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ネット上で“殺人犯”と疑われた芸人・スマイリーキクチ、事件の真相を激白! 殺害予告で精神は崩壊、身も心もボロボロに……



 ネット上には「スマイリー菊池は見つけ次第、殺す!!」という殺害予告が書き込まれ、さらに「お前の家族、恋人皆殺し」「元気な女の子を産んでください 事件の被害者と同じ目に合わせてやります」と、周りの人さえも標的にされていたという。当時、ネットで犯行予告後に無差別殺人を実行した「秋葉原通り魔無差別殺人事件」が発生。「自分や恋人を殺そうとしているヤツがすぐ側にいるかもしれない」と感じたスマイリーは、彼女との結婚を断念したのだった。

 その後、スマイリーは街の人の視線に怯え、「書き込みをしたのはコイツか?」「アイツ、俺を狙ってないか?」と、極度の疑心暗鬼に。うつによる精神崩壊のほか、ピークの時には全身を覆い尽くすじんましんが出てしまったとか。

 また、身の危険を感じて2008年8月に再び警察署を訪れた際には、奈落の底に突き落とされるような出来事が。スマイリーは当時を振り返り、「捜査を懇願したら、生活安全課の刑事さんが笑いながら『殺されたら捜査してあげるよ』って言われた時に、もう絶望というか……」と、失意の表情で明かした。

 しかし、当時そんなスマイリーの救世主となったのが、最先端のネット捜査に精通したネット刑事・大島警部補(仮名)。「もう安心してください。私が責任を持って事件を解決します」と声をかけられ、スマイリーの警察に対する悪感情が流れたという。



 大島警部補は、かつてコンクリート詰め殺人事件の捜査に参加しており、並々ならぬ思いで捜査に取り組んでくれたとのこと。大島警部補の「誹謗中傷を書き込んだ者は刑事告訴すると警告を掲載しましょう」との提案で、スマイリーは反撃を開始。ところが、それでも書き込みを止めない者がいたため、掲示板に書き込みをした犯人の身元を特定する手段に。警察が裁判所から「捜索差押許可状」をとり、サイト運営会社などに書き込みをした人物の情報開示を求めることができたのだ。

 そして2009年2月、「これは立派な名誉毀損」と判断した警察は、警告後に誹謗中傷を行った19人を一斉摘発。書き込んでいたのは、無差別に批判を行うネットジャンキーだけでなく、国立大学の職員、専業主婦までさまざま。結果、もっとも悪質な書き込みをした3人が脅迫容疑、ほか4人が名誉毀損の疑いで書類送検となり、計7人を立件。この事件は当時、インターネット犯罪の過去最大の摘発例となった。

 2011年には事件が一段落したことを機に、18年間の交際を経て彼女と結婚。最後は番組の取材に対し、「まぁ、疑う人はずっといるし、また殺害予告とか来るかもしれない。でも、自分たちの中で一区切り。これでもう全部終わりにしようって、帰りに思いましたね」と、晴れやかな表情を見せたスマイリー。現在ネットの正しい使い方を教える講演会を全国で実施し、彼が味わった“地獄の日々”は、学校の道徳の授業でも取り上げられているという。

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