【KinKi Kidsのブンブブーン】滝沢カレン＆フォーリンデブはっしーとバイキング巡りへ……キンキ、“カレン流”の食レポに大困惑

2017年5月22日

　はっしーに連れられて一行がやってきたのは、JR品川駅近くの「グランドプリンスホテル新高輪」の敷地内にある「Buffet＆Cafe SLOPE SIDE DINER ZAKURO」。こちらは、はっしーが「時間に追われるのはもう嫌だ！ゆったり過ごす大人の進化系ビュッフェ」と題した通り、食べ放題にありがちな時間制限を設けず、まるでコース料理を味わうようにゆっくりと料理を楽しめるのが特徴だとか。席に着くと、滝沢は「さっそく料理取りに行っていいですか？」と、またしても明らかにカンペを“棒読み”し、光一から「アカン、それは。下手くそか！」と、注意される一幕も。ところが、はっしーまでもが「ちょっと待ってください」と不自然な口調で割り込み、「何なん、この2人？ちょっと……」（光一）、「リハやったんすか？」（剛）、「ドラマじゃねぇんだから！」（光一）などと呆れ返るキンキだった。

　はっしーは改めて、同店のビュッフェが時間無制限の“コース仕立て”になっている点に触れ、「なので、こうやって席に着くとですね、まずホテルから最初の先附のアミューズが1品出てくるんですね」と、説明。アミューズを運んできた店員さんに、光一が「何すか？これは」と質問したところ、「こちらは、小前菜の『コンソメロワイヤルザクロソース』でございます」とのことだった。剛が「ザクロソース……（お店が）柘榴坂の横やから？」と確認すると、店員さんも肯定。はっしーからも「洋風の茶碗蒸しですね」「まずはこれで胃袋を温めていただいて、コンディションを整えた上で、たくさん美味しいものを召し上がっていただきたい」と前置きがあり、4人で「いただきます」をした後、食べ始めた。

　1品目とあって、「どうですか？」と感想を促すはっしーだったが、光一は「おいし、おいし」と淡白な感想のみ。剛から「もうちょっとあるやんけ～。お前、これ、嫁が作った飯だったら即離婚やで」と“ダメ出し”されるも、「え、アカン？」（光一）と、開き直っていた。そこで、「滝沢さんがちゃんと（食レポ）見せてくれるから」（剛）という振りで、滝沢が“正しい食レポ”に挑戦。しかし、滝沢はカメラ目線で一口食べた後、「う～ん！見たことない（ハートマーク）」と発したため、一斉に「ごめんなさい、ごめんなさい。違いますね」（剛）、「食べてから『見たことない』は違うと思うんですよ」（光一）、「『食べたことない』とか」（剛）、「味覚と視覚が何か、大変なことになってるんで」（光一）とツッコミが飛び交う事態に。その一方で、光一は「スゴいなぁ！今の、俺……。オモロいわぁ。スゴいな、ズルいなぁ」と、滝沢のコメントが気に入った様子だった。

　その後、はっしーから“ホテルバイキングの最新トレンド”として、シェフが目の前で調理してくれる「ショーキッチン」スタイルと、見た目も楽しめて“SNS映え”するような「フォトジェニックな料理」という2つのキーワードを教わった3人。これを踏まえ、キンキと滝沢は「食欲をそそるフォトジェニックな最強バイキング」をテーマに盛り付けにチャレンジ。剛はお店イチオシの「タイムとガーリック風味の仔羊肉の鉄板焼き南仏野菜添え」や、「塩麹でマリネした骨付きローストビーフ」「ムール貝の白ワイン蒸し」など9品を選び、滝沢は「小さなココットに入った海老とアボカドのペンネグラタン」「オマール海老のクリーム仕立てパイ包み焼き」「モッツァレラとカラフルトマトのカプレーゼ」など13品を彩りよく配置。こうして2人が着々と自分好みのお皿を仕上げている頃、光一は一向に料理を取らないばかりか、お皿すら持たずに店内をウロウロしていた。

