You are here:  / お笑い / その他 / ジャニーズ / バラエティ / 女性タレント / 男性タレント / 食の探求者・V6の長野博、知識が豊富スゴすぎて「話が入ってこなくなる」!? 料理に目覚めたキッカケとは?

食の探求者・V6の長野博、知識が豊富スゴすぎて「話が入ってこなくなる」!? 料理に目覚めたキッカケとは?



 スタジオにはVTRに出たガストリックも登場し、長野が改めて「フランス料理でフライパンの中で使われる調味料」「日本は醤油や味噌が使われるんですけど、向こうではそういうものは使わない」と、伝えた。渡辺はガストリックをスプーンですくい、「スゴいトロッとしてる。“みたらし”っぽい感じ」と表現。長野から味見を勧められて舐めたが、第一声は「うん……」(渡辺)と微妙なものだった。しかし、続けて「このままで食べるものではないですけども、甘いです。甘味があって、奥の方に焦げというか、香ばしさがスゴい入ってて、ちょっと苦味がある感じ」(渡辺)といい、これを受けて長野も「まさにこれで深みと香りが生み出されて、料理に奥行きが出る」と語った。

 渡辺が“ガストリックに一番合う料理”を尋ねれば、「シチューでも合うし、家でルーでカレーを作ってこれを入れるだけでも全然違います。2~3日煮込んだような風味が出る」(長野)と返した上で、「これはお砂糖にお酢を入れて、高温で熱するだけでできる」とも。「ちょっと気になる」という足立も一舐めし、「カラメルに近いような……」と、やはり熱で酸味が飛んでいるため甘さを感じたよう。この感想に、長野は「『カラメル』と今言ったのは別の反応なんですよ」「お砂糖だけでいくとカラメルになって、そこにお酢入れるとこの反応に……ガストリックになるんです」「でも仲間ですね」などと、足立をフォローしつつ解説。すると、滝沢が「いろいろ深く聞いてくと(長い話が)始まっちゃいますから。時間足りなくなっちゃいますよ。ホントに」と制止し、笑いを誘った。

 そこで、足立が「料理について喋り出すと止まらないくらいなんですけど、“料理をするようになったきっかけ”とかってあったりするんですか?」と、新たな質問をぶつけた。これに対し、「料理は、そうですね……。うち、自営業なので、やっぱり母親も忙しかったりして、うちの兄が料理を作ったりすることがあったんです。母親ももちろんスゴい料理をやりますし、それを見てたりして、カレーのお肉に小麦粉をまぶして焼いてから作ったりとか、“こういう風にするんだ”っていうのを、小さい頃から見てたのがきっかけでもありますね」と、回顧した長野。ご飯を作るには遅い時間になると外食していたそうで、「それもあって、食べに行くのはあまり抵抗がないというか。今も、外食も普通に多いですし」と、話した。

 07年には調理師免許を取得しているが、その経緯を問われると、「時間があって、あと食べるのも好きだったので、“じゃあ取ってみようかな”っていうので取りましたね」(長野)と、ニッコリ。滝沢が「勉強する時は楽しかった?」と尋ねたところ、「楽しい。知らないことがいっぱい出てくるんで、逆に吸収するんで」と、真面目な一面をのぞかせた。渡辺は「そういう情報とかって“覚えなきゃいけないから大変”だとは思わないんですか?」と驚いたが、「逆に、好きだから楽しいんですよね」(長野)と返し、前向きな気持ちで学んでいたようだ。

 一方、足立からは「そういう方って“外食より自分で作るほうが(いい)”っていう方が多い中、いろいろ食べ歩きもされてて……」「年間1000軒くらい行くって聞いたんですけど」との指摘も。長野はどちらも肯定し、「甘いものも、洋菓子でも和菓子でも、カレーでもうどんでも、中華でもイタリアンでも、すべてのジャンル行くんで。パンでも」と、幅広くチェックしているとか。「“このお店気になるな”と思ったら、すぐ行くタイプですか?」(渡辺)と聞かれた際も、「すぐ行きますね。あとメモっときます」と、行きたいお店を忘れないように書き記していると回答。「何食べたか写真は撮ったりするんで。何食べたか分かんない時はメモっとく時ありますね。写真見ても『何だったけ?』になるんで」と、記録も徹底しているという。

