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別居を装う、ペーパー復職・離婚……「保育園落ちた日本死ね」ブログで話題の待機児童問題、“入園できた人”の違いとは?



 TOKIO・国分太一と女優・真矢ミキがMCを務める情報番組『白熱ライブ ビビット』(TBS系、3月17日放送)で、匿名ブログをきっかけに波紋を呼んでいる「待機児童」問題を取り上げた。

 待機児童問題が注目を浴びた発端は、2月15日に「はてな匿名ダイアリー」で「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した記事が公開されたこと。投稿主は、保育園の抽選に漏れたために会社を辞めなければならず、「子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?」などと、国に対する疑問を投げかけた。また、政治家の不倫や賄賂問題、2020年に控える東京オリンピックのために巨額の金が使用されていることなどについても触れ、「ふざけんな日本」と怒りをあらわに。投稿主の不満は瞬く間にネット上で話題となり、賛否両論を巻き起こした。

 『ビビット』では、厚生労働省の発表によれば待機児童は現在4万人を超えていること、中でも東京都は超激戦区であることを踏まえ、そんな中で保育園に「入れた人」と「入れなかった人」の“違い”を特集。初めに、自治体によって異なる「保育園の種類」として、東京都の場合をおさらい。国の基準をクリアし、都道府県知事が認可した「認可保育園」、東京都が独自の基準を設けた「認証保育園」、一定の基準をクリアし、都道府県への届け出をした「認可外保育園」と、大きく3つに分けられることを紹介した。

 認可保育園と認証保育園は国や自治体、都や区からの補助が出るため保育料も安いが、認可外保育園は原則として補助が出ない。保育料の目安が認可保育園は0円~8万円、認証保育園は上限8万円程度に対し、認可外保育園は10万円前後となっている。井上貴博アナウンサーは、一般的に保育料の安い認可保育園に入れたいと考える母親が多いと述べ、都内で認可保育園が高倍率の世田谷区、杉並区、目黒区、渋谷区に着目。特に激戦区の世田谷区では、2016年度の募集人数が2484人だったにも関わらず、申し込み人数は5332人で倍率は2.15倍に。この春だけで、世田谷では2800人以上が落ちているのが現状だ。

 井上アナは、保育園に「入れる人」と「入れない人」の違いとして、利用基準がポイント制になっていることを挙げた。この内容も自治体によって大きく異なるが、世田谷区を例に見ると、週5日以上の勤務、週40時間以上の就労をしてれば「50ポイント」、同じ週5日以上でも週37時間以上であれば「45ポイント」など、細かく区切られているという。両親がフルタイムで働いていれば100ポイントだが、それでも落ちてしまう人は多く、つまり両親が働いているのはあくまでも最低条件にしかならないそうだ。ここに調整基準のポイントとして、生活保護世帯なら「+10ポイント」、ひとり親世帯なら「+20ポイント」などが加点され、逆に同居の祖父母、その他親族などが申込児の補完的な保護を行うことができる状態にある場合は「-6ポイント」など、減点もあるとのこと。

 このように1ポイント単位でしのぎを削り、保育園に入れるか、入れないかが決まる状況。木曜パーソナリティーの千原兄弟・千原ジュニアが「自己申告ですよね?」と尋ねると、井上アナは「基本的に自己申告です」と答え、「証明するために膨大な資料を打ち込んで提出する」といった保護者の苦労を語った。

 また、「保育園を考える親の会」代表の普光院亜紀氏は「妊娠中に保育園見学をしたり、入園選考でひとり親世帯が優先されるということがありますので、それを見て“ペーパー離婚”をしてしまうという方が実際にいらっしゃるようなんですね」と、厳しい基準をクリアして保育園に入るために、偽装離婚する夫婦までいると指摘。