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【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMP、ピンチへの対応力を判定! “中島劇場”が開幕



 12月14日放送のバラエティ『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)は、Hey!Say!JUMPの8人が“大人力”を鍛える新企画にチャレンジ。社会人に訪れる危機的状況に対し、メンバーが思い思いの行動を見せた。

 今回、JUMPが挑むのは「ピンチ脱出! 大人力検定」。まずは、進行役のフジテレビアナウンサー・伊藤利尋が「番組ではですね、一般の男性社会人にいろんな聞き込みをしました。『本当にこれは困った』と伺ったシチュエーション。つまり社会人としてのピンチ。どのように乗り越えるのか、実際皆さんやってもらって。これを先生にチェックしていただこうということでございまして」と、趣旨を説明。スタジオには、講師として“マナーの鬼”と呼ばれる平林都先生も同席した。

 最初のお題に関して、伊藤アナは「あなたは上司に『取引先の人を紹介したいから飲みに行こう』。こう誘われてお店に行きます。すると、『少し遅れるから先に入っていてほしい』という連絡。当然、初対面の取引先の方が待ってらっしゃいます。上司が来るまで、あなたはどう対応しますか?」と、発表。「“本音は上司早く来て”(という気持ち)だと思うんですが、確かにこれは社会人としてのピンチです。『もう見てられない』となったら、先生すぐにこのNGボタンを押しますので、NGランプがついたらチャレンジ終了。さぁ、どなたからいきましょうか?」と、話を振った。

 すると、JUMPは「逆に怖いですけどね」(知念侑李)、「張り切っていけないです」(有岡大貴)と、困惑。「でも、我こそはやっぱり一番マナーが身についている。大人力が一番ある(と名乗り出る人は……)。静かだな、JUMP!」と及び腰で、山田涼介は思わず「こういう時いけないのよな、俺らな……」と、苦笑いを浮かべた。話し合いの結果、最初のチャレンジャーは高木雄也に決定。上司の名前は「太田部長」で、スタジオに組まれた居酒屋風のセットを舞台に会話を繰り広げていく。

 店内に入ると、高木は「遅れて申し訳ありません。いただき家電量販売部の高木です。すみません、太田の方がもう少しかかるんですけど……失礼します」と、取引先の男性が席に着いたのを確認してから、自分も正面に座った。ところが、平林先生はここでストップし、「座る位置が違う! そこの位置は、あくまでも上司がおかけになる席なので。『自分の方が上司だ』と言ってるようなものですね」と、注意。これを受け、伊野尾慧は「むしろちょっとやってみたい。座る位置ですよね?」と、2番手に立候補した。

 やる気満々の伊野尾は「いつもお世話になっております。初めましてですよね? じゃあ、ちょっと名刺交換させていただいてもよろしいですか?」とあいさつするも、再び開始数秒でアウト判定に。平林先生は「なんと厚かましい男だ!」とバッサリ斬り捨て、「部下から先に(名刺を)渡すのはいけない。(上司に)紹介されてから。言われてないのに部下から渡すというのは、紹介者に対してとても失礼ですね。じゃあ、紹介する必要ないですもんね。名刺というのは、商談の合図になるのでね」と、解説した。

 薮宏太が「“上司が来る前に仕事の話をしちゃいけない”と同じですね」と言うと、平林先生は「そうそう、段々分かってきましたね」と、肯定。3人目の知念は「お飲み物だけでも先にご注文されますか?」と聞いた上でお酒をオーダーしたが、こちらも“上司が来る前に関係性が壊れる危険がある”との理由で、ダメ出しをくらった。「とにかく役目としては(取引先との)関わりは悪くしちゃいけないし、あんまり商談の中に入り込んでもいけないし。そこが難しいところですが。名刺交換もせずに、アルコールも頼まずに(初対面の人と)お話ができるっていうのは、『木戸に立てかけし衣食住』って、聞いたことありません?」(平林先生)と問われ、JUMPは「ないです」と、即答。

