」

2017年6月2日

　本来ならば次のすべり台で今回のロケが終了するはずだが、すでに周囲は真っ暗。岡本も「……だろうね。バカじゃないんだから、もう夜だってことは分かる」と呆れ声を漏らしたように、すべり台がカメラに全く映らない状況になっていた。『いたジャン』が確保しているスケジュールは1日だけだったそうだが、急きょ本人に“明日のスケジュール”を確認してもらったところ、岡本はスマートフォンを操作しながら、「次の仕事、1週間後だ」と、ポツリ。VTRを見ていたスタジオのメンバーも大笑いし、伊野尾慧は「めっちゃすべり台できるやん！」と、ツッコミを入れた。

　スタッフが恐縮気味に「ということは、明日は……？」と尋ねると、岡本は「明日、全然OK♪　大丈夫」と快く引き受け、「むしろThank you！」と、逆に感謝。「ちなみに今日の仕事、3日振り」といい、スタジオの有岡は思わず「もう、苦しいよ～」と、岡本の現状に胸を痛めている様子だった。こうして無事に2日目のロケが決定。スタッフが改めて「明日も急なお仕事で申し訳ないですけど……」と気遣うと、岡本は「全然大丈夫です。いつでも対応できます、僕は。今ご覧になってるみなさんも、僕いつでも仕事対応できるんで。ぜひ、お願いします。いつでも大丈夫です！」と、業界関係者にフットワークの軽さをアピールする一幕も。

　午後10時30分、岡本と撮影スタッフは香川県へ移動。高松市にある「神童ろ」で遅めの夕食を味わう中、スタッフが「今日1日目、終わってどうですか？」と感想を求めると、岡本は「率直な感想を言うと……。スゲェ楽しかった！」と、晴れやかな笑顔を浮かべた。続けて、「俺たぶん、メンバーと違った意気込みでロケに挑んでるの」と切り出し、「ほかのメンバーは、やっぱり“1番に一大事を解決したい”っていうのと、“視聴者の人を楽しませたい”っていう思いがスゴい強いと思うの。でも俺は、それ以上にメンバーを楽しませたい。“メンバーがこのロケ見て楽しんでくれたらいいなぁ”からの、そっから“視聴者のみなさんが楽しんでくれたらいいなぁ”」と、岡本は“メンバーファースト”でロケに取り組んでいると告白。

　Hey!Say!JUMPは結成10年を迎えるが、メンバーとは「家族以上に会っている」として、「反応が聞けるのもメンバーだから。メンバーからね……。『楽しかったよ』って言ってもらいたいね～」と、つぶやいた。さらに、スタッフが「メンバー、どう思ってると思います？　今、このロケ」と聞くと、岡本は「このロケ見てメンバー……静まり返ってるんじゃない？」と、弱気に発言。これに、スタジオのメンバーは「ウケてますよ～」（高木雄也）、「そんなことないよ～」（伊野尾）と、擁護した。

　また、「1つね、ちょっと悩みがあって……」と前置きした岡本は「メンバーが、『圭人ってどんな人？』って、たとえば雑誌のインタビューとかで言うじゃないですか。圭人は『とりあえず優しい』みたいな。みんな、『優しい』『優しい』って言ってくれるんですよ」と、語り始めた。たとえば、中島裕翔は「どんな人か」という話になった時、ほかのメンバーからは「スゴい多趣味で、ドラムもできて、タップ（ダンス）もできて」などと特徴が挙がり、薮宏太についても「むちゃくちゃ真面目で、でもいろんなマニアックな知識があって」といった回答が出るも、自身の場合は「優しい」のみだと主張。岡本は「（自分に対するイメージは）“以上？”みたいな」と、常にメンバーの受け答えに疑問を抱いていたとか。このぶっちゃけトークを聞いた高木は「いや～、これは改善しなきゃね」と、反省した。

