【KinKi Kidsのブンブブーン】滝沢秀明とドローン学校で操縦体験！　堂本光一、相方・剛に名シーン「じっちゃんの名にかけて」をリクエスト

2017年6月19日

　ここで、今回指導してもらう下鶴崇さんと合流し、まずは剛が「だいたい、年間どれぐらいの人が（学びに）来たりするんですか？」と、質問。下鶴さんが「短いコースも入れると、1000人以上」と答えると、3人は驚きの声を上げた。すると、光一は「（今は）PVとかでもドローン使うの多い」と口を開き、「昔、俺らの（1999年のシングル）『雨のMelody』（のPV撮影で）、崖っぷちでちょっと天気悪い……風バッハー吹いてるところで、なんかこう立たされて（フラフラに）なってるところにヘリ？ヘリコプター、当時使ってたもんね」と、回顧。その際の記憶が蘇ってきたのか、光一は「“（ヘリコプターの）音とかで、何やよう分からん。早く（撮影）終わってくれへんかな”っていう状態で、大変な撮影だったワケさ」と文句タラタラで、滝沢も「昔は大がかり（な撮影）でしたね」と苦笑い。こうした過酷な思い出がある光一は「それが今はドローンで済んじゃうんだもんね」と、感心していた。

　初めに、下鶴さんの操縦で“ドローンのスゴさ”を見せてもらった3人。その技術に「お～」という声が上がりっぱなしの中、光一から「僕の率直な感想言っていいですか？　（ドローンに）乗りたい」とのコメントが飛び出す一幕も。すぐに剛から「乗れないですね」と冷静な返しもあったが、光一は「乗れたら楽しそうやん」と想像し、滝沢も「乗りたいですけどね」と、共感を示した。その後は、遭難者や行方不明者の捜索に使われる「赤外線カメラ」も披露され、赤外線で映し出された自身の姿に、光一は「なんかハズカシイ」と、モジモジ。下鶴さんから「今まで、ヘリコプターだと音で『助けて』っていう声が聞こえないので、そういう実際の撮影以外の用途がかなり増えてきてます」といった説明を聞いた後は「そういう風にして使っていくだけでも幅がホントに広いものですよね」（剛）、「ドローンでできる業種60以上もあるんだ！？」（光一）、「え～！スゴい」（滝沢）と、それぞれ理解を深めていた。

　さまざまなドローンを観察した後はいよいよ操縦体験に入り、まずは滝沢が、離着陸と簡単な移動などの基本の動きを練習。ドローンの操作は上昇と下降、前後左右の移動に加え、左右の旋回を2本のレバーで操るため、その感覚を掴むのが大事なんだとか。風の影響も受けやすく、決まったポイントに着陸させるのもかなり難しいそうだが、滝沢は「うわ～、難しい！」と言いながらも着陸に成功した。下鶴さんに「素晴らしいです」と褒められ、周囲からも拍手が送られると、「楽しい、コレ！」と、ゴキゲンな滝沢だった。お次は、1度ドローンを飛ばした経験があるという光一が操縦し、「楽しい！」と、ラジコンの要領ですんなり慣れた様子。そのまま着陸も難なくクリアするかと思われたが、ギリギリのところでポイントから逸れていき、「ヤダ！ヤダ！」（光一）の声も虚しく着陸失敗。剛＆滝沢は爆笑し、光一は「繊細やな～」と、ドローン操縦の難しさを思い知った。

　一方、ドローン初体験の剛は思い切りのいい操縦でポイントを定め、下鶴さんが「素晴らしい。一瞬で行きましたね」と褒めたほか、「上手やな」（光一）、「ためらいなし」（滝沢）との声も。剛は着陸も見事成功させ、「面白い！これはちょっと、初ドローンでしたよ、私」と、その魅力に惹き込まれているようだった。続いては、実際に動く人間をターゲットに撮影の練習をすることになり、剛が「難しそう。じゃあ、（ドローンが）当たるとアレなんでね、光一に歩いてもらって」と、相方をターゲットに指名。光一は「そうやな、当たるとアレやもんな」と引き受けつつ、「当たるとアレやで」と、念押ししてスタンバイに向かった。

