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嵐・二宮和也が心を動かされた「廊下を走るな」のフレーズとは? 「誹謗中傷に疲れる」と本音も……



 また、“特に刺さったフレーズ”として、「許せない景色ばかりに出くわすよ 過ぎた正義は首を絞めるよ 気に入らない人ばかり目につくよ きっと似ているからなんだろう」というパートを読み上げた二宮。「僕とかもそうなんですけど、誹謗中傷に疲れるんですよ。ネットニュースに書かれたりとか、それを見て反応してる人がいたりとかっていう存在を知ったりとかっていうことで。“なんかちょっと1回、解放したいな”みたいな時に、『過ぎた正義は首を絞める』っていうことが妙に刺さって、自分の中で」と、本音を打ち明けた。

 加藤が「“やり過ぎた正義っていうのは、自分で自分の首を絞めてるよ”っていう。生きづらくなってくるんだよね。過ぎた正義が多すぎる、と……」と述べたところ、「諭されちゃった感じがして。この曲で」(二宮)と、告白。

 加藤から「考え方変わった?」と問われると、「向き合うようになりましたね。疲れてた人間だったのに、今はYouTubeやってるし。“変わらず自分たちで楽しいことをやれる場を作っていこう”みたいな感じになりました」と、返答。KAT-TUN・中丸雄一、Hey!Say!JUMP・山田涼介、Sexy Zone・菊池風磨とともに昨年4月より始めたYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」に言及した。

 こうした話を受け、加藤が「相当、分岐点の曲だね」とコメントすれば、「そうでしたね。この人の曲聞いてると、ホントにベロベロになります。『すいませぇ~ん、すいませぇ~ん』」と、コップを持つ仕草をしながら、お酒に酔った時の自分の姿を再現する一幕も。

 そして、「大人になって経験値がスゴいついて、裏を読んじゃうというか」「台本とかを見てて、見たことない漢字が2つ並んでたりとか。熟語みたいな漢字で、その台詞で。難しく間違えたりとかするんですよ。センス見せようとしちゃって」と、失敗談をポロリ。加藤が「こねくっちゃってるんだよね」と共感すると、「間違える時、だいたいこねくり回してるんですよ」と、肯定していた。

 一方、「廊下を走るな」の歌詞に胸を打たれた様子の加藤も「(子どもの頃は)負けて言い訳とかはあんまりしなかったよね。負けて泣いたりすることはあったけど、悔しかったけど、『じゃあ、練習しよう』なんだよね、普通に。子どもは、こねくらないんだよね。1個もね」「子どものように悔しがって、『負けた』って。『練習しよう』とかって言ってる方が、よっぽど生きやすいし、よっぽど楽しく生きれるような気がするんだけどね」と、持論を展開。二宮は「(そういう人は)周りがスゴく応援してくれると思います。シンプルに」と、納得した。

 なお、嵐は二宮が16歳の時に結成されたグループだが、加藤は「そこからずーっと走ってきて、ワケが分からなくなる時ってあった?」と、質問。すると、二宮は「でも、僕らはわりと皆さんに知っていただくまでに結構、時間があったので。しっかり後輩とかにも抜かれてるし。売り上げとかで言うと」と、当時の自分たちを客観視した。

 2006年にはKAT-TUNのデビュー曲「Real Face」が爆発的なヒットを遂げたが、「それこそ、KAT-TUNとかがドカーンって出たりとかして。それをホントに怖がりながら見てた、みたいな……」と、回顧。加藤は「そんな時期があるって、俺、全然傍から見てて思ってないわ。みんなに言われない?」と、嵐の“不遇の時代”にピンと来ていないようだったが、二宮は「言われます。僕らも、楽しかったので。『いや、楽しい前に売れよう』みたいな」と、振り返っていた。

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