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漢 a.k.a. GAMIが音楽業界にはびこる薬物事情、ラッパーの収入源に言及



 ヒップホップグループ・MSCのリーダーでラッパーの漢 a.k.a. GAMI(カン・エーケーエー・ガミ)が、深夜のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京、7月11日放送)にゲスト出演。番組MCのネプチューン・名倉潤や次長課長・河本準一の前で、昨今の音楽業界で取り沙汰される大麻やコカインなどの薬物問題に対する思いを訴えたほか、ラップで稼ぐ“裏側”を語った。

 ラッパーとして活動しながら、2012年に設立した株式会社鎖グループと、ヒップホップレーベル「9SARI GROUP」の代表も務めている漢。番組では初めに「ラッパーの人って“ヤンチャな格好”をしなきゃいけないんですか?」(名倉)と“ラッパーの服装”について問われ、「今はそんなことないですよ」と、サラリーマン上がりでスーツスタイルの“脱サララッパー”もいると解説。「そういうのがヒップホップでもだいぶアリになったっていうか、多ジャンル化してるっていうか……。元弁護士、元警察とか、“元”つけたら全部(の職業が)いますね」と、話した。

 さまざまな職業からラッパーを目指す人が増えたことで、日本社会でも広く認知されるようになったラップ業界だが、「結局、薬だ、何だっていう事件で、『元ラッパーの方が……』って出てしまったら、全員がそういう風なイメージついちゃう。それはちょっと嫌じゃないですか?」(河本)と聞かれると、漢は「僕らの音楽の業界では『ドラッグがまん延してる』みたいに言われるのは、“全然違う”と思ってるし……。あと『クラブでまん延してる』っていうのも、まずないです」と、キッパリ。河本が「(『クラブでまん延してる』って)よく言うじゃないですか!」と指摘するも、「クラブで見つかったらボコボコにされて追い出されますね」(漢)と、断言した。

 また、漢は「(ラッパーを)やってるうちにラップの技術が高まっていくと、“(薬物に)手を出すことをまず控える”と思うんですよ。本物のラッパーになっていくと、だんだん。で、“嫌なヤツも良いヤツになっていく”っていう、僕の経験上ですけど。暴走族だったり、チーマーのラッパーもたくさんいましたけど、そんな中でも実力がついてくると、無駄なケンカもしないし、無駄な主張も暴力ではしなくなってったり」と、薬物に手を出すラッパーはごく一部である旨を強調。

 番組のナレーションでも、現在のクラブやイベントでは厳しいセキュリティーチェックが行われているとの説明がなされた。[続きを読む]