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【ヨソで言わんとい亭】“金八女優”が現代病「パニック障害」で過呼吸&ひきこもりの過去告白……克服の転機となったのは大物俳優からの金言



 2月4日放送の『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』(テレビ東京系)に大病を患った著名人が出演し、自身の経験談を話した。

 この日、番組には2014年に「膀胱癌」が判明した元プロボクサー・竹原慎二や、「パニック障害」に苦しんだ女優・川上麻衣子、2000年に「急性骨髄性白血病」を発症した女優・吉井怜が登場。「100人中3人がなる」と言われている現代病にかかった川上は1980年にNHKで女優デビューを果たした後、同年のドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)や、1989年の北野武監督の映画『その男、凶暴につき』など、ドラマから映画まで数々の名作に出演。そんなベテラン女優が突如パニック障害に襲われてしまい、一変したという生活について赤裸々に語った。

 川上が経験したパニック障害とは、体に悪いところがないにも関わらず、精神的な不安からめまいや呼吸困難など「パニック発作」を引き起こす病気のこと。川上は「私は結果的にお医者さんに行ってないので、ちゃんとしたことは分からない」と前置きした上で、「きっかけは海外にしばらく行っていて、帰って来た日に物凄い頭痛で……でも空気が悪いところに戻って来ちゃったのかなと思って。で、そのまんま寝返り打った途端に吐いちゃったんですよ」「その自分にビックリして、どんどん呼吸が上がって。手とかも痺れるし救急車を呼べない状態だったので、どんどん怖くなって」と、体調不良になった経緯を明かした。

 こうして何の前触れもなくパニック障害のような症状が起き、この時はなんとか治まったものの、後に何度も発作に襲われるようになったという。川上が「これから舞台で後30分で開演ですっていうベルが鳴ったくらいから、呼吸が自分でコントロールできなくなって」と話すと、番組MCのネプチューン・名倉潤が「ハッハッ……みたいになるんですか?」と一般的な過呼吸のイメージで質問した。これに対し、川上は「最初は落ち込むみたいに自分の中で考え込んじゃうんですけど、その時にこのままだと体温が調整できないし、冷たくなるし、“あの状態(発作状態)になるかもしれないな”と思って、“落ち着け、落ち着け”ってすると余計におかしくなって」と深刻な病状を説明。

 それでも川上は仕事を休むことはなかったそうで「結局、自分で病気だと思ってないので。病気だと言ってくれた人もその頃はいなかったんですよ」と、パニック障害への認識が自他ともになかった状況を振り返った。