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【ヨソで言わんとい亭】元人気子役、売れっ子時代の給料&「子どもがお腹の中で突然死」の悲劇を告白



 6月30日放送のトークバラエティ『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』(テレビ東京)に、大病を経験した芸能人が出演。壮絶な闘病生活を振り返った。

 この日のゲストは、これまでに急性心筋梗塞など複数の心臓病に襲われた元クリスタルキング・田中昌之、重症すい炎で内臓破裂を起こし、死の淵をさまよったタレント・堀ちえみに加え、日本に約4000人しかいない難病・抗リン脂質抗体症候群を患った元人気子役・間下このみが出演。間下は、妊娠中に胎児を危険にさらした恐ろしい症状を告白した。

 間下は、4歳の時に出演したキッコーマン「ガンバレ玄さん」のCMで大ブレイク。その後、ドラマ『スクール☆ウォーズ』(TBS系、1984年)や、バラエティ『所さんのただものではない!』(フジテレビ系、1985~1991年)などに出演し、テレビに引っ張りだこの子役時代を過ごしていた。しかし、人気子役として多忙な日々を送っていたにも関わらず、当時の給料は“月給制”だったとか。ほかの子役出身タレントは大人になってから「あの時、何千万も貰ってた」などと話すこともあるが、自身については「結構仕事はしてたんですけど、お金は……。まぁまぁ。1ヶ月においくらっていう感じで頂いてた」とのこと。

 また、「皆さん、(ブランド物の)バッグを親が買ったとか、車を買ったとか聞くけど、うちは結構普通でした」と話し、番組MCの次長課長・河本準一が「一番大きな買い物何したの?」と尋ねたところ、「いや、買い物は無かったけれども、仕事の帰りにファミレスで好きな物食べさせてくれる」と、ニッコリ。河本は「めっちゃ可愛い。改めて(子役)全員『そうであれ』と思った」と呟いた。

 そんな売れっ子の間下だったが、中学生の時に「普通の学生生活をしてみたい」と考え、芸能界を引退。そして、高校卒業後にカメラマンを目指し、現在は写真作家としての活動と子どもの育児を両立させているという。間下は「若い頃にこういうテレビのスタジオセットの写真を撮る仕事をしてた」と言い、その時に番組MCのネプチューン・名倉潤とも会ったことがあると明かした。名倉は覚えていないようだったが、「スタッフで(仕事をしていたから)分かんないですよ、“間下このみ”なんて。だけど、すごく良くしてくださって」と回顧する間下に、名倉は「そうですか! 良かった、ちゃんとしてて」とコメントし、共演者の笑いを誘った。

 このようにカメラマンとして活動しながら、28歳の時に結婚。1年ほど経った頃に妊娠が発覚したといい、「初めての子だし、すごく喜んで……。十月十日経てば生まれて来るって信じてた」と話したが、続けて「妊娠6ヶ月になるぐらいかな。急に胎動が少なくなったんです」と、激白。心配になり、ネットで調べてみると、「まだ赤ちゃんは小っちゃいから寝てることもある」と書かれていたため、様子を見ることに。間下は「主人もすごく楽しみにしてたんで、そういうマイナスなことってなかなか言いづらくて。3日後ぐらいに『これはちょっとマズイかも』って思って主人に言ったら、『じゃあ、すぐにお医者さんに行こう』ということで次の朝医者に行ったら……。あの、もうお腹の中で亡くなっていたんです」と、悲痛な表情で語った。

 さらに、「その後が結構大変」だったと明かす間下。亡くなった胎児をそのままお腹の中に置いておくわけにはいかず、母体に陣痛を起こし、産まなければならなかったという。「普通、陣痛って辛いけど『おぎゃー』って泣いてくれるから(頑張れる)」「だけど、泣かないって分かってる中で陣痛を経験して産むのは、ちょっと辛かったですね」と、複雑な胸中を吐露。こうして、間下は第一子を妊娠しておよそ6ヶ月目で、死産を経験。しかし、深い悲しみから、胎児が亡くなった原因は調べなかったとか。

 ところが間下は、その数ヶ月後に再び妊娠が発覚。今回は最初から大きな病院で診てもらうことを選んだが、大学病院の妊婦健診を受けると、血液検査の値で「血小板が少ない」ことが判明したとのこと。医師の勧めで精密検査を受けると、間下に「抗リン脂質抗体症候群」という、あまり聞き慣れない病気が見つかったそうだ。2ページ目へ