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“ボキャブラ芸人”金谷ヒデユキ、所属事務所が「ギャラの一部を積み立て貯金」⁉︎ 無収入から『けいおん!』声優に起用されたワケ



 ゲストの知られざるエピソードを聞き出すトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京、2月16日放送)に、かつて人気お笑い番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)で大ブレイクした芸人・金谷ヒデユキが登場。当時の裏話や、テレビから消えた現在の活動などを明かし、出演者を驚かせた。

 同番組MCの名倉潤が所属するネプチューンや、爆笑問題など、数々の芸人を輩出した伝説のバラエティ『ボキャブラ天国』。金谷は当時、お笑い専門の芸能事務所・プロダクション人力舎に所属しており、番組では芸能人をネタにした“毒舌系替え歌”を歌っていたことから「地獄のスナフキン」と呼ばれ、人気を集めていた。しかし、『じっくり〜』MCの牧野結美アナウンサーや、番組アシスタントのタレント・高橋胡桃、林紗久羅、三井智雅など若い世代は、金谷を知らないとのこと。そこで、金谷は実際に歌手・細川たかしや政治活動家・マック赤坂をテーマにした替え歌を披露し、スタジオを盛り上げた。

 トークに入ると、MCの次長課長・河本準一はさっそく「『ボキャブラ』の時は、“バブル”があったんですか?」と、金銭事情について質問。金谷は「ちょっとはあったけど、そんなに“ドカーン!”みたいなことはなかったですね」と答え、MAX月収についても「200万円くらいの月収。ホントに微々たるものですよ。ネプチューンさんとかと比べたら」とコメントし、笑いを誘った。これに対し、河本が「でも、MAX年収でいうと(月200万円なら)2,000万円以上にはなりますから」と指摘すると、金谷は「あー、まぁ1人(ピン芸人)だからね」と、否定はしなかった。

 しかし、「元々そんなに物欲もない」という金谷は、推定年収2,000万円の頃もずっと4畳半の部屋に住んでいたそう。名倉も、金谷について「金使ってるイメージない」「芸人とつるんでるイメージもない」といい、「俺らの世代は多いけど、金谷さんの世代は少なかったですよね?」と思い返すと、金谷も「『ボキャブラ』の時、俺の世代がちょっと1コ上で、俺と爆笑問題とBOOMERが、すでにおっさんのチームだった」と、回顧。ここで、河本が「(つるむ芸人が少なかったなら)結構、貯金してたんじゃないですか?」と尋ねたところ、「そこ(人力舎)は(給料を)振り込みじゃなくて現金で渡されていたので、事務所(に)給料日に行くと“ポーン”と封筒を渡されて、その封筒が『ちょっとずつ厚くなっていくな~』みたいな感じ」(金谷)だったとか。さらに、金谷は「その当時、銀行をあまり信用していなかったので、そのまま押入れの中にお金を入れといた」と話し、気付いた時には4畳半の自宅の押し入れに「1,000万円」の現金が貯まっていたという。2ページ目へ