女社長・川崎希、AKB48時代のファンをターゲットに「1時間で200万」稼いだ!?　“レジ金泥棒”の被害も告白

2016年12月2日

　河本から「どれくらいで立ち上げたの？　起業を最初する時。軍資金はどれくらい？」と聞かれた川崎は「軍資金は40万円でした、最初は」「やっぱAKBにいたので。AKBの時ってお給料全然なかったんですよ。だから、全然貯まらなくて、3年でやっと40万円くらい貯まって（起業した）」と、回顧。こうして起業のための目標金額を貯めると、川崎はすかさずAKBを卒業し、なんとその翌日には社長として働き出していたそうだ。川崎は「最初はメンズのTシャツとかシンプルな物だけ、4型くらいだけでスタートした」と振り返り、自分でデザインしたものをグラフィックデザイナーに外注してデザインにしてもらい、ネットショップを開業して販売したとのこと。

　若い男性をターゲットにしたネットショップについて、河本が「それ、最初どうだったんですか？　会社的には」と質問したところ、川崎は「売り上げ、結構ありました。やっぱり、AKBだったんで、AKBのファンの方が最初買ってくれて……」と答え、「最初はやっぱり、普通のところと勝負しようと思うと難しいので、ファンの方が買っていただいて……。なので、1時間くらいで200万円ちょっと売れて、それで、だんだん軍資金を多くしていって、今に至るって感じです」と、ニッコリ。名倉が「成功しているワケね、ちゃんとね。AKBに入ってね」と感心すると、川崎も「AKBに入ったおかげで（成功した）」と頷き、「AKBに入らないとTシャツなんか売れへんもんね」（名倉）との言葉も否定しなかった。

　川崎はAKB時代のファンを対象にした作戦を見事成功させ、Tシャツのバカ売れで得たお金で事業を拡大。これまでに渋谷駅前にネイルサロン、新宿の一等地にエステサロン、恵比寿にはレンタルドレスショップを開業したことも。しかし、場所が場所だけに「家賃高かったです。渋谷と新宿でやってたんですけど、全部合わせると月150万円とか、家賃だけでかかっちゃって」（川崎）といい、そこに人件費や材料費も加わっていたという。川崎は「最初は全然すごく黒字だったんですけど……。最後まで赤字にはならなかったんですけど、どんどん周りにもネイルサロンとかできてくるので、価格がどんどん下がっちゃって。平均の単価が前は1万円くらいだったのが、最後の方は5,000円になっちゃって、そうすると“もうやっても意味ないな”と思って、閉めちゃった」と、語った。

　価格競争の激化で赤字になる前に閉店を判断した川崎だが、店を閉めてネットショップに移行した理由はもう一つあったんだとか。川崎は「やっぱり、店舗だと“レジ金泥棒”とかいるんですよ」と、レジからお金を盗ってしまう人物がいたと明かし、「（被害は）1日2万～3万円とかだから、月に考えると100万円近いお金がなくなってたりしたんですよ」と、告白。河本が「え！？　気づかへんの！？」と驚くと、「いや、気付いて。“お金な～い！　足りな～い！”と思って、みんなに聞くんですよ。『レジ今日誰がやってたの？』とか言うと、『分かんない』『分かんない』ってなって……」（川崎）と、気付いた時点で従業員に確認するも、曖昧な返事しかなかったそう。

　川崎は、若い女の子ばかりの従業員にキツく問い詰めることができず、レジに監視カメラを付けることに。すると、カメラで監視を始めてからは「ピタッと（レジ金が）合うようになって、それ（レジ金泥棒の被害は）が終わった」（川崎）とのこと。現在はそのお店はやっておらず、服のネット販売に1本化。スタッフは5人ほどしか雇っていないそうだが、「アレクの家族も雇ってるんですよ」（川崎）と話したように、家族経営しているという。

　しかし、以前はアレクがモデルを務めることもあったものの、「今はメンズほぼやってなくて、レディース1本っていうか」（川崎）といい、「何でメンズやめたの？」（名倉）と聞かれると、「やっぱり私が“結婚した”っていうのがあるんですけど、（メンズが）売れなくなって」（川崎）と、苦笑い。MC陣の「ファンしか買わなかったんだ？」（名倉）、「AKBのファンは（応援していたメンバーが）結婚したら『うそ～ん！』ってなるて」（河本）といった指摘も、川崎は「はい。（ファンが）まったく、1人もいなくなっちゃって」と、素直に認めていた。

