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太っている人は「朝食を抜いた方が痩せやすい」!? 医師の解説に『ひるキュン!』MCの田中みな実が「違う、違う!」と物言い



 田中が驚いて「違う、違う! なんかね、『朝食べないと、お昼に食べたものをスゴく吸収しちゃうから、朝ちょっとでも食べた方がいい』って聞きました」と意見を述べると、大竹氏は「一般的にはそういうこと言われていたり……」と前置きしつつ、「ただね、僕らね、“太っている”というのは、ご飯食べられない時のために脂肪として蓄えている」「“蓄え”って貯金なんですけど、この貯金を使うにはどうするか。ご飯食べないで活動した方が、この脂肪を燃焼してエネルギーに変えてくれるので、太ってる人は、朝食抜いた方が痩せやすい」と、“太っている人”に限っては朝食抜きダイエットが効果的であると語った。

 これに対し、アンミカが「ちょっと朝、ジョギング(しよう)っていう時に、血糖値低い人はアカンけど、『ちょっと空きっ腹くらいで走った方がいい』って言いますよね」と口にすると、大竹氏も「そうですね。運動っていうのは、実は空腹時……食事前にやった方が、そういった意味では脂肪の燃焼に繋がったり、効率的。食べ過ぎちゃった時に運動するのは、食べ過ぎた分を、カロリー消費するのはいいんですけど、『どっちが効率的か』と言われたら、食事の前(の運動)」と、コメント。その一方で、田中からは「でも、これ気を付けた方がよくて。私、何も食べずにランニングしようとしたら、倒れましたから。途中で」との実体験も飛び出したが、大竹氏は「それは(田中が)太ってないから、蓄えがない」と指摘し、やはり食事前の運動は太っている人でないと危険のようだ。

 また、田中が「朝食をとった方が、1日に使うエネルギーを効率よく補えるから、いいっていうことですよね? 本当は」と質問したところ、大竹氏は「そうですね。実際ね、昔はね、データで“朝食を食べない人の方が太ってる”っていう研究結果があったんです」と、回答。しかし、最近では朝食を食べない人の“生活習慣”の方に問題があるとみられているといい、たとえば夜遅くまで飲み食いしている人は“翌朝起きられずに食事できない”など、こうした生活習慣こそが「『“太る”に繋がってたんじゃないか』という研究結果がいっぱい揃ってきてる」(大竹氏)とのことだった。

 さらに、大竹氏は“昼に一気に食べたら太りやすいのではないか?”というイメージに対しても、「朝食抜いても、太りやすいって言われるような血糖とか、そういう部分にはほとんど関連しないっていうことが分かった」と、最近の研究結果を説明。田中が「そうなんですか? だって、朝食抜いて、お昼に天丼とかガツンと食べたら、全部吸収しちゃいそうな気がして……」などと不安を漏らした際も、「それが、そうではないという研究結果が揃ってきてる」(大竹氏)と話した。また、大竹氏は「それだけじゃなくてね、ダイエットで大事なのは、体重だけ見ちゃうとよくないんです。“健康的に痩せる”っていうのは、筋肉はキープしたまま、脂肪だけを減らしていくこと。結局、脂肪っていうのが、メタボ(メタボリック症候群)に繋がるようないろんな悪いことを起こすので、体重減っても、結果、筋肉減って脂肪変わらん……これじゃ意味ないワケですね」と、キッパリ。

 大竹氏いわく“朝食をガッツリ食べる人”と“夕食をガッツリ食べる人”を比較した研究によると、「体重はたしかに朝食を抜いた方が増えちゃってるんですけども。筋肉と脂肪を見たらね、朝食抜いた人は筋肉量はむしろ増えて、脂肪減ってた。筋肉が増えると、体重ってやっぱ重いですから、脂肪と筋肉だとね。夕食ガッツリの人は、体重はたしかに減ったんだけど、筋肉落ちてて、脂肪はそんなに変わらなかったというデータが出ている」とか。アンミカは「ダイエットって考えたら、朝は抜いた方がいい(ってこと)」と改めて驚き、大竹氏はこれを肯定しながらも、「成長期の方とか、痩せてる方は、朝食しっかり食べた方がいいんですよ、もちろん。あくまで今日の問題は『痩せたい』『ダイエットしたい』っていう人は、朝食を抜いた方が有利ですよ」と、それぞれの年齢や体型にもよると強調。蟹江が「俗に言う、“プチ断食”じゃないけどね」とコメントし、田中が「学生さんとか働いてる人は頭働かなくなっちゃうから、朝しっかり食べた方がいいかも」と促すと、大竹氏も「そうですね、それは大事だと思います」と同調した。