　席に戻ると、1人ずつお皿の内容や盛り付けをお披露目。まずは剛が「シチュー系がただ食べたかったんで、（『仔羊肉のクリーム煮エストラゴン風味』を）真ん中に置いたら、目が合う人たちが何か僕に分けてくれたみたいな、そんな感じで。マスタードいろいろ色があったから、ちょっとマスタード色変えたりとか」と解説すれば、はっしーも「彩りがスゴいキレイですよね」と評価。光一から「真ん中（の料理が）周りにくっついちゃってる」と厳しいチェックが入ると、剛は「いや、最初はくっついてなかったんですよ。ロケ中にどんどんくっついていっちゃったんですけど……」と“言い訳”しながら、「まぁでも、初めてそんなことを考えて（お皿に）のっけてみたんです。いつも食べるだけのためにのっけてますからね」と語った。

　続いて、滝沢のお皿に注目した時には、光一も「スゴいキレイだよね」と、絶賛。普段はカレーやそば、うどんといったメニューを選ぶという滝沢だが、「今回は“自分の食べないものを入れてみよう”っていう……」「ホントに写真のためのヤツにしてみました」と、テーマにこだわったとか。光一が「それでこうやってチョイスできるのスゴいね」としみじみつぶやいた後、いよいよ光一のお皿チェックかと思いきや、剛は「もういいですよね。いただきましょう！」と、強引に切り上げようとした。「あれ？」と笑う光一に、剛は「だってもう1秒で終わるもん」と、相方の盛り付け紹介を予想したが、光一は「俺、待ってたんや」と食い下がって解説を開始。

　光一は「タコのガルシア風」「サラダ＋ノンオイルドレッシング梅づくし」に加え、「しゃぶしゃぶ」1皿と、さらに大量の「しゃぶしゃぶ用薬味」で1皿という盛り付けで、「ポイントとしてはこの薬味の量ね」とコメント。「多すぎや」（剛）との声に、「いや、いや、いや、違うの。家でよく1人しゃぶしゃぶとかする時も、薬味大量に入れるの！ビュッフェ形式やし、いくら取ってもいいワケでしょ？ “じゃあ、家で食べてるように薬味いっぱい入れちゃおう！”と思って、『お取りください』っていうのを半分入れてきました」（光一）と報告。これには滝沢も「え～！？」と驚き、剛は「それもう、（しゃぶしゃぶというより）薬味やけど」と苦笑いを浮かべた。

　それぞれ自分が盛り付けた料理を食べ始めると、「うん、美味しい！」（滝沢）、「あ、旨いね～」（光一）、「『旨い』、いただきました」（はっしー）と盛り上がったが、「いかがですか、カルパッチョは？」（はっしー）と聞かれた滝沢は「タコの噛みにくさがまったくなくて……ほとんどホントに、なんか……薄く切ってあるので、全然歯ごたえがなくて」と食レポ。すかさず光一が「歯ごたえはあると思うよ」とフォローし、画面上にも「カレン語を翻訳」として「歯ごたえがない」は「柔らかい」であると注釈が表示された。さらに、滝沢は大好物のグラタンも「う～ん、美味しい！ホントに“みんなが作るグラタン”って感じ」と表現し、「褒めてへんやん」（光一）、「褒めてんの？」（剛）と聞き返される場面も。こちらはテロップの翻訳によると「万人受けするグラタン」といった意味のようだったが、光一は「『みんなが作れへん』でしょ？俺より（食レポ）下手じゃねぇか？」と言い放った。

　ここで、光一が「滝沢さんね、なんか話によるとアナウンス学校行ってたらしい……」との情報を持ち出すと、剛は「えっ！？」と2度も聞き返した。光一も「『えっ！？』でしょ？」と相方に共感しつつ、「どんな勉強したの？レッスンみたいなこととか」と尋ねたところ、滝沢は「とにかく早口言葉！『シャンソン歌手新春シャンソンショー』みたいなヤツです。それをもう、『5回言え』とか言い出すから……」と、回顧。早口言葉のレッスンはイメージしやすかったのか、「あ～、アレか～」（光一）と聞いていたキンキだったが、「あとは『“です”を4つに分けなさい』みたいな感じで。たとえば、『そうです』『そうじゃない』『そうか』『そうだろう』みたいなのが……」（滝沢）という話には「“そう”が今、4つに分かれた」（光一）、「今“です”は冒頭にしかいらっしゃらなかった」（剛）などと混乱。

