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【ヨソで言わんとい亭】「セックスの時に出血」……子宮頸がん&子宮体がんと闘った原千晶、壮絶な闘病生活明かす



 4月21日放送の『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』(テレビ東京)にタレント・原千晶が出演し、自らが経験した2種類の子宮がんと、その過酷な治療の日々を克明に語った。

 同番組は、MCのネプチューン・名倉潤、次長課長・河本準一らとさまざまなゲストが「ココだけの話」を展開するバラエティ。この日は大病を患った“病気芸能人”が集結し、原のほかには2009年に重度の糖尿病が発覚した経済アナリスト・森永卓郎氏、2014年に網膜剥離で失明寸前だったウーマンラッシュアワー・中川パラダイス、2006年に腎臓がんが見つかった元プロレスラー・小橋建太が出演した。

 原は1994年に芸能界デビュー。数々のバラエティで司会を務め、一躍人気者となったが、そんな原を突如襲ったのが子宮頸がんと子宮体がん。この日、解説者として出演した医師の木下博勝氏は、この2つが「全く違う病気」であることを前置きし、子宮の入り口の方に出来るのが子宮頸がん、真ん中の方に出来るのが子宮体がんだと説明。また、子宮頸がんは20代から既にかかる可能性が出てくるが、子宮体がんは50代~60代が多くなると話すと、原は「私は35歳でなってて、若年性(子宮体がんだった)」と、明かした。

 原はまず、子宮頸がんが発覚した経緯について「元々すごく生理が重たかった」「毎月、もうホントに倒れちゃうくらい具合が悪くって」と話し、30歳になる手前の頃に「すごく具合が悪くなって」と、切り出した。生理でもないのに下腹部に鈍痛が続くようになったそうで、原は「セックスの時に出血するんですよ」と、衝撃告白。「セックスするじゃないですか。そしたら、その後パーッてホントに真っ赤な鮮血がシーツにつくんです」と言い、生理時の血液とは異なる“真っ赤な血”に恐怖を感じたという。これに、木下氏も「セックスの時の出血が、実は子宮頸がんが発見される1番の症状」と補足した。

 そして原はその後すぐに病院で検査を受け、子宮の入り口に1cmの腫瘍が見つかったそうだが、腫瘍摘出手術は無事に成功。しかし後日、手術の結果を聞きに病院へ行ったところ、先生から「がんだったから」と告げられたという。さらに、先生はがんの再発や転移を防ぐためと、原に子宮全摘出を提案。原は当時の心境について、がんだったことよりも子宮を摘出しなければならないことの方が「何十倍もショック」だったと振り返った。

 この時、原は結婚はおろか出産も未経験。親にも説得されたものの、子どもが欲しいとの願望が捨てきれず、この時は子宮全摘出を拒んだという。その後の体調は良好で、普段の生活にも何ら支障はなかったそうだが、そんな原にまたしても病魔が襲いかかった。2ページ目へ