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麻薬取締部が“芸能人を逮捕”する裏事情とは? 裏社会ジャーナリストは薬物ブラックリストに言及



 ネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを務めるトーク番組『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。2月20日放送回は、元麻薬取締官・廣畑徹氏や裏社会ジャーナリスト・石原行雄氏をゲストに迎え、“芸能界の薬物事情”に斬り込んだ。

 昨年、コカインを使用した罪により電気グルーヴのメンバーで俳優業も行うピエール瀧が、また合成麻薬・MDMAを所持した罪によって女優の沢尻エリカが、それぞれ麻薬取締法違反で逮捕されるなど、芸能界の薬物事件が続出。一方、今回ゲスト出演した廣畑氏は、現在近畿大学に勤める傍ら、薬物アドバイザーとしても活動しているが、麻薬取締官時代には元女優・高樹沙耶、元俳優・高知東生といった数々の芸能人を逮捕してきたという。

 廣畑氏によれば、「芸能人だけを狙っているワケじゃない」そうだが、麻薬取締部が定期的に芸能人を捕まえるのには“裏事情”がある模様。「芸能人って、いわゆる“末端の使用者”でありながらスゴく報道されるので、それに乗じて『いろんな薬物の啓発とか宣伝をしていこう』ということで、年に1回か2回は芸能人(を捕まえる)」と明かすと、名倉は「だから、宣伝ですよね? 『止めましょう』っていうことで、芸能人を捕まえてるようなものですよね? 本当はもっと上の方の人を捕まえて、なくしていくっていうのもやってるけども。それでも減らへんから、芸能人を捕まえて……」と解釈し、廣畑氏も「この時(芸能人の逮捕の時)に『宣伝してしまおう』と」と、頷いた。

 河本が「結構、頻繁にクラブとかっていうのは目を向けてるんですか?」と、薬物がまん延していると言われるクラブについて質問したところ、「若い頃は行きましたよ。金髪にして」(廣畑氏)と、潜入捜査もしていた様子。その後、名倉が「捜査してて『コイツやってるで』っていう芸能人もいたワケでしょ? 今まで何人も。捕まえられなかったこともあるんですか?」と、再び芸能人の話に戻すと、廣畑氏は「ほかの事件が入ってきて、そこでストップとかね」「そういうことはよくありますよ。事件がありすぎるんですよ。薬物の事件が」と、答えていた。

 続いては、裏社会に精通する石原氏が「違法薬物を使用する芸能人の名前が書かれた“超極秘ブラックリスト”」の存在を暴露。「ちょっと言葉を選んでお話させていただくんですけど……」と前置きし、「日本を代表するような広告ですとか、イベントのキャスティングに大きな影響力のある企業がですね、クライアントですとか、あるいは視聴者、消費者に大きな責任がありますんで。(芸能人を)大きなイベントとか大きなプロジェクトに起用する時には“確証を持ってオススメできる人”っていうので、ある程度『身辺調査をしてる』とはずっと言われていたんですけれど。実は、やっぱりそういう中で『キャスティングブラックリストみたいなのがある』っていう話」と、切り出した。

 石原氏いわく、この“芸能人ブラックリスト”はキャスティングを行うある大手企業が「起用後の不祥事をなくす」ため、極秘に作成しているそう。書かれているのは“薬物疑惑”がある芸能人に限らず、“素行不良”や“男女関係でいい噂を聞かない人”なども「家庭用品の広告にはキャスティングしづらい」といった理由でリスト入りしているらしいが、「特に(昨年)11月の、女優(沢尻)の逮捕の事件の後に、そういう記事を作ってるような人から問い合わせといいますか、話聞いて」「どうもいろいろ調べて、一般的な素行不良とはちょっと違うから、『これはどうやら薬物関係でリストに新しく入ったんじゃないか』みたいなことを言われた」芸能人が3人いるとか。[続きを読む]