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人気YouTuber・ねこあや、「寝ててもお金が入る」儲けのカラクリをぶっちゃけトーク



 深夜のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。1月23日放送回には、YouTuberの“ねこあや”こと、かねこあやが登場し、高額収入を生み出す「バズりの法則」を解説した。

 同番組はネプチューン・名倉潤と次長課長・河本準一がMCを担当。今回は週替わりMCをタレント・熊切あさ美が務め、“見届けゲスト”のかまいたち・濱家隆一と、画像共有アプリ・インスタグラムからブレイクしたGENKINGも出演。一方でトークゲストのねこあやは、動画配信サイト・YouTubeに動画をアップロードし、広告収入を得るYouTuberとして生計を立てている女性だ。

 名倉から「億万長者なの?」と尋ねられ、「億……。たぶん届きますね」と“年収1億円超え”を示唆したねこあやだが、そもそも彼女の生い立ちは壮絶なものだったという。実の父親のことは知らず、母親もねこあやが1歳3ヵ月の頃にガンで他界。その後は叔母に引き取られるも、6歳で虐待されるようになり、家出を繰り返す日々を送ってきたそう。

 そんなねこあやは、2018年2月にYouTubeチャンネルを開設し、『じっくり聞いタロウ』収録時の登録者数は、なんと「43万人弱」。名倉が「有名人じゃないワケじゃん?」と不思議がる場面もあったが、本人は「プロを見たければ、テレビつけちゃえばいい話なんですよ。みんながインターネットに求めているもの、かつ、私自身も大事にしてるっていうのが、あくまで“素人”でいること。“動画投稿をしている一般人”でいること。っていうのを大切にしていて、制作会社がガッツリかんで、スタジオ絡めて、企画ガチガチ、編集もテレビっぽく、プロらしく……ってやっちゃうと、そこをたぶん求められていない」との見解を述べた。

 また、ねこあやは「私、YouTubeで何系かカテゴライズすると、なんでも屋さんなんですよ。日常系」とした上で、アップしている動画の内容については「たとえば『(飲食宅配代行サービスの)Uber Eatsで出前を取りました。1週間Uber Eatsで生活してるぜ、イェイ』とか。あと『(ハンバーガーチェーンの)マクドナルド食べながら(世間や他人の)悪口言ったり』とか」「『2ヵ月ぶりに洗濯機回したわ~』みたいな話をしているだけ」と、説明。名倉は「それで40万人も見てるの?」と驚いていたが、「そうなんです。何の気なしに見れる(のが良い)」とのことだ。

 MC陣が「今のを聞くと、『ちょっとだらしない人の生活』を映してるのが求められてるんですか?」(熊切)、「それが『今の25歳女の子の私生活』を覗いてる感じなんやろな」(名倉)と発言したところ、「そうです。人の人生をリアルに見れるからこそ、需要がネットにある」と、主張。河本も「(YouTubeを)つけたら、一般の方の(生活の)覗きができてるみたいなノリ」と、理解した。番組内で公開されたねこあやの動画も、食事や飲酒する姿を見せているばかりのようだったが、日常動画で視聴者を増やすためには「バズりの法則」がある模様。

 ねこあやは「(YouTubeを)始める前に、自分の中で『YouTubeって媒体が今どういう構図で、どういった序列があって、どこに自分はカテゴライズされるんだ』っていうことをまず考えた」そうで、「私自身がタバコも隠さないし、お酒も隠さないし、性的な話も言っちゃうんですよ。ただ自由に生きていこう。で、それカテゴライズした時に、自分は完全に“闇属性だ”と(思った)」ようだ。この「YouTuberとしての属性を知る」というのが1つ目の「バズりの法則」であり、YouTuberは料理やゲームなど正統派動画を配信する「光属性」と、下ネタや過激な内容で興味を引く「闇属性」に分けられるとか。

 自らを闇属性と認識したねこあやは「その当時、闇属性の女性YouTuberで頭張ってたのが、てんちむ(元子役・橋本甜歌がてんちむ名義で活動)っていう女の子」「その時、闇属性の女性YouTuberの台頭がてんちむしかいなくって。で、自分自身がキレイどころの方、光属性に行っても窮屈で続かない。かつ、(YouTubeは)趣味でもお遊びでもなく、『金のために始めた』っていうことを公言してたんで、稼げなきゃ意味がない」といった条件に言及。そして、「広告、企業案件とかを、キレイなイメージ(光属性)の方がやられると叩かれやすい」が、「(自分は)闇属性だから叩かれない」と、話した。

 河本が、人気の男性YouTuber・はじめしゃちょーやHIKAKINの名前を挙げて「あの方たちっていうのは、ちょっとやっぱりイメージが強すぎて。少しでもアレ(宣伝)すると『金のためちゃうんか』と(言われる)」と想像すれば、ねこあやは「そう。ほんで、私は最初から『闇で行こう』と(決めた)」とのこと。「闇属性の方が広告は来やすい?」(河本)と聞かれると、「もうバンバンとれますね」と、回答。ねこあやが載せている“美容クリニックから広告費を受け取って紹介”するような動画も、光属性のYouTuberが行った場合は批判されやすいらしい。[続きを読む]