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裏社会ジャーナリストが薬物密売の現状をリポート! コカイン需要を高めたのはアノ芸能人の逮捕!?



 ゲストが精通する業界の裏話を持ち込むトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)。8月15日深夜放送回は、裏社会ジャーナリストの石原行雄氏が、薬物密売の最新事情を解説した。

 ネプチューン・名倉潤(うつ病のため8月1日より芸能活動休止中、今回は休養前に収録)と、次長課長・河本準一がMCを務める同番組。石原氏は何度も登場している常連ゲストだが、「毎回ね、自分の足で取材をされて、こちらにお話持ってきていただいておりますが、簡単に(薬物を)入手できてしまうような世の中になってきてしまってるんですかね?」(河本)と振られ、「日本で違法薬物っていうと、これまでは覚せい剤とマリファナっていうところだったんですけど、急に“第3の波”でコカインっていうのが非常にのして来て、急速にまん延してる状態ですね」と、切り出した。

 名倉が「コカインと、どう違うんですか? 覚せい剤と……」と尋ねれば、「効きとしましては“アッパー系”ですので、コカインは。まぁ、覚せい剤に非常に似てるは似てるんですけれど。もうちょっと、何て言うんですかね。覚せい剤っていうのは、やってる人なんかに言わせるとですね、スゴく心臓にも負担がかかって、ガリガリしすぎるというんですかね。アッパーになりすぎて焦燥感みたいなのを覚えたりですとか、人によっては恐怖感みたいなのを覚えたりするんで。そういう意味では、コカインっていうのは“ちょっとソフトな覚せい剤”みたいな感じですかね」(石原氏)と、表現。

 そして、コカインは「効いてる時間が非常に短い」と続け、「覚せい剤なんかは1回分、あぶりでも静脈注射でも、入れるとだいたい1~2時間くらいは効果があるんですけれど。コカインっていうのはスニッフィングっていう、鼻から吸って肺に入れて吸収するのが基本的なやり方なんですけど、だいたい一番効いてる時間って15分くらい」「余韻を含めて30分くらい」と、具体的に説明した。さらに、「そういう意味では、バッドトリップ(錯乱状態)になりにくいといいますか。パーンと気持ち良くなって、ちょっと不安がある時なんかにも、パーッと明るい気分になって、それですぐに落ち着くんで。あんまりその後の不安感ですとか、たとえば“警察に追われてるんじゃないか”みたいな、そういう『妄想とかにとらわれにくい』(と言われている)っていうので、そういう部分も併せて、『覚せい剤よりもコカインの方が良いぞ』みたいなのが、口コミで広がった」とも。

 ここで、名倉が「俺らはこうやってテレビで喋ってるけどさ、やっぱりコカインのこと詳しく知りたいからこうやって聞いてるけど、(視聴者に)“コカインって15分で終わるんや”とかって思われても良くないんじゃない?」と、懸念。これには「“30分だったら大丈夫だ”っていうことじゃないワケで」(河本)、「やっぱり30分で済むかというと済まないところが、ドラッグの恐ろしいところ」(石原氏)と、それぞれの発言があり、この流れで「やめられないっていうところもあるワケですから」(河本)、「何十年やられてる方もいましたしね」(名倉)、「30年間くらいの使用があったのに、最近になってやっと見つかったワケじゃないですか。ピエールさんも」(河本)と、コカイン使用による麻薬取締法違反で今年3月に逮捕されたミュージシャン・ピエール瀧の名前が挙がった。

 4月の誕生日で52歳となった瀧だが、関東信越厚生局麻薬取締部の調べに対して「20代の頃からコカインや大麻を使っていた」と供述したと報じられており、河本も「その(逮捕)前まではやられてたワケで、やめられなかったワケでしょ? その前にスゴい事件で見てるワケですから。なのに抑止が効かなかったワケじゃないですか」と、指摘。これを受け、石原氏は「コカインっていうのは『身体依存はあまりない』とは言われてるんですけど、逆に精神依存は極めて……。覚せい剤と一緒で『極めて高い』と言われてるんですね」と、強調した。30分ほどで効果が感じられなくなるため、逆に「もう1回やろう」と繰り返してしまうようだ。[続きを読む]