 次の「ダイエットに良いのはどっち?」は「A.ご飯」と「B.パン」の二択問題。田中とアンミカは「A」、蟹江は「B」と回答したが、こちらは「A」が正解だった。大竹氏は「ダイエットの効果を考える上で、米もパンも糖質ですよね。僕ら、糖質をとると、血液の中の血糖がグッと上がっていくんですけど、その血糖の上がり方を見る指標ってのがある」と明かし、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の頭文字をとったGIという指標を紹介。これは食後の血糖の変化を示すが、「食材によって違いますから、GI値を見ることによって、痩せやすい、太りにくい、こういった食材がある」(大竹氏)と話した。

 大竹氏によれば、「“血糖が上がりにくい方が太りにくい”ということが分かってる」といい、食事をすると血糖が増え、細胞に取り込んでエネルギーに変えているが、血糖を細胞に取り込む働きをしているのはすい臓から出てくるインスリンで、「実は、糖を細胞に引き込むだけじゃなくて、このインスリンってのは、脂肪を貯め込む働きを持ってる」(大竹氏)とのこと。そのため、「急激に血糖がバーンと上がったら、脂肪も貯め込みやすくなるから、同じカロリーとるんやったら、ゆっくりと血糖が上がる方がいい」(大竹氏)という。ここで、田中が「しかも先生、ご飯でも『冷ご飯の方がいい』って先週おっしゃってましたよね?」と尋ねると、「そうなんですよ。冷ご飯はレジスタントスターチ(難消化性でん粉)。これね、なかなか消化されない。つまり血糖が上がりにくいから、ホカホカご飯よりも冷ご飯の方がダイエットには有効」と解説した。

 実際にご飯とパンのGI値を比較してみると、白米は「81」、食パンは「91」。「数値が高い方が血糖が急激に上がるんで、低い方がダイエットには有利」のため、「白米の方が血糖が上がりにくい」(大竹氏)という。そのほか、米は玄米「55」、五穀米「55」、おかゆ「57」に対し、パンは全粒粉パン「50」、ベーグル「75」、クロワッサン「70」といったGI値で、大竹氏は「全粒粉のように、食物繊維が多いと血糖なかなか上がらないので、非常にいい」と説明。その一方で、田中はクロワッサンが食パンより低い数値であることを「意外」とコメントし、アンミカも「(クロワッサンの方が)バター使ってるやん」とビックリしていた。

 しかし、大竹氏は「これはあくまで血糖の上がり方で、クロワッサンはバターであるとか、トランス脂肪酸……ふわふわにするためにね、そういった油が使われている」「パンはパンだけで食べるんじゃなくて、ジャムをつけたり、バターとかマーガリンつけることによって、血糖だけじゃない要素も上がってきます」と、忠告。また、「小麦って小さいでしょ? しかも小麦粉ってさらに細かくしてるから、血糖すぐバーンって上がっちゃう」(大竹氏)とも。ここで、アンミカが「“低GI”って流行ってて、ご飯とかの前に豆類食べてから(食事を)とると『上がりにくい』とか言われてますよね?」と聞くと、大竹氏も「豆乳飲んどくと血糖上がりにくい」「“食べる順番ダイエット”とかね」と肯定し、「食材だけじゃなくて、こういうことも(ダイエットには効果的)」とオススメした。