　ターゲットの光一をドローンで撮影する係は滝沢が担当し、剛はその隣で「コイツが例の“筋肉バカ”か。ちゃんと（カメラで）捉えろよ。筋肉の話しか最近してねぇからな」などと命令。光一が「とうっ！」とトリッキーな動きで逃げても、滝沢は「あっ、どこだ！？いた！」と、カメラと機体の向きを上手に動かして対応。どれだけ走ろうが完璧にロックオンし、最終的に光一が「すみません、疲れたんですけど……」と、ギブアップした。光一が戻ってくると、滝沢は「スゴいです、コレ」とドローンの性能を伝えたが、剛は「タッキー上手いわ」と滝沢に感心し、「俺、撮られてた？」と尋ねる光一に「ほぼ撮られてる」（剛）と、報告した。

　そんな剛も、ターゲットの滝沢をドローンで狙った際は、またもや抜群の操縦センスを披露。「待って、秀明～」（剛）と“彼女風”なセリフを口にする余裕も見せ、「待って。ねぇ、待ってよ～」（剛）と言われた滝沢も、カメラに大きく手を振り返すという“さわやか映像”になっていた。さらに、剛のカメラを滝沢が追うような映像も撮れ、光一も「“逆”ね。なるほど、なるほど。コレ、いい画じゃない」と、コメント。「今まで撮れなかった画が撮れちゃうもんね」（光一）と、ドローンの可能性を改めて感じたようだった。次に、剛が光一のターゲットになると、その素早い動きに「クソッ！」と、手こずる光一。下鶴さんの「速く動いた時は、機体は動かさないで回転だけすると対応しやすいですね。まず回すだけ回して、離れたらついていくように」といったアドバイスに従うも、今度は剛が機体の真下に移動し、光一は「あいつズルいな」と、ボソリ。下鶴さんも「（ドローンは）真下が苦手なんですよね」と、認めていた。

　その後もカメラの下を走り抜ける剛に、光一は「チクショー……ええい！ズルいぞー！」と、ブーイング。だが、こうして遊んでいるうちに、立ち止まる剛の頭上でカメラがグルグル回転するという映像が偶然撮れ、滝沢が「カッコイイ、カッコイイ！ PVみたい！」と、絶賛。剛がカメラを見上げて歌っているような動きを見せると、光一も「いいね、いいね～！」と、すっかりカメラマンになりきっていた。ここで、剛が「これは面白いんじゃない？」と感想を言いながら戻ろうとしたところ、光一は「あ～、『じっちゃんの名にかけて』言ってほしかったな～」と、剛が1990年代に主演を務めたドラマ『金田一少年の事件簿』（日本テレビ系）シリーズの“決め台詞”をリクエスト。

　これを受けて剛が立ち位置に戻ると、光一は「回すからね～」と合図してからカメラを回転させ、「ぐるぐる～……ウィーン、ウィーン、ジャン！」と、静止。剛はそのタイミングに合わせて「じっちゃんの名にかけて」と、力強く口にした。光一の「ハイ、オッケー！」を聞き、ようやく剛が「（『金田一少年の事件簿』は）他局やから。『オッケー』じゃないよ」と指摘したが、光一は満足げ。剛の名シーン再現で盛り上がった後、下鶴さんが「実は今、追いかけていただいたんですけど、このドローン自体に追跡する機能というのが（ある）」と明かすと、光一は「なんだ、便利なのあるじゃな～い！」と、クレーム。ドローンに動くものを認識させると自動追跡できるといい、試した光一は勝手についてくるドローンに、「マジか、これ。操作してないの！？」と驚き、滝沢は「うーわ、スゴいこれ！」と大興奮。

　体験後、「いや～、欲しいですね」と漏らした滝沢に、光一が「何撮んの？これで」と聞くと、「絶景を撮りたいですよね」（滝沢）とのこと。剛は「僕、地元（奈良）撮ってみたいですね。1人ロケやね、もう」と発言し、「さぁ、ということでね……」とロケのオープニング風に喋り出せば、光一が「ブ～ン」と、ドローン役に。剛は「ちょっと音うるさいんですけど、声張りめで行きますけど。“街ブラロケ”をね」「ちょっとここの店入ってみましょうか。すいません。（って）ドローンごと入ってく」とロケの妄想を続行し、笑いを誘った。

　ここまでで操作方法を覚えたキンキ＆滝沢は、撮影技術を試すタイムアタックで対決することに。ドローンをスムーズに操作し、決められたポイントで撮影ができるか、速さと正確さを競うもので、3人は事前にコースの確認へ。最初の「スラロームエリア」では、車好きの光一が「鈴鹿（鈴鹿サーキット）でいうところの1コーナー、2コーナー曲がった後のS字に入っていくところですね」と解説するも、「ちょっと何言ってるか分かんないっす」と、慣れた様子であしらう剛。こちらのエリアでは、3本目のポールについた風船の裏側にそれぞれの顔のイラストが貼られており、振り向きざまに画面のセンターに捉えられたらクリアとなるそうだ。