　滝沢はヘラヘラ笑いながら、「じゃあ“そう”だとして、今みたいに分けるんですよ。そういうのを永遠に毎週、毎週やってました」と述べたが、光一は「へ～……何も身にならなかったんだね！」とバッサリ。こうしてひとしきり盛り上がった後、キンキは「今日は美味しい物食べたし、もう帰ろう」（光一）、「ね。ありがとうございました！」（剛）と勝手に“締め”に入ろうとしたが、滝沢は横目でカンペをチラ見して、「でも、ここだけじゃ足りない！」と棒読みで主張。光一はまたも「もうちょっとなんか、上手いやり方あると思うねんけど」と呆れ、剛も「練習の成果が出過ぎてんのよ」と、想像した。

　そんな一行は続いて、現在「女性人気No.1」といわれるデザートバイキング「ストロベリーデザートビュッフェ」を求め、西新宿にある「ヒルトン東京」へ。30種類の苺のデザートが食べ放題になるビュッフェは、6月30日の開催最終日まで全予約が埋まっているというが、「今日はですね、こちらの番組のために特別にこの個室の中に『ストロベリーデザートビュッフェ』を再現してくれました」（はっしー）と聞き、光一は「テレビってスゴいんだね～」とポツリ。また、はっしーが「この扉を開けた瞬間から、皆さん“苺の国の住人”ですから」と盛り上げた際には、「わーい！」と喜ぶ滝沢の隣で、「住民票とか大丈夫？」（剛）、「税金、どれくらいかな？」（光一）と、わざと現実的な返しで笑いを誘うキンキだった。

　両サイドに開く扉の前に滝沢を立たせ、光一＆剛が左右にオープンすると、滝沢は部屋に用意されていた30種類の苺のスイーツとその可愛らしいデコレーションに「ワ～（ハートマーク）スゴ～い、可愛い～！」と大興奮。キンキも「スゴい、匂いが！」（光一）、「苺チョコレートタワーやんか！」（剛）と、苺のチョコが滝のように流れる「レッドチョコレートファウンテン」を見てハイテンションに。種類が多く、「全部は食べられへんやん」（光一）と残念そうにしながらも、「苺だけもあるし、マドレーヌの苺もある」（剛）などと目移りしていた。メリーゴーランドの置物に「これも苺なの？」（剛）とボケると、瞬時に「違うよ」（光一）とツッコミが入りつつ、一通り見て「どうですか？この色とりどりな苺スイーツ」（はっしー）と聞かれた3人は「女子にはたまんないでしょ」（光一）、「食べたい！」（滝沢）、「端から端までいきましょう！」（剛）と、ソワソワ。

　しかし、ここではっしーから「だけど、すぐには食べられないんです！今回はですね、この30種類のデザートの中で人気No.1を当てなければ食べられない」「題して『当てなきゃ全品没収人気No.1スイーツはどれだ！？』」と企画が発表されると、キンキは「そういうのいらない」とブーイング。とはいえ、抵抗虚しくもキンキと滝沢は3人1組になって人気No.1スイーツを当てる流れになり、対戦相手の“スイーツ大好きOL3人組”としてフジテレビの三田友梨佳アナウンサー、宮澤智アナ、松村未央アナが登場した。「こんな出方あるんすか？」（剛）、「この番組お馴染みの顔と、そうでもない……」（光一）とブツブツ言う2人に対し、「今日はスイーツ食べられると聞いて、私たちやって来ました！」（三田）と、気合十分。「フジテレビから抜け出してきた？」（光一）と聞かれ、「はい！」と大きく頷き、さっそく対戦がスタートした。

　30種類のスイーツの中から「これが人気No.1に違いない」と思うものを、各チーム3品まで選べるというルールだが、選ぶ際に頼れるのは“視覚”と“直感”のみ。女子アナチームが「ロールケーキとか絶対定番」（三田）、「あんなピンクの苺のチョコのファウンテンは見たことない」（宮澤）などと意見交換する間、キンキ＆滝沢チームも作戦会議を行っていたが、「まず最初に来て、『全部は食べれないから絶対これだけは押さえたいから食べたいよね』ってなると、ムースはないよ」（剛）、「じゃあ、やっぱあのタワーやって！」（光一）、「それはない！」（滝沢）と揉めていた。

　はっしーから「SNS映えするものですね」とのアドバイスも出たところで、スイーツの前で吟味していた女子アナの背後から「さぁ、そろそろココどいてくれるかな？」（光一）、「どいてくれる？私たち、向こうにちょっと行ってたんだからさ～」（剛）などと敵対心MAXで挑むキンキ。至近距離でスイーツを品定めした光一は「絶対これやって！」と、「ストロベリータルト“ムッシュロワイヤル”」が1位だと予想。剛が「これじゃない？」と指した「ストロベリーダックワーズ」に関しても、「その辺を押さえとけば、どれかが1位なんちゃうの？」（光一）と同調し、ケーキ系で攻める作戦のようだった。

