【KinKi Kidsのブンブブーン】三戸なつめと難関クレーンゲームに挑む！　“ゲーマー”の堂本光一は「奥行きマスター」!?

2017年5月1日

　剛が「いや、これでもデカいから……。こういうデカい類いのヤツって、“（クレーンの）アームもうちょっと強くしてほしいな”って思うことスゴいあんねんけど」と、ぬいぐるみの大きさからアームの強度を心配すると、三戸も「それめっちゃ分かります」と共感。かたや、光一は「こいつ落ちそうやん！」と、リングで吊るされて簡単に落ちそうなリラックマを発見し、剛も「これ今サービスってこと？」と反応したが、三戸は「それが“引っ掛け”で、実はちょっと難しいと思います」と、「リングで吊るされたぬいぐるみは難易度が高い」「簡単そうに見えるがどこかをピンポイントで狙わないと捕れない」との見解を示した。

　ここで腕前のチェックも兼ね、試しにこのクレーンゲームに挑戦。三戸は左右からアームの位置を確認して操作したものの、リングを動かせず、剛から「ちょっと下手やわ」「これ俺の方が上手いんちゃうの？」などと言われてしまった。三戸は再トライしようとしていたが、光一も「俺の方が上手いかもしれん！」と言い出し、結局「俺の方が絶対上手いよ！」（剛）と譲らなかった剛がチャレンジ。しかし、剛もボックスの横側から狙いを定めて操作するも失敗し、すぐに「光一の方が上手いんちゃう？」（剛）とバトンタッチ。あまりクレーンゲームの経験は「ない」と言いつつ、なぜか自信満々の光一だったが、「ほら！来たんちゃう！？」と手応えを感じたわりにリングは外れず、自分で「えー！」と驚いていた。

　三戸いわく、光一は「狙い過ぎ」だったようで、「今でもいいとこ行ったやん。あれじゃアカンねんや？」（光一）、「あれじゃアカンの？」（剛）と困惑するキンキ。そこで、三戸が「アームの中心で挟もうとせず片方のアームだけで狙う」といったテクニックを解説しながら再度挑んだが、リングはズレるも、ターゲットは落とせず。落ち込む三戸に、光一が「我々（だけ）ではどうしようもないんですよ。捕れそうに見えて。ですから、プロをお呼びしました！」と切り出し、日本唯一のプロクレーンゲーマー・中島由佳さんを呼び入れた。

　光一から「“ここは聞いときたいな”とか“教えてもらっときたいな”ってのありますか？」と聞かれた三戸が、「やっぱり、ポイント？ “ここを攻めれば確実に落ちる”っていうポイントを教えてほしい」と伝えると、中島さんも「それを知ってるか知ってないかで全然違ってくる」と話した。また、光一が「ちなみに、これ（リラックマのクレーンゲーム）は難易度高いですか？」と質問したところ、中島さんは「これはね、結構難易度高い」と見立てたが、「我々がさっきやってるようなやり方じゃダメですか？」（剛）との問いには「でも、三戸さんは結構上手だったかな」（中島）と、評価。その上で「なので今日、上達いけると思います」（中島）と励まされると、三戸は「やったー！めっちゃ嬉しい！」と張り切った。

　1つ目のポイントは「捕りやすい台を見極める」ことだそうで、中島さんは「（店内を）一周いろいろ観察してもらって、たとえばいろんなタイプがあるんですけど、三戸さん、どれが捕れやすそうだと思います？」と、意見を求めた。三戸が、サンリオキャラクターのクッションが景品の「2本バータイプ」のクレーンゲームを選ぶと、光一は「え、それが一番難しいって！」と主張。そんな光一は、うさぎのぬいぐるみがバーにぶら下がった状態の「バー足掛けタイプ」をチョイスし、「（ぬいぐるみの）おケツを押すんですよ、きっと」（光一）と予想した。これに対し、三戸が「でもそこ（お尻）までクレーンが落ちるか分からないですよ！」と指摘した際には、中島さんも「よくご存知で！そうなんですよね」と同調。

　今度は光一が「剛くん、どれやと思う？」と相方の見解を促すと、「この紙ペラ……。紙ペラ、ぺろーんいったらもう」（剛）と、リラックマのぬいぐるみに付いたタグがバーに引っ掛かった状態の「タグ宙吊りタイプ」を選んだが、三戸は「このタイプが1番難しいですよね？」と、物言い。中島さんからも「そうなんですよ。これは、本当にピンポイントに紙（タグ）を狙っていかないかんっていうので、正確なアームさばきが必要に（なる）」と解説があり、剛は「正確さが要求されるんですね」と納得した。

