【KinKi Kidsのブンブブーン】THE ALFEE・高見沢俊彦が富士急ハイランド「高飛車」の因縁を果たす？　“スタッフ剛”も大奮闘

2017年12月11日

　カメラマンが高飛車を映した後に高見沢を捉えると、キンキは「高飛車からの“高飛車わ”」（剛）、「今日はね、いつものカメラさんがね、気合い入ってるよね」（光一）と、そのカメラワークに注目。剛は「スタッフもそうなんですよ。『ようやくこれ撮れるやん』って」と心境を汲み取り、高見沢にも「昨日とかどんな気持ちだったんですか？」と、質問。高見沢が「もう寝てないよ、全然！　もう血走ってんじゃん、目が」と伝えた時、光一からは「俺も寝てないっすよ。だって早いんだもん！　今日……」と、スケジュールへのクレームが飛び出す一幕も。高見沢が「今日6時起きだよ！？」と明かし、キンキは「めちゃめちゃ早かった」（剛）、「ビックリしちゃった。早かったよ……」（光一）と、共感。

　高見沢に「高飛車の面白いポイント」を尋ねられた剛は、堂々と「まず垂直に上がります」と話し始めたが、「あれは最後でしょ？」（光一）、「最後です」（スタッフ）と聞くと、「あ、あれ最後なんですか？」と、アッサリ。番組の説明によると、高飛車は全長およそ1kmのコースを最高時速100kmで駆け抜け、後半のタワー部分を垂直に上昇し、その後は垂直以上の121度で落下するところが最大のポイントだとか。この角度はギネス世界記録に認定されており、ほかにない落下体験ができる絶叫コースターとなっているそうだ。

　高見沢の「富士山見えますか？」という質問に、剛が「見えます。最後のちょっと上行って止まる時に、富士山ちょっと見れます」と、今度こそ正しい情報を提供。ここで、光一は「これでもしも高見沢さんの心臓が止まったら、年齢制限下がります」と予想し、まるで実験台のような立場に置かれた高見沢は「俺はモルモットか！」と、動揺。また、「上に行ったら『高飛車わ俊彦』って一言言った方がいいですか？」（高見沢）との提案には、「言ってください」（光一）、「ぜひお願いします」（剛）と期待が寄せられたが、本人は「言える余裕があるかな……」と、少々不安げだった。

　高見沢の2年半越しの願いだった高飛車に乗れる日が来たとあって、「スゲェな。だからもうオーロラみたいな話でしょ？」（剛）、「ホンマやな。やっと見れた……」（光一）、「やっと見れるやん、オーロラ」（剛）と、盛り上がる一行。乗車前には記念撮影ポイントへ行き、高見沢が案内スタッフに「前、（年齢制限が）60歳までだったじゃないですか？　急に上がったじゃないですか？　なんでですか？」と問いかけると、「高見沢さんのために！」と、まさかの返事が。「え！？　やっぱりそうなんだ！　そうなんすか！？　俺って結構影響力あるんだな……」と衝撃を受ける高見沢に対し、キンキは「影響力あるんですよ」（光一）、「とても（影響力）あるんですから」（剛）と、ヨイショした。

　スタッフ役の剛も一緒に3ショットで記念撮影を済ませ、光一と高見沢は乗車スタンバイ。当初、高見沢は笑顔を浮かべていたが、次第に「ちょっと怖いね」と、心境をポロリ。剛が「それ、僕は前から言ってますけど」とコメントしてスタッフの笑いを誘うも、高見沢はここに来て弱気になり、無口なまま出発したため、「全然、絡んでけぇへんやん」と、心配する剛だった。コースターが走り出した後は、思っていた以上の激しさに振り回される光一＆高見沢。ヘルメットにつけたカメラが2人を撮影していたはずが、よほど表情が乱れていたのか、オンエアーではどちらの顔面も「事務所NG」の文字とイラストで隠されていた。