 直近では滝沢も、長野からジンギスカンのお店を教えてもらったそうで、「私、実家が長野なんですけど、『長野で美味しいところがあるよ』って言って、“父親と行きたいな”と思ったから行ったら、本当に美味しくて」と、長野のオススメ店を絶賛。この時、長野が「“長野地元”に“長野”が“長野の店”を教えたんです」とコメントしてスタジオを笑わせる一幕も。また、「全国の美味しいお店は、もう……(行っている?)」と聞く渡辺に、長野は「行ける時は行きますね。海外も行けたらもっと行きたいくらいです」「行ききれないですけど、好きなんで。いろんなこと知りたいですし」と、願望を口にした。

 ここで、渡辺から「1番好きな食べ物は何ですか?」と確認されると、長野は「よく聞かれるんですけど、オールジャンルなんですよ」と返したが、「強いて1個だけ挙げるとしたら?」(渡辺)には、「中華料理だったら四川料理が一番好きで、四川料理に出会って辛いものが大丈夫になった」「“辛さが旨味なんだな”っていうのと、いい辛さは引きがよかったりとかするんです。ホントに、気付くと“辛くなくなってる”みたいなのあるんですよ」(長野)と持論を展開。「(プライベートで)四川省に3回くらい食べ歩きに行きました」とも明かした。

 そんな長野に、女性陣は「それだけいっぱい食べてこの体型維持ってスゴいよね」(渡辺)、「気になりますよね」(足立)と、羨望の眼差し。「何かしてるんですか? 特別なこと」(渡辺)との問いに、長野は「細かいことをちょこちょこやってるんですよ。たとえば、ちょっとお腹に力入れとくとか、意識する。へこませとくとか。普通に座ってる中でもできたりするワケじゃないですか。こういうの(姿勢)をちゃんと正すとか」と、特別なトレーニングなどではなく、普段の生活の中で気をつけていると回答。そのほか、「食べる順番」や、前日の最後の食事から次の日の1食目まで「10何時間空ける」など、調整を行っているそう。

 食べる順番について、渡辺が「たとえば『野菜から食べる』とかですか?」と詳しく尋ねると、「『野菜から』とよく言われているんですけど、(正確には)『食物繊維から』ですね。だから、こんにゃくでもいいでしょうし、海藻でもいいんですよ」(長野)と、アドバイス。渡辺が「なんか……どんどん“専門家の方”に見えてきました」と感心すると、長野は「喋りすぎてないですか?」と慌てたが、「全然大丈夫です。情報欲しかったんで」(渡辺)と感謝した。足立が「“その食への情熱ってどこから来ているんだろう?”ってスッゴい気になる」と興味を示せば、長野は「本当に“好き”というところが一番」とした上で、「食べるものって0歳から食べて、趣味のものってなくても大丈夫だけど、食べものってないと死んじゃうじゃないですか。だからもう“一生食べ続けるもの”なので、そうなると体を作るものってすべて。“次の日の気分もそうだし”と思うと深いし、知れば知るほど、いろんなことを知って、それを考えながら食べるのがスゴい楽しいんです」と、熱弁した。

 このように食への思いが強い長野だが、焼肉店などでは意外にも「任せられる人がいる時は楽します。“今日は焼かなくていいや”と思います」と、絶対に自分が焼かないと気が済まないワケではない様子。ここで、足立は「『長野さんが作る料理がスゴい絶品だ!』って(番組の)スタッフさんもおっしゃってたんですね。その中でも『1番感動した!』って料理が、こちらなんです」と、今年4月14日放送回で長野が滝沢や村上に振る舞った豚汁を紹介。この時、村上は「私の作る豚汁と全然違う」「なんか香ばしい」と感想を述べていたが、長野は通常の豚汁には欠かせない味噌の代わりに、プルーンと塩を混ぜた鶏ひき肉を混ぜたものを使っていたのだ。