　こうして川崎のブランドがレディース専門に方向転換したことで、モデルの職を失ったアレク。河本から「モデルの仕事減ったやろ？」と聞かれると、アレクは「やってないっすね」と、アッサリ回答。その上で、「オレ、今はのんちゃんの運転手とか……。あと、毎日マッサージしてます」（アレク）と、自身の役割を強調した。名倉がアレクの“給料事情”に関心を示したところ、「給料はあげてるんですけど……」（川崎）、「月1,000円くらいですね」（アレク）といい、河本は「それアカンて、のんちゃん！　1日100円ないんやで？」と、ビックリ。さらに、アレクが1,000円で「エロ本」を買っていることが判明すると、名倉も「そうなるで。エロ本しか買われへんようになるやん」と、川崎に訴えた。

　ところが、川崎は「それでいいんですよ」と主張し、アレクも「（お金があったら）ピンサロ行っちゃうんすよ」と、発言。MC陣は、口々に「ええやん、行ったら」（名倉）、「何でアカンの？　浮気よりマシやん」（河本）と言ったが、川崎は「プロの方が上手いからダメなんですよ、ウチ、プロは」と、夫婦の独自ルールを明かした。一方、アレクは「（ピンサロ1回）3,600円なんですよ」と、1,000円では行けないことを説明しつつ、「のんちゃんのお母さんの貯金箱から（お金を）抜いたことありますね」と、“自供”。これに対し、名倉は「そうなるよな。これはね、のんちゃんが悪い」といい、河本も「33歳で月1,000円って聞いたことないやろ！」と呆れたが、川崎いわく「3,000円くらいあげちゃうと“こういうお店行っちゃうな”と思って、だんだん少なくして1,000円に落ち着いた」という。

　河本が「アレク自体、やりたいことないの？」と問いかけると、先に川崎が「なんか、映画作りたいみたいで」と口にし、アレクも「『アダムス・ファミリー』のパクリみたいなやつ（を作りたい）」と答えた。また、アレクはバンド活動を行っていることでも知られているが、「最近（川崎が）お金を全然くれないんで、今止まってるんですよ、バンド活動が」（アレク）とのこと。名倉が「アレク（を）もっと泳がしたり？　そしたらもっと才能開花するかもよ？」と助言したところ、アレクも「今、のんちゃんに結構縛られてるから、もうちょっとやっぱり羽ばたきたい。もうちょっと自由になりたい」と、懇願。川崎は「羽ばたきたい～？」と困惑しながらも、名倉から「アレクのどういうところが好きになったの？」と確認されると、「破天荒なところ」と答えたため、アレクも「そうだろ！？」と調子に乗り、スタジオを笑わせた。

　そんなアレクの父親も、実は川崎の会社で働いているんだとか。その仕事内容は、商品発送のための“シール貼り”だそうだが、河本が「お父さんは月1,000円じゃないよね？」と聞いたところ、「お父さんは月50万円です」（川崎）と、想像以上の高月収が発覚。これにはMC陣も「シール貼って！？」（名倉）、「社長、バカなのか！？　旦那に月1,000円で、お父さんシールで50万円貰えるの！？」（河本）と驚愕していたが、川崎が「そうなんです。（それなのに）サボったりするんですよ」と明かしたことで、出演者が大笑い。名倉は「アレクの（同じ）血が流れてるわけやね」と、親子の似たような性格に納得し、河本は「50万円貰ってサボるって……」と笑い続けていた。

　最後に、川崎は新しく考えているビジネスに言及。「アレクの家族がペルーにいるんですけど、ペルーってすごくアルパカの毛が有名なんですよ。なので、アルパカ牧場と契約して、アルパカ製品を作って、ウチのブランドで売るっていうのが目標」といい、実際、この収録の2週間後に川崎＆アレクはペルーに赴き、現地を視察。今後はアルパカの毛で、ヒット商品を狙っているそうだ。

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