　そのまま進んでいくと、光一が“何か”を発見。「この何、この怖いの？」（光一）との言葉に、滝沢が「これ実は僕、6月の17日に初めてのホラー映画をやることになりまして」と“宣伝”を始めたように、そこにあったのは滝沢主演の映画『こどもつかい』のパネルだった。薄っすら聞こえてくる「ヒャハハハハ……ヒャハハハハ……引っかかったぁ」という子どもの声に、剛がパネルをのぞき込んで「こっから鳴ってるんですよね。こっから」と、音の出どころを見つけてしまう場面も。また、光一が「滝沢はオバケの方なの？」と尋ねると、「そうなんですよ。オバケの方をやるんですよね。Hey!Say!JUMPの有岡（大貴）も一緒に」（滝沢）と、後輩との共演にも触れた。

　剛の「面白そう」の一言に、滝沢は「ぜひ。もしよろしければ、お2人揃って映画館まで」と誘ったが、キンキは2人して「うううん」と微妙なリアクション。とはいえ、「この画角大事だね。これちゃんと撮らないとね」（光一）と、告知のためにも重要なエリアであると確認し合った。このエリアでは『こどもつかい』のパネルを撮り、あとは旋回して最後の一直線を通ればゴールとなる。タイムアタック1番手は光一で、スタート直後から「ゴー、ゴー、ゴー！」（光一）とノリノリだったが、最初の風船を横切った途端に警告音が鳴り、下鶴さんから「近づきすぎ」と、注意された。これに対し、光一は「いや、ギリを攻めないとさ、やっぱさ。ギリを攻めようとしたらピーピーって鳴るからさ～」と、不満爆発。

　そんなことを言いつつ、3つ目の風船に辿りつき、光一は「ここだ～！」と撮影しようとしたものの、近づきすぎて風船を割ってしまうという痛恨のミス。滝沢が「先輩！」と声をかける横で、剛は「ハイ、終了～」「失格で～す。ハイ、もう割っちゃったんで」などと、宣告した。そして、「あの先輩やってもうたな」（剛）には、滝沢も「やってもうたですね」と笑ったが、光一は「あのね……やっぱギリを攻めたくなるんですよ」と、言い訳。1本目、2本目のコーナリングで調子に乗り、最後のターンで攻めすぎた結果がミスを招いたようだが、剛は「あんなことある？タイムアタック関係ないことになってるから。バルーンアタックしちゃってるから」と、呆れ顔。まさかの失格に、光一は「『こどもつかい』撮りたかったなぁ」と、悔しがった。

　続いて、練習ではかなりのテクニックを見せていた剛がチャレンジ。2本目の風船で警告音が鳴ると、「あ、何！？」（剛）と動揺し、光一から「低くねぇ？」と言われるほどの“超低空飛行”で慎重に操作していた。しかし、3本目の風船に回り込んだ瞬間、光一と同様に風船を割ってしまい、ポールにぶつかって墜落。その様子に、光一は「お前、俺よりヒドいやないか！」と、先ほどのお返しとばかりに叫んだ。剛のドローンは風船と十分に距離を取っていたにも関わらず、横風に流されて風船を破壊してしまったそう。その後、ポールに当たって回転しながら墜落していった有り様を、滝沢が「今ドローン、ポールダンスしてましたよね！？」と表現すると、光一も「ポールダンスしてた」と、自身の体を使ってドローンの動きを再現した。

　光一に引き続き、スラロームエリアで失格となった剛は「ちょっと待ってこれ、横風注意よ」と、落胆。さらに「『こどもつかい』に辿りついてない」（剛）といい、滝沢も「そうなんですよ。告知できてないですからね、今。ヤバい、ヤバい」と、焦りを見せた。キンキから、「これはもう満を持して行って」（剛）、「自分で頼むわ」（光一）と言われた滝沢は「ちゃんと頑張って告知します」と、気合十分。この勢いに乗ってかなりのハイスピードでスタートを切るも、1つ目のコーナーを曲がりきれなかっただけでなく、横向きになったまま2本目の風船を割ってしまった。滝沢が「嘘！？」とショックを受ける一方で、手を叩いて大笑いする光一と、「何をしてんの？」と、脱力する剛。「（スタートは）良かったやん。ドローンっぽい感じで行ったやん。俺らよりも全然……」（剛）と励ましている時、光一が何やら後ろを向いて格闘を始めていた。