 それは、「季節」「道路情報」「ニュース」「旅・旅行」「転機」「家族構成」「健康」「趣味」「ファッション」「食事」「住まい」の頭文字をとったもので、話のきっかけを生み出しやすくするトーク術なんだそう。平林先生は「上から順番に、『いい季節ですね。街路樹がイルミネーションみたいに染まってますね。『ど』は、『こちらにお越しになる時、混んでました? 僕はスッと来ました』っていうような、当たり障りのない話でお話を持っていくといい」と、一同にアドバイス。最後の挑戦者は薮で、自己紹介後は「道混んでましたね。来るまでに、キンモクセイの香りがふわっと……」などと、教わった通りにコミュニケーションを図った。

 すると、設定は次の段階にステップアップ。取引相手が「また後で太田さんにも説明をするんですけども、ちょっと見てもらいたい。これを見てもらってもよろしいでしょうか?」と、薮に向けて資料を差し出したのだ。難題に対し、薮は「いただいた情報は嬉しいんですけど、ちょっとこの話は太田に1回これを……」「申し訳ございません」と、丁重に断りつつ謝罪。男性は「太田部長が来た時に、また細かく説明の方、させていただきますね」と引き下がり、その場が気まずくならないよう、薮は「あっ、来年オリンピックですね!」と、別の話題に切り替えた。

 笑顔で見守った平林先生は「はいOK! とっても素晴らしいです! よく断れましたね。“うまいこと入れた”と思いますね。『木戸に立てかけし』が。素晴らしい」と、大絶賛。そして、2問目はさらに難易度が上がり、「あなたは会社のオフィスで同僚と会社の悪口を言っていました。すると、なんとそれを社長に聞かれていました。おそらく話の内容は社長に聞かれてしまっています。ピンチです。あなたならどうしますか?」(伊藤アナ)とのこと。

 山田が「じゃあ、僕いきますよ」と挙手すれば、知念が「こういうの得意だもんね」と煽り、「得意、得意。大得意です、こういうの。たぶんいけますよ。ごまかして。ごまかし、ごまかしで生きてますから!」(山田)と、妙な自信をのぞかせた。オフィス内で同僚と向かい合って座る山田は「給料安すぎない? ヤバいよね。月給2万ってどうなってるの? ヤバいよね! ここだって、結構儲かってるワケじゃん。『社長の懐にどんだけ入ってるの?』って話じゃん?」「社長、ちょっと“変な人”だと思うよ」と、腕を組みながら呑気に発言。

 そこへ、背後から社長が姿を現すも、山田は座った状態で「お疲れ様です……」と、声がけ。平林先生はこの段階でNGボタンを押し、「座ったままあいさつするって。上司がお見えになったんだから、立ち上がるのがまず一番よね」と、指摘した。当の山田は「でも、あんな悪口言ってて社長見えたら、固まっちゃいます」と、言い訳。山田の主張も虚しく、平林先生は「それも、ふんぞり返ったままだもんね。あれはダメだよね」と、手厳しくジャッジした。

 次の有岡は「眠い。もうだって仕事量がさ……。全然ダメ! Wi-Fiも弱いし……。もうホントに不満しかないわ。ケチだしね。社食もマズい」と、具体的に納得いかないポイントを列挙。その直後に社長が登場すると、「ねぇ社長……。お勤めご苦労様です!」と、立ち上がって頭を下げた。「聞いてたぞ! いろいろ不満があるんだろ?」(社長)と問い詰められ、「いや、違うんですよ。僕らの意見じゃなくて、そういう意見がネットにこう、『ネットで上がってるよ』って。そういう若い子たち、新入社員の子たちが、そういったところに、会社に不満を持つようなんですよね。あっ、社長ちょっとネクタイが……」と、取り繕おうとした。ここで止めた平林先生は「人のせいにするなんて、もってのほか!」と怒り、有岡もすんなり不合格に。[続きを読む]