　一旦速度が落ちると、ようやく「あ～！　なんや、これ」（高見沢）、「想像以上にスゴかったな」（光一）「スゲェG（重力）やな……」（高見沢）、「目がイテェ……」（光一）と、会話ができるように。地上の剛は、2人を見送ってから最後の落下ポイントに急ぎ、近くから「大丈夫？」と声をかけるも、光一＆高見沢には返事をする余裕もなかった。垂直に上がっていく際、高見沢は「うわ～！　これ大丈夫か！？」と怯えていたが、剛も「上で言ってくれるかな？　『高飛車わ俊彦』、言ってくれるかな？」と、ソワソワ。

　そして、頂上まで来た2人は「富士山！」（高見沢）、「素晴らしい！」（光一）と、一瞬だけ景色に目を向けたが、落下と同時に言うはずだった「高飛車わ俊彦」は、「高飛車わ……行く！　うわ～！」と絶叫に変わり、剛は「え？」と、拍子抜け。「フゥ～！」（高見沢）という声が届くと、「なんか『フゥ～！』っていう、なんか……。“火の玉”みたいな声」（剛）と表現し、その後も「あああ～」（高見沢）といった叫びしか聞こえず、「ちょっと待ってよ。もうちょっとなんか……。念願の（高飛車）でしょ？　もうちょっと『うわ～！』とか『怖い！』とかなかったんかな？」（剛）と、首を捻った。

　コースを終えて帰ってきた2人の第一声は「面白かったわ」（高見沢）、「面白い！」（光一）だったものの、降りてきた高見沢に、剛は「ちょっと1つ確認したいんですけど、『高飛車わ俊彦』みたいなことありました？」と、直撃。高見沢は「言いましたよ」と答え、「あれっ？　言ってました？」（光一）の言葉にも「聞いてなかった！？」（高見沢）と不服そうにしていたが、リプレイ映像を見ると、やはり最後まで自ら課した条件をクリアできていなかった。さらには高音の「フゥ～！」をめぐり、「それ高見沢さん？」「“火の玉かな”と思った」（剛）、「それ高見沢さんだ」（光一）、「ずっと叫んでた」（高見沢）と、確認する3人。

　しかし、「実際、怖くないってこと？」（剛）と問われ、高見沢は「楽しいです」と、即答。光一は「怖い人は怖いやろね、やっぱ」との見解を述べ、もともとの年齢制限が60歳だった点に関し、「その設定にしてた意味がちょっと分かりますけどね」と、話した。高見沢も「“乗れる60歳以上”と“乗れない60歳以上”が（いる）」「うち（THE ALFEE）のメンバーは無理です」と切り出し、「得意、不得意いるからね」（光一）、「そう、（THE ALFEEのメンバーは）不得意です」と、64歳になっていない人でも乗れない可能性もあるようだ。

　ここで、高飛車の撮影ポイントで撮れた光一＆高見沢の写真が届いたが、2人とも下を向いてしまっていたせいで、ほぼヘルメットしか写っておらず、「（『キン肉マン』の登場キャラクター）ウォーズマン、2匹なんですけど」（剛）と、残念な仕上がりだった。当人たちも「表情見えねぇ！」（光一）、「まったく分かんないね、これじゃ」（高見沢）と笑い、光一が「しかもなんか、俺と高見沢さん似てるっていう……」と気付くと、高見沢もヘルメットの下から覗く部分を見比べて「ホントだ！　これ同じじゃん」と、ビックリ。

　こうして、念願の高飛車乗車を達成した高見沢。光一が「思いは叶いましたね」と語りかけると、「ありがとうございます。意外と楽しかった」と、スッキリした顔で感謝した。その後、光一は「でも富士急って、もちろん『高飛車わ』みたいなところから高飛車ですけど。これ以外にももっとスゴいのいっぱいあるんですよ。『ド・ドドンパ』とか……。あれも（年齢制限）64歳とか……」と触れたが、剛は「でもこれ、言えることは（高見沢は）『普通の60過ぎじゃない』ですから。『ハイパー60過ぎ』ですから」と、付け加えた。

　続けて、剛が「皆さん、（60歳以上の家族が）『高見沢も乗ってるんだったら、俺ちょっと行ってみようかな？』って家で言ってるの、止めてください」と忠告し、最後は「2年半かかった、この……」（高見沢）、「かかりましたね。『高飛車物語』」（剛）、「長かった～」（光一）などと、その“完結”の感動を分かち合う3人だった。

アーカイブ