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【ヨソで言わんとい亭】裏社会ジャーナリストが明かす、ドラッグ密売の最新手口と“絶対に行っちゃダメ”な裏カジノ



 4月14日深夜放送の『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』(テレビ東京)で、裏社会ジャーナリストが話題のドラッグや裏カジノの実態を大暴露した。

 同番組は、MCを務めるネプチューン・名倉潤、次長課長・河本準一らが毎回ゲストを迎え、ほかでは話せないような“激ヤバ話”を聞き出すトークバラエティ。この日は裏社会ジャーナリスト・石原行雄氏が出演し、自ら潜入取材した裏社会の実情を激白した。

 まず番組では、ドラッグの最新事情をクローズアップ。近年、著名人の薬物事件も多いが、今年2月には中学3年と高校3年の少年3人が大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕されるという事件も。このように、違法薬物が若者にまん延している現状について、石原氏は「援助交際してるような中高生の女の子の取材なんかも非常にやってるんですけど、もうホントに中学生・高校生で覚せい剤体験のあるっていう子(がいる)」と衝撃的な事実を明かし、「法律を破ってでも子どもと寝たい」と考えるような大人たちは、少女らにドラッグを分け与えることに対しても躊躇がないことを説明。

 援助交際相手の大人ではなくとも、地元でつるんでいる大学生や社会人、先輩のお兄さんといった身近な男性がドラックを持っているケースもあり、「男の方としては、ちょっとクスリを与えて遊ぶと……ベッドの中に入ると“オモチャにできて楽しい”みたいな。そういうところでも、あまりその“危険な物”だって意識が育まれる前に手を出しちゃって、垣根がなくずるずるいっちゃう」と、若年層が薬物依存に陥る一例を語った。

 人に勧められても、絶対に手を出してはいけないのが違法薬物。しかし、本人が知らぬ間にドラッグ密輸に加担させられることがあるという。石原氏いわく、大きく分けて2つの手口があるそうで、1つ目は、知らないうちにドラッグの運び屋にされる「ブランド品買い付けツアー」。ツアーの名目としては「会社が販売目的で買い付けて輸入すると関税が大きくかかるため、個人に関税のかからない範囲内で買い付けの手伝いをしてほしい。その代わり旅行費用は出す」と持ち掛けるというもの。旅行ついでに指定の店でブランド品を買ってくるよう指示し、空港に着いてから品物だけ受け渡しさせるといった流れだが、実はそのお店で買った物の中にドラッグが仕込まれているんだとか。

 空港の検査で捕まった場合、本人は「ドラッグを運んでいる」との自覚がないため白状のしようもないが、石原氏はこのパターンについて「たとえば末端のその運び屋にされた素人がパクられても(捕まっても)、組織は全く無傷のまま」と、嘆いた。これについて、名倉が「そのツアーは(素人が)どうやって知るワケですか?」と質問すると、石原氏は風俗嬢や水商売で働く人向けの求人誌を挙げ、歌舞伎町の店にフリーペーパーとして置かれているケースや、ネット上でも募集を展開していると解説した。

 密輸に加担させられる2つ目の手口は「一人暮らし限定のツアーモニター」。石原氏によれば、組織は「婚活旅行のモニター」などと説明し、「旅行代金タダ」で一人暮らしのツアー参加者を募るという。とはいえ、一人暮らしの部屋でも家族や恋人が合い鍵で出入りする可能性もあるため、事前に「参加者としてふさわしいか審査する」との名目で他人が自宅を訪ねる頻度を聞き出しておくんだとか。そして、密輸拠点として安全だと判断した家の住人だけをツアーに参加させ、本人が不在の間にピッキングなどで家に侵入。その間に海外から違法薬物を届け、受け取る場所に使用するそうだ。

 知らないうちに家を使われてしまう人だけではなく、「5日間留守宅になるから寝泊まりして、荷物来たら受け取ってココに運べ」などと指示された側も、別口で雇われた“使い捨て”の人間。彼らが捕まっても組織の情報が漏れることはないといい、こうした手口はかなり新しいケースのため、末端の人間ですら捕まえるところまで捜査が及んでいないという。名倉は「タダの旅行は怪しいと思わんとアカンよね」と、一般の人が甘い話に誘われて事件に巻き込まれてしまうことに注意を促した。2ページ目へ