 長野は「海外とかだとやっぱりそんなにね、お味噌ってすぐ手に入らないことがある。そうした時に研究されてる方々がいるんですよ、いろいろ」と話しながら、プルーン&ひき肉に、はちみつとガストリックを加えて炒め、バニラで香りを補っていた。この長野のスゴ技で作られた“みそもどき”に、番組スタッフ一同が感動したという。VTRを見た渡辺が「美味しそう。飲みた~い!」と声を上げたところ、スタジオに長野特製の豚汁が登場。「香りがスゴい良い」(渡辺)、「でも普通にお味噌っぽい香りはするんですよね」(足立)との言葉に、長野は改めて「お味噌は入ってないですから」と念押し。

 実食した渡辺は「えっ……美味しい。え、味噌入ってないんですか? 何このまろやかさ」と衝撃を受け、足立も「美味しい。普通に豚汁なんですけど」「プルーン感全然ない」と、ビックリ。渡辺はみそもどきの見た目も「味噌って感じ」と区別がつかないようだったが、長野は材料を振り返りつつ、「バニラの香り自体が、ホントに味噌作ると、あぁいう同じ香りが生まれるんです。だから、鶏肉とプルーンだけではできないから(バニラを)後入れしてあげる感じですね」と解説。すでに番組で長野から教わっていた滝沢も、「味噌の成分に入ってるもの(バニリン)と同じものを、補ってるものを使うと、味噌の味になる」と補足した。

 みそもどきを舐めた足立は「ちょっとプルーン感がある。でもなんか、味噌っぽいっちゃ味噌っぽい……」とコメント。長野は「これにもっとお塩入れてくと、よりお味噌っぽくなる」といい、「用途によって、これにまた足していくのはアリなんです」と指南した。さらに、渡辺が「豚汁にもなりますし、また違ったスープっていってもイケるかもしれない。なんか、おだしがスゴい出てる感じがしますね」と、みそもどきの可能性に言及すると、長野は「さっき、ガストリックあったじゃないですか。あれ焦がしてるじゃないですか。お味噌も何年もかけてアレと同じような現象が起きてるから色がつく。それをフライパンで10何分、20~30分で作っちゃおうっていう、スゴい簡易的なみそもどき」と、自身の知識を披露した。

 渡邊アナが「結構(みそものどきの)食感が味噌っぽいんですね」と感心した時は、長野も「そうなんですよね。近くなるんですよね、あの練った感じというかね」と、誇らしげ。「やっぱり香りがスゴい複雑だから、お味噌って言われたら全然(みそもどきと分からず)“お味噌だな”と思って」(渡邊アナ)と言われ、「発酵食品ではないので、酵素とか栄養素とかいろんな違いがありますけど、近いものということ。だからガストリック入れてあげないとダメだし……」(長野)と、情報を付け加えた。みそもどきに関する知識は、こうしたものを研究する料理人から学んだ長野だが、「(今回は)プルーンでやりましたけど、バナナでもできるし。あと、苺とかでもできる」と明かし、出演者をさらに驚かせた。苺は値段が高かったり、「水分が多いフルーツでは作りづらい」など難点もあるものの、みそもどきには「フルーツの糖(果糖)が必要」(長野)だとか。ちなみに、レシピは『晴れ、ときどきファーム!』のホームページに掲載されているとのこと。

 足立は「家でも簡単にできそう」と言いつつ、そもそもなぜ味噌ではなくみそもどきで豚汁を作ろうと思ったのか疑問視。これに、長野は「みそもどきは実際にそれを知って、自分でもやってみて、“ホントに味噌に近いな~”と思ったので、“ぜひファームでもやりたいな”っていうので、そういう流れですね」と、答えた。また、滝沢も「あんまり世に知られてないようなものを、これからもっと見せてくれるんじゃないかな」「こういうことの知識を本当に持ってるので」と、長野の今後に期待。しかし、渡辺が「長野さんがいろいろ持ってくるもの(知識)で、滝沢さんが家で試したりとかはあるんですか?」と尋ねた際には「えっと……ないです」(滝沢)とキッパリ。「現場だけで。(家で)作るのは面倒くさいので」と笑う滝沢に、長野も「だって、長野(出身)でしょ? 信州味噌、家帰ればいっぱいある」と、納得していた。

