【いただきハイジャンプ】猫嫌いのHey!Say!JUMP・八乙女光に奇跡!?　有岡大貴は「光くんのキャラが1個死んだ」と危惧

2017年1月27日

　スタッフは6万円分（6,000枚）の10円玉、総重量約27kgを用意。さっそく、3人は靴の中に1,020枚もの10円玉を詰めていき、靴を箱に入れて外側も10円玉で埋め尽くす作戦を実行した。結果的に6,000枚全てを使い切り、有岡は「これ期待できるでしょう。銅の力スゴイですよ」と、変化を心待ちにしている様子。銅イオンの効果が出るとされている約8時間後に再び測定すると、数値は「300」でストップ。中島は「すご～い。62も下がってるよ」と驚き、靴の持ち主である鈴木さんも嬉しそうな表情で見守っていた。この数値について、松林氏は「臭気計の数値が50下がっていれば、ある程度、消臭効果があると判断できるかなと思います」と話し、「臭い靴でも6,000枚の10円玉に8時間つければ臭いを抑えることができる」という結果となった。

　続いてのテーマは「火事場の馬鹿力はある！」。これは「非常事態に陥った時、普段では考えられないような力を発揮すること」を意味するが、八乙女は「どうなんだろう？」と、疑問視した。そこで、人間の潜在能力を研究している五感プロデュース研究員・荒木行彦氏に聞いてみると、「火事場の馬鹿力はあります。普段では、いくら頑張っても80％ぐらいしか能力が発揮できません。100％常に使うと骨や筋肉が壊れてしまうからです」とのこと。人間は無意識に脳がセーブし、本来の力の80％程度しか出せないが、危機的状況になると“脳のリミッター”が外れ、100％の力を出すことができるという。

　今回は八乙女を使ってこのマユツバネタを調査。手始めに八乙女の握力を測ると45.4kgだったが、25～29歳男性の平均握力は46.89kgのため、26歳の八乙女は少々下回る結果となった。この記録を通常の80％とすると、100％にあたる56kgを出せば「火事場の馬鹿力はある」という結論になるが、「出せる？　今までないでしょ？　56kgなんて」（有岡）、「ない、ない、ない。カッコいいよ。そこまで出しちゃったら」（八乙女）と、本人ですら握力アップは想像できないよう。検証を行うためには、八乙女にとって危機的な状況を作り出すことが必須。そこで、ヘッドフォンとアイマスクで八乙女の視覚や聴覚をシャットアウトし、右手に握力計を持ってスタンバイさせた。

　過去のオンエアー（16年8月17日放送回）でも露呈したほど、極度の猫嫌いの八乙女を追い込む目的で、2匹の猫と大量のぬいぐるみで“猫づくし”の環境に。中島が肩を叩き、八乙女がヘッドフォンとアイマスクを外すと、本物の猫を見た瞬間に「うわあぁぁ～～～！！！」と雄叫びを上げ、その勢いに猫も逃走。放心状態で立ち尽くす八乙女に、中島が「どう？　完全に危機的状況だったでしょ？　棒になってたもん」と声をかけたところ、「いや～、本当にやめてほしいよ……」（八乙女）と、苦笑しながらつぶやいた。しかし、肝心の結果は46.5kgで、さほど変化はナシ。

　番組スタッフが再び荒木氏にこの経緯を話すと、「“猫嫌いだ”っていうのは、嫌いな思考の段階で、嫌いなだけであって。危機的な状態ではない」と、コメントした。さらに、「本当にアレルギー持ってて……」と言いかけた時、スタッフが「アレルギーは持ってないですね」と八乙女の情報を伝えると、荒木氏は「ただの猫嫌いっていうだけでしょ？」と、アッサリ。このVTRを見た八乙女は「じゃあ、やんなくて良かったじゃん！」と、もっともなツッコミを入れた。荒木氏によると、「火事場の馬鹿力を出すためには生命の危機にさらされないといけない」とか。ということで、こちらの検証は失敗に終わった。

　お次は「催眠術は本当にかかっているの？」で、またしても八乙女がターゲットに。この道15年、これまで3万人以上に催眠術をかけてきたという催眠術師・十文字幻斎氏の協力を得ることになったが、八乙女は「先生、ムリですよ、これ本当に」と、自身の猫嫌いは克服できないと主張した。そして、十文字氏が「僕の目を見て。問題ありません。眠って」「10、9、8……」とカウントダウンしていくと、一瞬のうちにガクンと顔を伏せた八乙女。十文字氏が「3つ数えると、あなたはどういうワケだが、猫というものに対する嫌いな意識が完全に消える！」「1つ、2つ、3つ！」と合図を出した後、目を開けた八乙女は猫のぬいぐるみを見て「カワイイっすね」と言い、そのまま抱きかかえた。

　続いて、なんと“本物の猫”も難なく触り、スタジオでVTRを見ていたメンバーも「えー！」（岡本圭人）、「マジで！？」（山田涼介）などと大騒ぎ。この光景を目の当たりにした有岡＆中島は思わず笑い出してしまい、「信じられない！」「ヤバイ！　光くんのキャラが1個死んだぞ」（有岡）と驚愕した。八乙女は猫を膝の上に乗せ、顔にスリスリさせるなどスキンシップをとり、「（口で）チューってできる？」（有岡）と促され、2度も猫にキス。十文字氏いわく、催眠術にかかった人は「しっかりと意識はあるが、苦手なものでも言われた通りに感じてしまう」という。