　10周年だけに思うこともあるようで、「メンバーによってそれぞれ答え方は違うと思うワケよ。自分的には、なんかもっとね、個人的なお仕事とかでグループに貢献したい。特に今までしてないから。それができてから、“やっとグループのこと考えられる”と思うの。“自分きっかけでHey!Say!JUMPを知ってもらえたらな”って。ビックリするもん。メンバーの○○（某情報サイト）とか見て。スッカスカ、俺。スッカスカ」と、自嘲気味に発言。笑って見ていたメンバーも「どうしたんだよ、お前！」（山田涼介）、「自虐強いな！」（八乙女光）と、さすがに岡本を心配した。

　そして、一夜明けた午前9時30分、ロケ2日目に突入。「昨日はぐっすり寝れましたか？」と問われ、岡本は「全然寝れない。目つぶると、これ目覚めたら、“またなんかスゲェすべり台あるんじゃないか”と思って。超うなされて」と、もはやすべり台がトラウマになっている様子。「ってか、昨日に比べて、えらい髪型がラフな感じ……」（スタッフ）と指摘されてしまい、「なんでか知りたい？　メイクさんがいないからや！」（岡本）と、投げやりに言い放った。気を取り直し、快速マリンライナーに乗って高松駅から岡山駅へ移動した後、今度は岡山駅から新幹線さくらに乗り換え、新鳥栖駅で下車。移動疲れも溜まる中、ホームに入ってきた列車を見た岡本は「あれ？　キスマイだ！」と、ビックリ。

　こちらは、JR九州にて3月まで運行されていたKis-My-Ft2のラッピング電車だが、CDデビューは先輩にあたる岡本だけに、「え、何？　ちなみにこれ乗るの？　Hey!Say!JUMP？　俺がこれに乗るの？」と、難色を示した。「マジで？　さすがにー……」と、乗車を渋るかと思いきや、「いや～、乗っちゃうでしょ」と、最終的にはノリノリで乗車。30分ほどで佐賀駅に到着し、いよいよ最後のすべり台へ。ここで、前週同様に岡本がギター弾き語りで歌を披露する映像が挿入されたのだが、「叫ばない方がマジで面白い」と批評していたご意見番・高木は、歌い出しの時点で「あ、これもう叫ぶな」と、予想。

　当の岡本は、さほど叫ばずに「もう知らねぇぜ！　もうやらねぇぜ！　こんな仕事聞きたくねぇぜ！　すべり台なんてもう……I HATE YOU（嫌い）」と歌った後、最後はささやくように「THANK YOU（ありがとう）」と、つぶやいていた。一方、有岡に「どうですか？」と感想を聞かれた高木は「一緒に考えよう！」と、岡本を優しくフォロー。そして、トリを飾るすべり台は、干潟よか公園のフリーフォールダブルデッカーで、スタート地点の傾斜角度は80度、高さ約6m、長さ約13mという大物だった。“すべる”ではなく、ほぼ“落ちる”感覚に近く、素材は繊維強化プラスチック製で、横幅は2mと広めになっている。スタート地点にある棒につかまり、手を離せば一気に進むため、ハイスピードになる可能性も。

　しかし、スタート地点を見上げる岡本は、恐怖のあまり無言のまま落ちる動作をジェスチャーで表現。「岡本さん、喋ってください」（スタッフ）と注意され、「これさ、“スー”行ける？　行きます！ “ドンッ”（と落下）じゃない？」と、不安を吐露した。また、過去2回は無様な姿になっていたフィニッシュポーズを考えた結果、“前転フィニッシュ”を決めると予告。ところが、スタート地点に着くなり、「これ、ダメだ」「スベるじゃないもんね、落ちる。fall」と、イギリスへの留学経験があるだけに英単語を交えてコメントした。そんな岡本は、すべり台を前に「ヤバイ、久しぶりにイライラしてきた」と動揺を隠せず、これには薮も「あの温厚な岡本が、イライラしてる！」と、驚くほど。ようやく覚悟を決めて棒にぶら下がるも、「あ、ちょっと待って、ちょっと待って」と、躊躇。

