山咲千里、55歳でヘアヌード写真集に挑戦した理由は「閉経して、自由になるために……」

2020年4月10日

　ボンデージ写真集が売れたことにより、「当時の編集担当の方が社長になられたり、周りの方がどんどん良くなっていくっていうのを、ホッとして見てた」と明かす山咲だが、自身の収入に関しては「金銭的な印象はあんまりなくて……。フリーでずっと活動してたので。小さな事務所ですけど、自分の事務所だったので、もうホントに“入ってきた分、出ていく”って感じです」と、苦笑い。しかし、河本が「自分のご褒美では、何か買ったりしなかったんですか？」と質問したところ、「車は、その、移動の手段として、大変よく乗り換えました」「仕事と現場の行き来で、車くらいしか楽しみがなかった。車の中で寝てましたから、待ち時間も」と、高級外車にお金を使っていたようだ。

　また当時、テレビで見ない日はないほど売れていた山咲が、ある番組で「某大御所司会者」とトラブルになる場面があったとか。オンエアー上、番組や司会者の名前は伏せられたものの、山咲がクイズのルールを理解できなかったことで、「お前、何回言ってもルール分からへんな」と怒られ、「途中で番組が止まっちゃった」（山咲）という。“司会者が誰だったのか”を把握している河本は、「ルール理解しない人には厳しいんです」とコメントし、山咲は「スゴい怖くて、“2度と嫌だ”と思いました」と、吐露していた。

　そんな山咲は、レギュラー番組を5本抱えていた2000年に突如、芸能活動を休止。37歳で結婚した一般男性との生活を優先するためだったといい、馴れ初めについて「（相手と）会った日に、私の方から『結婚してほしい』って（言った）」「おじいちゃんになる顔が見えて、長く一緒にいられる気がした」と述べたが、49歳の時に離婚してしまった。「本当に“ご飯の片付け”がものスゴく嫌で、3日目くらいに“私は結婚向いてないな”って、密かに思った」と告白した山咲に、MC陣が「3日目に気づいたのに、12年間よく続きましたね」（河本）、「我慢してたんですか？」（名倉）と尋ねれば、「泣きながらしてました」と、本音をポロリ。

　離婚後、山咲は小説家やクラブDJとしても活動する中、18年に自身初のヘアヌード写真集『NEW EARTH』（講談社）を出版。驚いた熊切が「年齢」を確認したところ、「閉経をした“おばぁ”です」と、答えた。現在57歳の山咲は、ヘアヌードを解禁した当時55歳だったワケだが、「閉経したので、お祝いに（ヘアヌード写真集を出した）」「閉経して、自由になるために挑戦した」と、ざっくばらんに説明。熊切は「そんなお祝い、初めて聞きました」と衝撃を受け、“見届けゲスト”の相席スタート・山﨑ケイは「テレビで初めて『自分が閉経した』ってことを言った女優さんじゃないかな」と、指摘したのだった。

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