　その後、十文字氏に「催眠解ける！」と指示された途端、ポカンと口をあけたままサーッと猫から離れた八乙女は「あぁ～！　オレ、触ってたんだぁ～！　気持ち悪い～！」と、パニック状態。しかし、またも「めっちゃ好き」（十文字氏）と言われると、「あ～カワイイ」（八乙女）と言いつつ、自ら猫に接近した。なお、有岡が「一番最初に触れた人のことを好きになる」という催眠術をかけてもらうと、こちらも効果抜群。隣りにいた八乙女に熱視線を送っていた。

　最後は「猫舌は治せる！」とのお題で、「JUMPイチの猫舌」と話す有岡がチャレンジすることに。真相を確かめるため、3人は埼玉県・ふじみ野市にある青山歯科医院へ。ここで、猫舌に詳しい院長・青山先生は「一応、最初に言っておきますけれども、猫舌ってのは病気じゃないんですよ」「実はそれっていうのは、食べ方が下手くそなだけなんですよ。その食べ方をちょっと工夫していただけると、みなさん食べられるようになるんですよ」と、解説した。

　有岡が「本当ですか！？」と食いつき、「先生は猫舌の方に指導して、何度も治してきた？」と質問するも、青山先生は「そもそも、猫舌は病気じゃないので。治す必要性はありません！」と、キッパリ。気を取り直し、有岡が「じゃあ、猫舌で悩んでいる子を救ってあげたというか……」と言い換えたところ、青山先生は「アドバイスであって、病気を治すことはしてません！」と、断言した。言葉を選んでもなぜか怒られる形となってしまった有岡は思わず苦笑いを浮かべ、中島も「今まで話してきて、（先生が）“結構スパルタなんだな”ってことが（分かりました）」と、メンバーをフォローした。

　そんな手厳しい青山先生いわく、舌の先端は「温度に敏感」、真ん中は「温度に鈍感」だそうで、「このベロの使い方が下手くそ……まぁ、やったことがないから、ベロを前に持って行って、熱いところに先にあたってしまう」（青山先生）とのこと。つまりは“下の真ん中を使えば猫舌にはならない”ということになり、さっそく熱々のコーヒーを使って検証。青山先生が「できるだけ、真ん中の方に。もう、舌先は隠すようにして、真ん中に流し込む」とアドバイスすると、2人は「できるだけ真ん中！」（中島）、「真ん中に！」（八乙女）と、便乗した。

　有岡は「うるさいよ、3人とも！　先生は1人でいいよ！」とツッコんだ後、コーヒーを一口飲んだものの、青山先生がすかさず「あ～、ちょっと使ってるね～」と、指摘。「なんで飲み方でこんなに責められなきゃいけないんだよ」（有岡）とボヤく始末だったが、青山先生はさらに「結局、飲み込むこともダメだし、吸い込むことも下手くそなの」と、有岡を全否定。これには、中島も「なんでさ。歯科医院来て、大ちゃんこんなけちょんけちょんに言われなきゃいけないの」と、有岡に同情していた。

　そして、青山先生の“厳しくも愛のある特訓”を受けること約20分。有岡はどうしても舌を上手く使えず、「奥までコップをくわえて飲む」という最終手段をとったが、青山先生からは「飲めてる、飲めてる」「一応これで克服はしました」と、ようやくOKサインが出た。最後に有岡が「じゃあ、自分が正しいと思って、すすってた方法は間違ってるということですね？」と確認すると、「間違ってはいない！　猫舌は病気ではないから！」と、声を荒げる青山先生。八乙女＆中島は茶化すように先生のモノマネを披露し、有岡に言い聞かせていた。

　スタジオトークでは、山田が「ってか、催眠術マジ？」と聞くと、八乙女は「マジ」と、返答。「いまだに信じられないもん」（岡本）、「見てる人は“嘘だ”と思ってるかもしれないけれど、光くんの映像は本当に衝撃VTRだよ！」（山田）、「あんなの、お芝居でできるはずないじゃんね？」（有岡）と言うと、八乙女本人は「記憶が残ってるから、（催眠術を）解かれたとき一気に寒気がするんだよ。グワーって」と、振り返った。

　また、「ゆーてぃはやったの？」（山田）との質問に、中島は「俺、やったんだけど……まぁ、かかりづらくて」と、ポツリ。山田は「かかりやすい人、かかりにくい人がいるんだね」と理解し、「なんか、頭でよく、こう考える人だとかかりにくいみたい」（八乙女）、「なんかいろいろ頭で分析しちゃったから……」（中島）という話になり、知念侑李は手を叩いて大爆笑。ここで、山田が「いわゆる、2人は“単細胞”ってこと？」とストレートにコメントすると、有岡は「（自分と八乙女は）頭使ってない2人だったの。はい、そういうことです」と、すんなり認めていたのだった。

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