 そんな彼らは「ファーム流キムチ」「野菜の手まりずし」「かつおカツ」など、今年だけでもすでに40種類にも及ぶ料理の数々にチャレンジ。今回はその写真が公開されたほか、里山ならではの「生活の知恵」として、はちみつと卵白を使ったパックや、よもぎの足湯といった“暮らしに役立つ情報”を伝えている点にも触れた。この流れで、足立から「野菜作りだったり、生活に使える知識、いろいろやられてますけど、5年目に入ったこの番組で、“今後これやっていきたいな”っていうものあったりしますか?」と問われた長野は「お野菜はいろいろやってるんで、5年目に入ってきたんで。もう果樹、フルーツ……。フルーツは、1年とかじゃなかなかできないんですよ。2年、3年かかってしまうんで、もうとにかく『植えとこうよ』と」と、今後はフルーツにも力を入れていきたい模様。みかんの木や梅の木はあるが、植えたい果樹はたくさんあるという。

 2人が「今ね、ぶどうをやってるんです。ぶどうは2年目だよね」(長野)、「(高級品種の)デラウェアね」(滝沢)と話すと、渡辺は「デラウェア!?」と、思わず食いついた。長野は「去年も2つできたの、猿にやられちゃった……」「人間よりも“食べ時”知ってるんでね」と残念がったが、「でもそのちょっと残ったヤツを、自分たちでウスターソースを作るっていって、隠し味で入れてみたりして」(滝沢)、「酸味で」(長野)と、使える部分は有効活用したそう。渡辺が「かなりいろいろされてますよね。ちょっとやってみたくない?」と話を振ると、足立は「私ちょっとアレなので、もしアレだったら、私、桃とか食べたいんで桃を作っていただいて……」と、ちゃっかりリクエスト。渡辺が「送ってもらおうとしてる」とツッコむ横で、「キウイはやってます」と、きちんと申告する長野だった。

 エンディングでは、渡辺が「(野菜作りに)スゴい興味も湧きましたし、あとガストリック、“ちょっと家で作ってみようかな”って思いました」と、ゲストの話にすっかり影響された様子。これに対し、長野は優しい笑顔で「あと、遊びに来てほしいですね」と、自分たちのファームに誘っていた。

【関連記事】
V6・長野博が「カレーにコクを出す2つの調味料」を解説!  食の知識を雄弁に語るも「詳しすぎて怖い」!?

V6・長野博、『スタジオパークからこんにちは』生出演! 『晴れ、ときどきファーム!』共演者・滝沢沙織は「ファームの母」と命名

V6・長野博、『PON!』のジャニーズ担当・青木アナにハードな要求! 「ジャニーさんのところに行ってほしい」

『ベストアーティスト』司会の嵐・櫻井翔、V6・長野博の結婚祝福シーンに「“仲間”っていうものを感じました」

V6・坂本昌行&長野博、“アブナイ”メンバーは岡田准一!? 嵐・櫻井翔は「最近、二宮が……」

V6・岡田准一が“Sexy Zone・菊池風磨の独特な歌い方”にブチ切れ!? 「バカにしてるのか!」

「中居くんから始まってる」!? TOKIOとタッキー&翼・今井翼が明かすジャニーズ伝統の“イタズラ”

V6・森田剛、ジャニーズファンの日テレ・青木源太アナが「嫌い」! 嵐・相葉雅紀は『THE MUSIC DAY』の舞台裏エピソード告白

中居正広、「メンバーも来てた」ジャニーズの寮生活を語る! Kis-My-Ft2・宮田俊哉は「2ヶ月前くらい」にメイド喫茶へ!?

Sexy Zone・佐藤勝利、『ウチくる!?』でバレーデビューの先輩・V6坂本昌行と夢の共演!?

生田斗真、ジャニーズ交流エピソード語る「嵐・松本潤はツンデレ」「V6・岡田准一は先輩でもあり兄弟子」