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森脇健児、仕事激減で“髪の毛が抜けた”……『いいとも』時代に工藤兄弟とタモリを激怒させたエピソードも披露



 7月28日放送のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京)に、“マラソンタレント”として再ブレイクを果たした森脇健児が出演。人気絶頂期の収入や、転落から現在に至るまでの生々しいエピソードをぶっちゃけた。

 関西出身の森脇は、高校2年生で「第1回松竹芸能タレントオーディション」に合格後、地元のローカル番組に出演して人気を獲得。23歳で東京に進出すると、『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)といったレギュラー番組を10本以上抱えていたほか、1993年~96年にはマンダム「GATSBY(ギャツビー)」のCMで俳優・吉田栄作と共演するなど、売れっ子タレントに。しかし、その状態は長く続かず、99年には全国区の仕事が激減。現在は京都を中心に活動している。

 番組で森脇は「いやぁ、嬉しいわ。テレビ東京で喋れるのも」と切り出し、MCのネプチューン・名倉潤には「(兵庫県出身で)『姫路の名倉』言うたら有名やで!」「姫路の名倉さん!」と、のっけから“ヨイショ”。ちなみに移動手段は各駅停車の新幹線「こだま」というこだわりがあるようで、その理由は東京に到着するまでに「(気持ちを)温めなアカンから!」と、主張。同じく関西出身のゲスト・杉本彩や、MCの次長課長・河本準一についても同様に褒め称えてスタジオを盛り上げ、しっかりと“こだま効果”を発揮していた。

 東京で人気を博した時代について、河本が「絶頂期(のレギュラー番組)は何本抱えてらっしゃったんですか?」と尋ねると、森脇は「レギュラー12本くらいやってましたね。大阪、京都、東京(の番組を併せて)」と答え、「プラス、ドラマやらせてもらったりとか、(さらに)CM! 『GATSBY』つけてカッコつけて」と、回想。CMのキャッチフレーズ「栄ちゃんにシュッ、健ちゃんにシュッ」や、商品が「レモンライムの香り」だったことを懐かしんだかと思えば、すぐに「今、加齢臭」と自虐し、共演者を笑わせた。

 このように、レギュラーのバラエティに加えてCM、ドラマ、映画と大活躍だった森脇。河本が「(当時の月収は)なんぼくらい?」と踏み込むと、まずは「僕はだから、あの……。ベンツをキャッシュで2台乗ってましたもん」と、当時の“セレブぶり”を明かし、「(月収の)MAXは、でも1000万円無かったけどね」「ギリギリ届かんかった……。まぁ届くかな、届かんかな、ってくらいやね」と話したが、それでもかなりの額だったことが判明。ゲストのウーマンラッシュアワー・村本大輔が「えっ、『健ちゃんにシュッ』はいくらくらい……」と追及したところ、森脇は「『健ちゃんにシュッ』は、だから、ベンツ1台くらいやね」と、サラリ。つまり、「GATSBY」のCMだけで1000万円ほど稼いでいたようだ。

 さらに、森脇の大きな買い物は高級車だけではなく、「目黒、上大崎3丁目。そこのマンションをキャッシュ(で購入)」した時代もあったという。価格は「1億円にはいきませんでした」とのことだが、当時25歳でベンツ2台に7000万~8000万円のマンションを購入していた事実に、出演者一同が驚愕した。

 しかし、順風満帆に見えた芸能生活は、森脇が30歳の頃に突如終わりを迎えてしまう――。2ページ目へ