　相方の異常に気付いた剛が「何をしてんねん、お前は！」とツッコむと、光一は腕時計がネットに引っ掛かった状態で「なんか捕まった……」と、申告。ドローンとは関係ない部分で騒ぎを起こす光一に、剛は「お前はお前で何をしてんねん」と苦笑いを浮かべていたが、光一はなんとか自力でネットから開放され、「取れた。ビックリした。俺、こどもつかいに捕まってんのかと……」と、滝沢の映画ネタで笑わせた。まったく勝負にならなかった3人だが、「タッキーだけは泣きのもう1回やろうよ」（剛）、「そうやな。そうしとこ」（光一）と提案され、滝沢も「もう1回いいですか？」と、お願い。なおも、剛に「我々（キンキ）は1度こう行って、こう行って、こう行ってね、結構回って（3本目の風船を）撮ろうとしてた動作までは行ってるから」「タッキーは途中でパーン行ってるから」と言われ、「とりあえずもう今タイムはほとんど関係ないから」（光一）、「完走しよ」（剛）と、とにかく完走を目指す流れに。

　こうして再挑戦がスタートし、先ほどと違ってゆっくりドローンを飛ばす滝沢。下鶴さんが「右手は左」「左手、前」などと細かく指示を入れ、「全部言われてるやん」（剛）との指摘もあったが、なんとかスラロームエリアはクリア。次に『こどもつかい』のパネルの前まで到着した時には、光一も「『こどもつかい』まで来たよ！キレイに撮れた！」と喜んだ。ここで、剛が「なんか『こどもつかい』（告知）コメントある？」と尋ねたが、ドローンの操作で余裕がない滝沢は「コメント、コメント……」と慌ててしまい、「もういいわ」（剛）と、告知は後回しとなった。

　残すは最後の直線だが、ゴール前で「あそこ風あるねんな」（光一）との教えもあった通り、慎重な操作が必要。ところが、あまりの風にゴール自体が倒れてしまうアクシデントが発生し、一同は「ムチャクチャ！」（滝沢）、「ムチャクチャやないか。もう何やねん！」（剛）などと、騒然。スタッフがゴールを立て直すべく駆け寄る姿に、滝沢は「大人が大慌て！」と笑い、光一は「だから、いかに風が強いかってのが分かったと思うわ」と、発言。再度立てられたゴールは「ゴール」と書かれた布部分がねじれており、剛は「あんなゴールある？クシャクシャやん」とつぶやいたが、光一は「あ～、グダグダがおもしれぇ」と、笑いっぱなしだった。仕切り直したタイミングで、ずっとドローンを待機させていた滝沢もようやくフィニッシュ。トラブルはあったが、一応「3分15秒」というタイムも出ていた。

　剛が今回のロケについて「タッキーがこの企画を言ってくれなかった限り、“ドローンこんな長時間イジることなかっただろうな”と（思う）」と感想を述べると、滝沢は「どうですか？　（ドローン）欲しいと思いません？」と、意見を求めた。これに対し、剛は「ちょっとね、最初はめっちゃ欲しかってんけど、風船割ってから（購入は）“考えようかな”って」と、風船がトラウマになってしまった模様。「ちょっと、やっぱ勉強しんとあかんな」（剛）と吐露し、光一も「事故がないためにもちゃんとスクール来るとか、ちゃんとね、勉強して知識を得て（から買うのがいい）」と、共感。剛は「下手したらここでウィーンってやってるかも」と、同スクールに通う点も視野に入れつつ、「タッキーはどうします？」と、話を振った。滝沢は「僕は欲しいですね。やっぱ欲しいですね。さらに強まりました」と、風船を割って「悔しい」という思いを経験したため、「マスターしたい」（滝沢）と、決意したようだ。

　最後に、滝沢は「僕が出演します、映画『こどもつかい』が全国で公開中です。僕は子どもの霊を操る男の役なんですが、『呪怨』のシリーズの清水（崇）監督とともに作り上げましたので、ぜひ皆さんよろしくお願いします」と、しっかりPR。告知も済んだところで、剛が「それでは、まったね～」と番組を締めくくると、滝沢は「ぬるっと終わるんですか！？」と、『ブンブブーン』独自の雰囲気に衝撃を受けていた。

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