 3問目の「ダイエットに良いのはどっち?」では「A.地中海食」と「B.日本食」の選択肢に、田中は「B」を選んだ上で「絶対日本食! だってチーズとか使ってるもん、地中海料理って」と、分析。一方、これまで田中と同じ回答だったアンミカは「あの辺の人ら、オリーブオイルでスゴいなんか『体にいい』とか言われてる気もする」として、「A」をチョイスした。大竹氏が「A」が正解と明かすと、田中は目を丸くしていたが、「和食には使われていないものが地中海食には使われていて、和食にもいいところはあるんですけど、デメリットもある」(大竹氏)そう。実際、和食は野菜や魚料理が豊富で「健康食」と言われているものの、地中海食はそれ以上に健康食と言われ、ダイエット効果も高いんだとか。

 しかし、これでも田中は「ホント~? 明らかに油も多そうだし……」と疑ったまま。すると、大竹氏は「地中海食っていうのは、一般的に魚介類しっかりとって、穀類とか豆類しっかりとって。あと違うのはやっぱりオリーブ油。で、赤ワイン」と、アンミカも言っていたオリーブオイルを挙げた。また、主に地中海食が食べられている地域としてスペインやイタリア、ギリシャを例に出し、「この辺に住んでる方は、こういった油とってるのに心臓病が少ないっていうデータがある」「実はオリーブ油には、血圧を下げる効果とか、コレステロールを下げる効果が、油なのにある。だから、“いい油をとる”ということはですね、健康にとってはいいと考えられている」(大竹氏)と語った。

 大竹氏の話を聞きつつ、田中が「アンミカさん、オリーブオイル(について)スゴい詳しいですよね」と振ると、アンミカは「あ、オリーブオイルアンバサダーをしております」といい、「血管にいいんですよね」と、自身の知識を披露。田中が「それ、日本人にも合うんですか?」と質問したところ、大竹氏は「下痢をしやすい人とかもいる」と補足し、「便秘の方にとってはそれがむしろ効果になったりすることもあるので。日本人は一般的にね、ごま油とかサラダ油とかね、いわゆるn酸、オメガ酸系という油を多くとってしまってますけど、これは普通に食事とっていれば、十分足りる油なんで。さらにいい油であるオメガ酸以外……魚とかね、そしてこういうオリーブ油をとっていくことが、非常に健康に繋がるだろうと考えられています」と、オリーブオイルのメリットを伝えた。

 また、アンミカが「オリーブオイルね、火にも強いんですよね」と発言すると、大竹氏も「そうなんですよ、加熱に強い」と続き、「油っていうのは、加熱すると酸化をしてしまって体にスゴく悪いんですけど、今流行ってるココナッツオイルもそうですけども、オリーブオイルは加熱に強いっていうメリットもある」と、アピール。そして、“和食のメリットを生かして地中海寄りにしよう”と思う場合には、オリーブオイルを使って料理することをアドバイスした。大竹氏が、和食のデメリットとして醤油や味噌によって塩分が多くなることを挙げ、「塩分を控えていただいて、オリーブ油を使うと、和食でも地中海食に近付く」と話すと、蟹江は「じゃあ天ぷらもオリーブ油で揚げたりとか?」と、質問。これについては「そうですね。ただ、揚げ物自体はやっぱりあまりよろしくないので、ダイエットをする方は控えた方がいい」(大竹氏)とのことだった。

 大竹氏は「ダイエットに関してはね、前から言ってるように“続けること”が大事なんですよ。糖質制限は、続けることができればスゴく痩せられる」と言いながら、糖質制限と地中海食ダイエットを比べたデータを公開。これによると、半年後の時点では糖質制限がマイナス7kg、地中海食ダイエットがマイナス5kgの体重だったのに対し、6年後になると糖質制限の方がリバウンドしているという結果が出ていた。それほど糖質制限は継続が難しいそうだが、田中も「糖質制限ってストイックにやろうと思うとスゴく難しい」とコメントしつつ、「だけど、地中海食を続けるのも難しくないですか?」と、チクリ。しかし、大竹氏は「そんなことないと思いますよ。いろんな食材を使えますし」「お刺身、魚でいい油とって、カルパッチョとか」と話し、アンミカも「スープにやったらオリーブオイル混ぜたら美味しくなるし。シュッといただけますよ」と提案。手軽に取り入れられることを学んだ田中は「オリーブオイル、積極的に使ってみようかな」と、前向きに受け止めていた。

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