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薬物中毒者が色黒なのは「目の下のクマを隠すため」!? 元常習者も「色を黒くしたら“もっとカッコイイな”と思って……」と実体験明かす



 この時の川崎氏は逆走しようと思ってしたのではなく「逆走しなきゃいけない」と思い込んでいたそうで、「僕がね、世界中の人から人工衛星で、建物もすり抜けるカメラで24時間撮影されてると思い込んでたんですね。妄想。いつの間にか僕は悪魔の生まれ変わりで、科学者の人たちが僕を研究してる。で、僕はその時、覚せい剤も国で支給されてるもんだと思ってたんですよ。もう結局僕は悪魔の生まれ変わりだから、悪魔の力を出すには覚せい剤を使うと悪魔の力がいっぱい出る。だから国で支給してて……」と、薬物使用者以外には想像しがたい“ストーリー”を激白。

 出演者の祥子が「実験されてるってこと?」と聞くと、川崎氏は「うん」と同意。竹山の「言ってることはメチャクチャなんだけど、それが本当にそのままだと思い込んで生きてたんですね?」という問いにも「そうです」と答えた。

 24時間監視されていると思い込んでいた川崎氏は、周りを歩く人でさえも、自分を監視するために雇われたエキストラだと思い込んでいたという。そんな中、ある事件が発生。川崎氏によれば、公園へ行った際、心配した後輩が様子を見に来たが、「車貸せ!」と言い、乗車。そこで川崎氏に“危ないスイッチ”が入り、子どもたちがいるところに車で突っ込んで行ってしまったのだとか。しかし、そこで後輩がハンドルを切ってくれたおかげで方向転換ができ、民家のブロック塀に激突。その時、覚せい剤をうっていたかどうかについて、川崎氏は「たぶんうってたと思うんですけども。頭がね、ホントに人間じゃなかったんですね」と、振り返った。

 一方、たけしが「医学的には解毒剤みたいのはないんですか?」と尋ねると、利田氏は「だいたい、一週間くらいでそういうのは改善するんですよね。疲労困憊して、それまで寝られなかったのが寝ちゃう。あるいは過食になる。これまで食事とれなかったワケですからね。というようなことで1週間過ごすんです。離脱症状、禁断症状、幻覚があると言いますけど、むしろ逆なんです。で、解毒治療というのは、1月で普通に戻ります。だいたい90%くらいの人が。残りの数%だけが幻覚・妄想状態が残存するんですね」と説明。残存した人が廃人になったりするのではなく、そういう人もちゃんとした回復ができれば、障害に応じた社会復帰ができるようそうだ。

 また、川崎氏は警察に逮捕されたことはなく、「警察に行ったんですけど、尿検査したんですけど。そしたら(反応が)出なくって。帰らされちゃった」とのこと。祥子はそんな川崎氏に「またやりたいと思いますか?」と、直球質問。「もうね、もうやりたくないです」とキッパリ答えた川崎氏は「やりたくないっていうか、僕もういまボクシングやるのに背中の入れ墨をね、消したんですけど。地元の人たちが200人以上の人が1万円ずつ集めてくれて消したんです。それもあるし、ボクシングを応援してくれた人、僕のこと迎え入れてくれたジム、ボクシング協会とかも。あと講演活動もしてますので。あと、何しろいま子どももいて家族がいて。全部が大きなブレーキになっているから」と、力強い眼差しで語った。

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