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嵐・二宮和也が心を動かされた「廊下を走るな」のフレーズとは? 「誹謗中傷に疲れる」と本音も……



 嵐・二宮和也が、4月5日放送の音楽番組『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ』(TBS系)に出演。「心に刺さった曲」を明かしたほか、インターネット上の誹謗中傷に対する“向き合い方”について語った。

 同番組のコンセプトは、人々の“心に刺さった歌詞”を取り上げ、名曲の魅力を再発見するというもの。今回は、番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次がインタビュアーを担当し、10日スタートの連続ドラマ『マイファミリー』(同)で主演を務める二宮を直撃した。

 自らも作詞を手がける二宮が「背中を押された」として挙げた楽曲は、シンガーソングライター・日食なつこの「廊下を走るな」(2017年)。その理由に関して、「僕はスゴいずっと好きで。人が言えないこと言ってるな、みたいな。好感度とかをまったく気にしていない。“自分が今、言いたいことを言っています”って感じが。自分がもしアーティストとして活動していくんだったら、“こういうことをずっと言っていたいな”って」と、話した。

 同曲は「『廊下を走るな』『陰口叩くな』『飯は残すな』『挨拶忘れるな』 そういうことはあの頃誰もが教えられているはずなのに」など、“子どもの頃に学校で教わった最低限のルールさえ、大人になると守れなくなっている”と気づかされる歌詞が特徴的だが、「自分で(歌詞を)作ったりすると、“カッコいいこと”とか、“響きそうなこと”みたいなワードを拾ってきて、入れたがるんですよ。(一方で『廊下を走るな』は)そうじゃない、みたいな。標語みたいにしちゃった。ここの尖り方っていうか」と、評価。

 加藤が「でも的を得てるんだよね」と理解を示せば、二宮は「そう。なぜなら、みんなこれ習ってるから。子どもの頃、教えられてたものを大人になったらやり出してるっていう。あいさつしない人とか、やっぱ嫌いでしたもん。若い頃」と、同調した。

 さらに、「基本だもんね。それ普通のことだもんね」(加藤)との言葉には、「それをいつしか、誰も言ってくれなくなっちゃって。自分もそうなっていく時があったりしてるんですよね。なんかちょっと、ネガティブなことしか言わなくなってる。『疲れた』とか『眠い』とか」「『今はなんか食べたくない』みたいな、謎の理由で食べなかったりとか」(二宮)と、省みた。

 そんな時に「廊下を走るな」の歌詞を見て、ハッとする場面もあったようで、「“ちっちゃい頃からやっていれば常にそうなるよ”っていうってことを教えられてたはずなのに、なんかどっかで自分も甘えたんですよね」と、吐露。[続きを読む]