「地雷を踏まない」!? 元ホストクラブ経営者・井上敬一、No.1に成り上がる秘訣をレクチャー
ゲストの貴重なエピソードを引き出すトークバラエティ『じっくり聞いタロウ～スター近況（秘）報告～』（テレビ東京、6月28日放送）に元ホストクラブ経営者・井上敬一氏が登場。ホスト業界で成功したカラクリから、転落の背景まで赤裸々に語った。
同番組はネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務め、この日は週替わりMCのタレント・手島優も出演。そのほか“見届けゲスト”のスリムクラブ・真栄田賢、グラビアアイドル・葉加瀬マイも同席した。トークゲストの井上氏はかつてホストクラブ「紫苑」グループを率い、イタリアの高級車・フェラーリを乗り回すほど人生を謳歌していた人物だが、経営者になる前はNo.1ホストとして活躍。「母の借金」が原因でホストの世界に入った当時（20歳）は、立命館大学文学部哲学科哲学専攻の大学生だったそうで、「3ヵ月目からNo.1っていうのをさせていただきまして」と話し、「えっ！？ スゴい！」（手島）、「早いな！」（河本）と、驚きの声が上がった。
すぐにNo.1ホストの座を手に入れられた理由について、井上氏は「『こういうやり方があります』とかおっしゃる方が多いですけど、自分で言語化されてないだけで、本当は僕たちは何もしない。いわゆる『地雷を踏まない』っていうのが一番の強みなんですよね」と、説明。これはつまり「客の嫌なことをしない」という意味だといい、「僕自身、最初（ホストクラブに）入って何をしたかっていうと、とにかく会う女性、会う女性に『何されたら嫌？ あとどんな男が嫌？』って言うと、だいたい“地雷集”が集まるんですよね」と、女性の意見を徹底的にリサーチ。
井上氏が「『こうすれば成功する』じゃなくて『こうすれば失敗する』っていうのを全部やらなければ、ほかの方が勝手に地雷を踏んでくれるので、（自分は）勝手に浮かび上がる」と述べると、MC陣は「頭いい！」（手島）、「哲学や」（河本）と、感心。続けて、「そこからプラスα、たとえば『大分の法則』とか」と、独自の理論を披露した。井上氏によると、大分の“大”は「大変だよね」の頭文字で、この言葉を使って女性側が「大変」だと思っていることを聞き出し、“分”の「分かるよ」で返せば効果的。「ここで間違っても解決しない。余計なアドバイスしない。それをそのまま伝えていくと……。まぁ、（No.1になるのは）難しくはなかったです」（井上氏）と、話した。[続きを読む]