　そして、まずは剛が何も教わらないまま、難易度の高い台に挑戦。ところが、1回目はタグにかすりもせず、光一が「うわ～！しょぼ～！」「話にもならんかったやん、あの紙の強度」とヤジを飛ばした。剛は「まぁ、こういうね。これは悪い例ですよ」とごまかし、平静を装ってリベンジ。すると今回はしっかりアームでタグを押し、光一も「それが見たかってん！」と盛り上がったが、アームが離れるとタグも元に戻っただけで、ぬいぐるみは落ちなかった。光一は「うわ～！ようできてる！」と笑い、剛は渋い表情を浮かべた後「何、今の？ふわって戻ったやん」とクレーム。

　しかし、中島さんは「私とかが見ると、“あぁなるやろな”っていう想像がつく」と述べ、このタグ吊りタイプの場合は「とにかくバーの間にアームを入れ、中心を避けて左右どちらかのアームだけでタグを少しずつズラす」「1回で狙わず、数回のタグの動き方で何回で捕れるか見極める」という攻略法を伝授。これは「リング吊りタイプ」も同様で、少しずつしかズレないことを前提に、ぬいぐるみの重さなども見極めながら、片方のアームで正確な操作をする必要があるとか。

　そんな中島さんが「私ならば」として選んだのは、光一が簡単そうだと予想したバー足掛けタイプだったため、「ほら～！伊達にゲーマーじゃないよ！」（光一）と得意げな発言が飛び出す一幕も。正解の台の前に、三戸が自分で選んだ2本バータイプに挑もうとすると、キンキの2人は「これ難しいでしょ？」（光一）、「難しいと思うわ」（剛）と、予測。一方、中島さんが「これね、ちょっとしたポイントがあるんで、そこを見抜けるかな？」「私は、アームが行ってみたいところがあるんですよ」と話すと、三戸も「私も行ってみたいところあります！」と明かした。実際にやってみると、マイメロディのクッションの中央部にアームを下ろした三戸。光一が「そんなモロ真ん中行く？」と疑問を口にしたが、景品は見事に持ち上げられ、無事にゲットできたのだった。

　三戸が「イエーイ！」とはしゃぐ横で、中島さんが「めっちゃ上手いです！」と声をかけ、光一も「上手いやん！」と褒めたが、剛は「いやいや、今までの流れやったらあんな真ん中いったらアカンと思ってた」と、ポツリ。中島さんは「今、（アームが）刺さったのかな？」と見抜いており、三戸も「そうなんです。リボンと耳の間を狙いたくて。“ズラして転がればいいな”って思ったんですよ。そしたら上手いこと刺さってくれたから……」と、説明した。中島さんいわく、三戸は「ぬいぐるみの重さを見極める」というセンスもあったようだが、ここで光一は「ところでこれ何！？」とクッションそのものが気になった様子。両サイドの穴に手を入れる光一に、中島さんが「お昼寝まくら」と教えると、「手入れて、こうやって寝んの？は～」（光一）と、興味津々だった。

　続いて、1番捕りやすい台・バー足掛けタイプを見極めた光一が、「いってみろ！ほらいけ！」などとアームに話かけながらチャレンジ。作戦通りうさぎのお尻をアームで押したものの、揺らしただけで落とせず、光一は悔しそうな表情で振り返った。思わず、「これ難しいんちゃうん！？」（光一）と叫び、「これも本当に、アームが正確にいかな、できないんですけど……」と話す中島さんに「やってみてくださいよ」（光一）とリクエスト。中島さんは、ぬいぐるみの重さを見極めて「1回ではいけなさそうなので、徐々に足を外して、“2回か3回で捕れたらいいかな”と思ってます」と宣言した。

　中島さんは「両方のアームで同時にぬいぐるみの足の裏を押す」テクニックで、1回目にしてぬいぐるみの足の片方を外し、「ここまで来たらもう後は押してもいいし、引っ掛けてもたぶん捕れる」と実況し、本当に2回目でゲット。プロの技を目の当たりにし、「2手、3手くらい見ながら動かしてますね」（剛）、「“見極めが大事だよ”っていうことなんやね」（光一）と感心するキンキに、中島さんは「1回で捕ろうとせず、何回で捕るかの戦略を立てて台を見極める」と、最大の攻略ポイントを教えた。