　メンバーを1番に考えている岡本は「よし、メンバーに見せる。“自分はできる”って。できる！」と決意し、つかんでいた棒から手を放し、勢いよく落下していった。本番では宣言していた“前転フィニッシュ”は叶わず、“人文字型フィニッシュ”で着地。「落ちてましたね」（スタッフ）と声をかけられ、「マジ、ヤバイ。一瞬ヘブン（天国）！」と話す岡本に、高木は「いいねぇ、いい！」と、好反応を示した。こうして4つのすべり台を体験したが、岡本は「コレ、1番。1番速い。スベってないもん、落ちてんだもん」と、申告。ちなみに、今回の総移動距離は1,486km、調査にかかった合計時間が17時間10分、さらに4つのすべり台をすべった合計時間は25秒だったという。

　ラストの結果に期待が高まる中、スタッフが「ただいまの記録、19km/hです！」と発表すると、「Your Liar（あなたはウソつきだ）！　ウソつきだ。絶対ウソ、19km/hなワケない。ウソでしょ」（岡本）と、驚愕。ほぼ“落下”状態だったことで、「いや、速かったって。速いも何も、落ちてんだって！　落ちてんだって！　19km/hなワケない、コレ！」と、記録が信じられないようだった。こちらのフリーフォールダブルデッカーは、見た目や体感の怖さとは異なり、巨大すべり台（30km/h）、ワイドすべり台（24km/h）、ロングスライダー（22km/h）にも負け、まさかの最下位に。

　2日のロケを振り返り、岡本は「すべり台、ナメちゃダメだね。ナメちゃいけない。怖い。めちゃくちゃ怖い！　“良かった”と思うもん。ロケ、俺で。ほかのメンバーにはこんな思い味わってほしくないもん。こんな格好（全身タイツ）で！」と、またも優しさを発揮。しかし、その直後には「さっき気付いたんだけどさ。この線ヤバくない？　これ絶対、マジックだよ」と、美術スタッフ渾身の全身タイツに難癖をつける始末だった。また、岡本は「いやぁ～、まぁ、いろんなところ行きましたよね、本当に」と感慨深げな表情を浮かべるも、「え、1番速かったのって、墨田区だよね？」と言い出し、「記憶間違ってたらちょっとイヤなんだけど、あれ東京だよね？　来た意味ある？こんなに移動した」と、恨み節。とはいえ、VTRの最後には「ということで、1番速かったのは墨田区の巨大すべり台でした。一大事、解決！」と、笑顔で報告した。

　スタジオトークに移ると、口々に「頑張りましたよ」「お疲れ様」と、温かい言葉をかけるメンバー。岡本は「全然割に合わないのよ、移動距離と仕事が」と文句を言ったが、八乙女は「新たな圭人を見つけたよね。優しい以外に“ネガティブ”っていう。ネガティブ圭人、結構面白いわ」と、高評価した。かたや、MCの知念侑李が「どうでした？　山ちゃんは」と振ると、山田は「いや、よく頑張ってましたよ。よく頑張ってたけど、やっぱり……。1番にね、思わなきゃいけないのは、メンバーに対してではなく、ファンの人にだと思うよ、俺は。そういうところちゃんと、“気持ち改めないといけない”と思う」と“ガチ説教”を展開。「謝った方がいいんじゃない？」（伊野尾）と促され、岡本は「Sorryみんな。ゴメンね」と謝ったが、有岡から「雄也くん？」と意見を求められた高木は「いや、違うんだな」と、バッサリ。「正解は、確かに俺も分からない。でも、一緒に考えてあげることはできる！」（高木）と続け、有岡は「あれ？　高木が1番優しいんじゃないの！？」と、感激していた。

　知念が「まぁでもね、今回ほとんど（すべり台が）西日本ばっかりだったから。次は東日本も見てみたい」と総括し、岡本は「『行きたい』って人いないの？」と尋ねたが、メンバーは「これはね、圭人がやった方がね」（高木）などと、拒否。伊野尾が「“どっちがいいか”って話よ。“すべり台でスベるか、スタジオでスベるかどっちがいいか”って話だよ」と冷静に分析すると、岡本は「すべり台でスベります」と、回答。「東日本に『すべり台速いよ』って人いる方はぜひ『いただきハイジャンプ』に送ってください！」と視聴者に呼びかける岡本だったが、高木はすかさず「最後だから英語入れよ！それで番組終わりだから！」と、ダメ出ししていた。

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