　シンキングタイムが終了し、ついに各チームの発表へ。ジャンケンの結果、女子アナチーム先攻で交互に選ぶことになり、相手チームが選んだスイーツと同じものは選べない“先手必勝”のルールのもと、まずは松村アナが「レッドチョコレートファウンテン」をチョイスするも、すぐに「ないわよ」（剛）、「ないな～」（滝沢）と否定的な声が上がった。次に、滝沢が「ストロベリーダックワーズ」を選択し、「（苺の）ツヤ感に惹かれたし、これだけ光ってました」と説明。続いて、三田アナが「レアチーズケーキストロベリーゼリー添え」を選ぶと、剛はシンキングタイムには「ない」と言っていたものの見た目が可愛い「苺のムース」を手に取った。最後は宮澤アナが「ストロベリー5ショートケーキ」で、光一はずっと目を付けていた「ストロベリータルト“ムッシュロワイヤル”」を選択した。

　はっしーから「自信はありますか？」と問われると、剛は「もう自信しかないですよね」と断言。エグゼクティブペストリーシェフ・播田修氏も登場し、「シェフ、この6品の中に1位はありますか？」と確認したところ、「あります！」（播田氏）と宣言。その言葉に「まぁでも（1位があるのは）こっちですよね？」（剛）、「どうもすいません！」（光一）と勝利を確信する2人は、はっしーが「でもシェフがさっきからチラチラ右のチームばかり見られてますけども……」と口にしても、「そりゃね？（女子アナを）見たいもんね」（光一）、「たぶん好みの人がいるんでしょう」（剛）と、余裕の表情を浮かべた。

　そして、気になる正解は「ストロベリーダックワーズ」。滝沢が選び、シンキングタイムで剛も「これじゃない？」と主張していた1品だったため、見事にキンキ＆滝沢チームが勝利した。ツヤ感のある苺がたっぷり味わえる上に、生地はメレンゲ仕立てで軽く、満腹感を感じない点が人気のポイントだとか。ご褒美に思う存分スイーツを楽しめるとあって、「レッドチョコレートファウンテン」に向かった光一も「うわ～い！」とゴキゲン。苺チョコにつけた苺にかじりついて、「あ、うめぇ！」（光一）と感激する横で、剛はタピオカ入りの「ストロベリーショット」を飲んで「うわ～、タピオカが口の中でハシャいどんなぁ」と、ご満悦だった。

　さらに、人気No.2の「ピエロのお鼻」を食べた滝沢は「クリームがめっちゃ入っていて、でもこれ（パウダー）の味も全然しないから、邪魔してない」と相変わらずの食レポ。テロップで「味がしない」は「調和がとれている」と翻訳が出たほか、光一から「（味が）しなかったらダメでしょ！味はしてるんだよね？」とフォローが入ったが、滝沢は「“もっとスゴい味してくるのかな”と思ったら、何もしない」と繰り返し、剛からも「もうちょっとあるやん、表現が」と、注意されてしまった。また、剛が女子アナチームに対し、「分けてあげたいねんけど、でもやっぱ勝負やから」と告げると、松村アナが「その残り時間、私たちにくれませんか？」と懇願した。これを受け、キンキは「それはね……」（剛）、「ねぇ奥さん、どうします？」（光一）とシンキングタイムに披露していた女性口調で相談。

　結局、お腹を空かせた女子アナチームの“泣きのお願い”に、剛は先ほど滝沢が披露した早口言葉「シャンソン歌手新春シャンソンショー」を3人連続で成功させられたらOKといった条件を提示した。すると、宮澤アナ、三田アナ、松村アナの順に女子アナの底力で早口言葉をクリアし、3人もスイーツを食べる権利をゲット。光一は「あ～、クッソ～！」と残念がり、剛も「噛むけどな、俺やったら絶対」とチクリ。すでにスイーツを取りに行ってしまった女子アナチームに、「ニュースより頑張ってたでしょ？」（光一）と声をかけると、3人とも笑ってごまかしていた。なお、ストロベリーデザートビュッフェ全30種類のうち、15種類が楽しめる「ストロベリーデザート＆ディナービュッフェ」は、現在も予約可能とのことだった。

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