　お次は、ピンポイントでアームを操る練習として、番組が用意した“ハンコ付きアーム”のクレーン台へ。2cm角の枡に直径1cmのハンコを押すことで、アームの特性を理解しつつ、正確にアームを操作するためのレッスンを行う。光一は「え！？だってこれ、こういったら（アームが）開くワケやん。それも計算に入れなアカンってこと？」とひるんだが、中島さんは「それができて実践できるっていうことなんで」「この訓練をすることによってさらに上手くなろう」と激励。先ほど素晴らしいアームさばきを見せた三戸が枡のド真ん中を狙って挑むも、ハンコが押されたのは枡の外だった。「自分が思っていたよりずっと手前ですね」（三戸）と驚くと、中島さんが「（アームが）ぐにゅって曲がって下りてるんですよ」と教えたように、「機械ごとの特性を早く見抜き、空間を正確に認識する」のも重要だとか。

　三戸が枡にハンコを押せるようになると、剛と交代。なんと剛は真ん中の枡目に“剛ハンコ”を押し、「いいとこですよね？」（剛）、「いいとこです！」（中島）と、大盛り上がり。光一からも「見極めは下手やけど腕は上手い！」と絶賛され、剛は「良かったな！」と喜んだ。また、光一も見事真ん中の枡目に“光一ハンコ”を落とし、三戸が「奥行き完璧ですね！」と褒めると、剛からは「“奥行きマスター”やね！」と新たな称号が与えられた。光一も「奥行きマスター！」と受け入れたところで、剛が「この辺で気持ちよく景品捕りたいよね！」と提案。光一も「これ、もう上手くなった気分になってるからね！」と自信に満ち溢れていた。

　そこで、最後は最難関景品の「箱モノ」を攻略する方法を学ぶというが、三戸は「苦手です、これ……」と弱気で、キンキの2人も「思ったんですけど、棒にラバー……」（剛）、「ラバーテープね」（光一）、「ってことは、滑りませんよね？」（剛）と困惑。中島さんから「大体これ、何回くらいやったら捕れそうですか？」と聞かれた三戸は「うちは、ガチで箱系のヤツを欲しくて5000円使ったんですけど、捕れなかったんですよ」「しかも、さっき剛さんがおっしゃってたここに引っかかって、そこから動かなくなっちゃって諦めたパターンです」と、悔しい思いをした経験を吐露。

　これに対し、中島さんは「滑り止めがしてあって“難しくしてんな”と思うんですけど、ちょっと棒がこうなってません？」と、2本の棒が平行ではなく外に向かって広がっていると指摘し、「ということは、コロン、コロン、コロンと行けば……」（中島）とイメージを伝えたが、「コロン、コロン！？」（光一）、「先生！コロン、コロン、コロンって行ってたらうち5000円も使ってないです！」（三戸）との反論も。剛が「ちなみに中島さんは“何回でいけるな”と思います？」と尋ねた時、中島さんは箱よりも大きなアームが付いている点に着目した上で、左のアームを無視し、右のアームだけを使ってズラしていく「スライド」といわれる技を使えば「2回か3回で捕れるんちゃうかな？」（中島）との見解を示した。箱モノで5000円使った三戸が「ウソだ！」と叫ぶと、剛は「5000円（使ったのに）2回か3回でいかれたら、もう……」といい、三戸も「泣いちゃいます……」とつぶやいた。

　そんな三戸も、「箱の横ギリギリにアームを入れ、片方のアームの力のみでズラす」といった中島さんのアドバイスに従って挑むと、なんと1回目で箱が大幅に移動。光一は「スゴくね？」「（ポイント通り狙うと）こうなんねんや！」「今スゴいよね？」と大興奮で、中島さんも「今、最強でした！」と拍手。剛も「スッゲ～！動くんや、こんなに」とビックリしていたが、何より三戸本人が「鳥肌立った」とコメントした。中島さんが「もう1回同じ風にいけば、たぶんゴロンっていく」「上手いこといったら、あと1回で捕れそうな気がします」と助言する傍ら、キンキの2人も「これ、頭使うね」（光一）、「頭使うね」（剛）、「面白いわ、パズルみたい」などとすっかり夢中に。

