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新出前サービス「ウーバーイーツ」の利用メリットと課題点とは? 『スッキリ!!』が配達者のトラブル防止策も紹介



 注文ボタンを押した中山リポーターは「現在(午後)4時18分なんですが、到着予定時刻は4時51分ですね。30分くらいで届けてくれるんですね」と、そのスピーディーな対応にビックリしていた。こうして注文が完了すると、配達担当者の顔写真と商品の現在地をアプリで確認できる仕組み。この後、ほぼ時間通りに登録住所付近に到着したが、代金の支払いはアプリに登録したクレジットカードで決済するため、配達担当者とはお金のやり取りが不要だった。

 そもそも、ウーバーイーツは2015年にアメリカでサービスがスタート。以後は27の国と地域、100都市以上に広がり、東京では昨年9月から利用が始まった。放送当日の20日から文京区、台東区が追加され、都内11区で利用可能。今後はさらにエリア拡大予定とのことだが、「Uber Japan」の高橋正巳執行役員社長は「東京の中でも、中心部からだんだんエリアも拡大していっておりまして。住宅街ですとか、そういったところでも提供可能になっているエリアもありますので。計画としては、年内に(神奈川県の)横浜の方で、サービスを開始しようという風に考えています」と、展望を語った。高橋社長いわく、登録店舗数も徐々に増えているそうだが、そのうち6割のお店は「デリバリーをやっていなかったお店」だったとか。出前不可のお店を取り込めた理由としては「店側の負担が少ないシステム」に、秘密が。

 たとえば、夫婦2人で経営するポテトサラダ専門店「Potato Cream」(東京・自由が丘)は、今年6月からウーバーイーツで出前サービスを開始。同店の上野さんはウーバーイーツ側から支給された専用の端末を指し示し、「注文が入ると緑のライトが点滅して、それをこちらがボタンを押すと受注完了という形になりまして。ウーバーイーツのバイク便(配達パートナー)の方が、自動的に手配される形になりますね」「めちゃくちゃ便利です」と、話した。お店側にとっては複雑な操作がいらない上に、レンタルした端末のみで受注内容や配達の手配を一括管理できるという。

 ウーバーイーツを通して注文が入った際、店舗と同時に、近くにいる配達パートナーにも連絡が入り、お店で商品を受け取った後にお客さんのもとへ運ぶ流れとなっている。上野さんが「端末も用意していただきますし、特に何も手間のかかるものはなかった」と明かすように、お店が負担するのは、ウーバーイーツに支払う手数料と配達用の器などの準備品のみ。少ない初期費用で始められることで、利用する飲食店が増えているようだ。

 また、番組が話を聞いた配達パートナーの主婦・妹子さん(32)は「子どもが小さいので、学校に行っている間にウーバーイーツで(仕事を)やっています」「シフトがないので。自分で好きな時間に働けるので、そこが気に入っています」と、コメント。配達パートナーが徒歩か自転車、またはバイク(125cc以下)を準備する決まりで、この女性はレンタル自転車を使用していた。

 まず、配達パートナーは専用アプリを立ち上げ、依頼を受けられる状態に。『スッキリ!!』が取材した日はさっそく近くのお店から依頼があり、妹子さんは私服姿でピックアップに向かった。商品を受け取ると、支給された専用の保冷保温バックにつめ、約1.5km先の配達場所へ。およそ10分で到着し、お客さんに商品を渡して仕事が完了となった。配達1件ごとに一定の報酬がもらえるというが、スタッフが「(自転車の)レンタル代を差し引いても、ちゃんとお給料って残ります?」と聞くと、妹子さんは「だいたい週1回から2回ぐらいに、お昼の時間だけいつもやってるんですけど。1日がっつりやれば、残ると思います」と、述べた。

 フットワークの軽さがメリットとはいえ、街の人々からは「『一般の人に近い人が配達する』みたいに聞いたことあって。それはちょっと、“怖くて使えないな”と思ったりしますね」(男性)、「自分の家を知られるのが怖い。知らない人に」(女性)と、懸念の声も。この点について、ウーバーイーツでは配達パートナーの“トラブル防止”のため、講習を徹底しているとのこと。前出の高橋社長は「配達パートナーさんとして登録いただく段階で、身元の確認ですとか、配達する上で飲食店様に喜ばれることですとか、あとはそのお客様に喜ばれることというのをアドバイスさせていただいている」と、明かした。

 一方で、雨の日は出前の需要が増加するものの、対照的に稼働する配達パートナーが減少。これによって配達が遅れるケースや、出前に慣れていない配達パートナーも多く、配送途中に容器が緩み、中身がこぼれてしまう事例もみられたそう。しかし、このようなトラブルに対して、ウーバーイーツ側は苦情を受け付けるサポートセンターを設置し、商品の保証を行っている。高橋社長は「アメリカなんかでは一部、食べ物以外の宅配というものもサービスとして行っている地域もありますので。“世界各地で広がっていくんじゃないかな”という風には考えています」との見解を語った。

 特集VTR終了後、番組MCのハリセンボン・近藤春菜は「私もスゴい利用させてもらうんですけど。(VTRで)出てたみたいな、雨の日にだいぶ(配達が)遅れたりとか、センターに全く繋がらなかったりとか。そういうトラブルもあったので、今後の課題に期待したい」と、実体験を告白。コメンテータで経営評論家の坂口孝則氏は「たとえば、あるアメリカの店舗では、実際のリアルな店舗に来たお客さんに、そのまま帰り道に持って行ってもらうとか。そういう風な実験もやってるんです。ただ、人材不足と、それと今の状況で言うと、(配達パートナーが)結構危ない運転をしている人も多いですから、それはちょっと危険を回避してもらいたいんですけど」と、解説。その上で、「“もうちょっとしたら良くなるんじゃないかな”という期待はあります。非常に便利です」と、ウーバーイーツの利便性の高さをアピールした。

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