【いただきハイジャンプ】「さすがジャニーズ！」“マナーの鬼”が Hey!Say!JUMP・薮宏太を称賛のワケ

2020年3月13日

　一連のやり取りを見守った平林先生は「はい、大丈夫でーす！　正解で～す。よく上司のフォローができましたよね。素晴らしいです」と、コメント。伊藤アナが「『うちのダメ上司がすみません』って、普通の感じだと言っちゃいますけど、それだけじゃダメだと？」と掘り下げたところ、平林先生は「そうですね。『上司をどう立てるか』がポイントですからね。“会社がダメ”だと思われるとか、“上司がダメ”だと思われることが一番やってはいけないことなので」と、解説していた。

　ラストの大人力検定は「彼女の実家で結婚の申し込みをする」という場面がテーマ。「彼女のお義父さんは想像以上に頑固。頑固親父な彼女のお義父さん、どう2人の結婚を認めさせますか？　これはね、ピンチでありマナーもあり。じゃあ、指名させていただきます。伊野尾くん！」（伊藤アナ）とトップバッターを任された伊野尾は、「先生、ヤキモチ妬くなよ」と調子に乗り、「誰が妬くか！」（平林先生）と、ツッコまれていた。その後、“彼女の実家”のセットに移動し、伊野尾の着席後にお義父さんが登場。「お義父様、初めまして！」とあいさつするも、「君は、上座と下座って知ってるか？」（お義父さん）と問われた途端に強制終了となった。中島が「この告げ方、怖い」とつぶやくと、伊野尾も「怖すぎ……怖すぎるだろ……」と、苦笑い。

　和室の床の間の前は、ご両親が座る席になるため、平林先生は「床の間がポイントなんですね。床の間の前が上座」と述べつつ、「自分が来ておきながら、上座に座るとは、ど厚かましい！」と、声を荒げた。またも伊野尾が「ヤキモチ妬きすぎじゃないですか？」と冷やかし、平林先生は「妬かへん、妬かへん！　だから言ってるやろ、焼き芋や餅は焼いても、ヤキモチは妬かんのや！」と、ブチギレ。2番手の山田は「お仕事何なさってるんでしたっけ？」（お義母さん）、「一応、テレビに出る仕事をさせてもらってまして……」（山田）、「へぇ～、そう。それは芸能人ってこと？」（お義母さん）、「まぁ、一応芸能人です」（山田）、「セイコとはお付き合いしてどのくらい？」（お義母さん）、「そうですね。今、私が26歳なんですけど……。19年目になりますかね」（山田）と言葉を交わしたが、お義父さんは思わぬ交際歴の長さに驚いていた。

　しびれを切らしたお義父さんが「今日は、話があって来たんじゃないのか？」と促すと、「すいません。そうなんです。えっと……。そろそろ2人で話して。『結婚しよう』『したいな……』っていう話になりまして……」と、真剣な表情で切り出した山田。残念ながらストップが入り、自ら理由を考えると、「あそこですかね？　もしかしたら、結婚の話をする時に座布団から降りないといけない？」と、予想した。平林先生が「お～、スゴい！　どうして分かってたのにしなかったの？」と正解を明かせば、山田は「いや……あの、“真面目にやる”ってなると、急に緊張しちゃうんですよ」と、リアルな事情を告白。「よく時代劇なんかでも、襖を開けたりする時に、ちゃんと座ってするじゃないですか。上から見下げるっていうのは、よくない」（平林先生）と知り、「お義父さんより下にいなきゃいけないってことか」（薮）、「これは勉強になりますね」（山田）と、納得の反応を示した。

　3人目を前に、伊藤アナは「だいぶ整理できてきましたよね。そして、もう1つ最大のポイントが待ってます。お義父さんなら、誰しも聞いてきますよ」と、ヒントを提供。最後は前回、平林先生お墨付きの演技力を披露した中島の出番となり、「芸能人っておモテになるでしょ？　昔から言うじゃない。『女遊びの1つや2つ、芸の肥やしだ』とかって」（お義母さん）、「それはもう、“昔の時代”だと僕は思ってます。今はそんなことしなくても、たとえばお芝居ですとか、想像力でなんとかなりますので」（中島）と、アドリブで切り抜けた。いよいよクライマックスで、「本題に入らせていただきます」と座布団から降り、「セイコさんとの結婚を考えております」（中島）、「君は本当に、娘を幸せにできるのか？」（お義父さん）、「はい。もちろんです。何があっても、“セイコさんのことは守りたい”と思います」（中島）、「何があっても？　こう言っちゃ何だが、芸能人っていうのは、随分と浮き沈みのある仕事なんじゃないかな？」（お義父さん）と、やや意地悪な質問が飛び出すシーンも。

　これを受けて、中島は「おっしゃる通りです。ですが、もし芸能人を辞めてもですね、僕は何が何でも、セイコさんを守るつもりでいます。セイコさんは今まで会ってきた人の中で、僕にはもったいないくらいの人です。ですが、セイコさんが僕にくれる言葉だったり、愛情は、僕の生きる糧になっています」と熱弁し、「ホントに愛してるのかね？」（お義父さん）、「もちろんです。大事な人です」（中島）、「分かった。娘を頼む」（お義父さん）、「よろしくお願いします」（お義母さん）、「こちらこそ、よろしくお願いします！」（中島）と、説得に成功したのだった。「はい、素晴らしいです～！」（平林先生）、「おめでとう～！」（伊藤アナ）と祝福され、中島は「とにかく自分の気持ちを、“どれだけ愛してるんだ”っていうことを、気持ちを伝えることが、“お義父さんの不安を取り除く要素になるんじゃないかな”と思ったので、そこだけに専念しましたね」と、総括。

　平林先生によれば、お義父さんが「随分と浮き沈みのある仕事なんじゃないかな？」などと問いかけた意図は、“自分の娘に対する本気度の確認”であり、決意の固さを示し続けた中島は上出来だったようだ。一同も「見入ってしまいましたよ」（伊藤アナ）、「いいもの見ました。続きは何時枠のドラマで見れるんですかね？」（伊野尾）と、力演した中島をベタ褒め。伊藤アナが「伊野尾くんにも、もっと期待したいワケですよね？　先生的には」と話を振り、平林先生が「そうですね」と返した際は、「じゃあ先生、楽屋でプライベートレッスンお願いします！」と、悪ノリする伊野尾。平林先生に「アホらし！」と、バッサリ斬り捨てられていた。

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