　そして、中島さんの見立て通り、三戸がたったの2回で箱モノをゲットすると、光一は「うわ～！ 5000円から！スゴいよ！」と、三戸の著しい成長を称えた。三戸は「先生のおかげ過ぎる！」と謙遜したが、中島さんは三戸やキンキのセンスの良さに言及。光一も「またジャストミートでしたよ。あの角の所、バコーンって」と三戸のアームさばきを振り返り、三戸は「めっちゃ嬉しい！」と繰り返した。

　次は、アーム操作で意外な才能を見せた剛が、「お待たせしました、皆さん。私も箱捕ったことないので、“初めての箱の日”にしますよ！」と宣言。光一は「成長を見せてよ」と声をかけたが、アームが下りると「あ～、アカン！それはアカン！」（光一）と漏らし、剛もミスを自覚して「1回威嚇して……」と言い訳。アームが上がる瞬間に少し箱が動くと、「1回威嚇したんです。威嚇。落とすぞ、と」（剛）、「ちょっとビビりましたね、箱が」（三戸）、「ビビらせたんで」（剛）と言いながら、再びチャレンジ。今度は「いい奥行き」（三戸）、「いいんちゃうか？」（光一）と期待が寄せられる位置にアームが入るも、またしても落とせず。しかし、箱はかなり動いたため、なんとか3度目で獲得した。

　剛が景品を手に「捕れた！」と報告すると、光一は「なんかもうこれが“簡単なんちゃう？”って思えてきてしまうねんけど」と、もはや難易度など感じられないようだったが、中島さんの「スライドさせないと、いつまでもあの位置でカタカタカタカタやってるだけになるので」という解説を聞き、「要領を得たからってことなんやね」（光一）と改めて納得。一方、アニメ『ONE PIECE』（フジテレビ系）のキャラクター「トラファルガー・ロー」の「JEANS FREAK」シリーズのフィギュアをゲットした剛は、パッケージを見て「何か知らんけど、『ベストジーニスト賞』までもらいました。ありがとうございます」と、同フィギュアが自身も2004年に選ばれた「ベストジーニスト」を受賞していることに触れた。

　最後に光一が、アニメ『ハイキュー!!』（TOKYO MX）の「二口堅治」というキャラクターのフィギュアに挑戦する際には、三戸が「私、二口くん大好きなんで、絶対捕ってほしいです」と応援。光一は「捕るよ！」と強気で挑みつつ、すぐに「あぁ、威嚇かな？」と剛を真似て不安げな表情を見せたが、それでもかなり良いポジションにアームを下ろした。「1発でこい！」（光一）と願うも、残念ながらあと少しのところでバーに引っ掛かってしまい、「こういう風になんねんな」と悔しがる光一。しかし、剛は「でも次いくんちゃう？」と予想し、中島さんも「ホントに皆さん、ちゃんとギリギリにいけてるんですよ。それが逆にスゴいなって」と、3人の進歩を実感。光一は「あのハンコ効果や」と口にし、剛も「本来こんな上手く行きませんよね」と、特訓の成果を感じていた。

　光一が「こっから難しい気すんねんけど」と再トライに不安を滲ませると、剛は「同じ感じでいった方がいいよ」とアドバイスし、さらに「俺これゲーセン行ってやってまうわ、次」（剛）と、すっかりハマってしまった様子。そんな剛に見守られ、光一も人生初の箱モノを2回目でゲットし、思わずガッツポーズで喜びを表現した。剛が「2口で捕れましたね！」と発言すれば、光一も「2口で二口くん捕れたね！」とゴキゲンに返答。中島さんは、改めて「“どこに引っ掛かってるかな”、“どこを外してあげれば捕れるかな”とかよく考えると、やっぱ奥が外れれば（捕れる）。手前はね、ラバーが付いてるんでなかなか動かなそうやから」と、箱モノを落とすコツを語った。キンキの2人は「なるほど」（剛）、「これはもう上達し過ぎて怖いな！」（光一）などと感激し、中島さんに指導のお礼を述べた。

　エンディングでは、三戸のファーストアルバム「なつめろ」（4月26日発売）の宣伝後、この日のロケについて「最高ですね」（三戸）との感想が飛び出すと、光一も「今日はなんか俺、『うわ～！』しか言うてへんもん」と振り返り、剛も「これはちょっとね、思いのほか楽しかった！」とコメント。また、「これは差し上げます」（光一）、「これもあげます」（剛）と、キンキから戦利品のフィギュアをプレゼントされた三戸は「うわ！やったー！嬉しい、大事にします！」と大喜びしていた。

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