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カンニング竹山、元キングオブコメディ・高橋健一被告の初公判に沈痛な表情……「同じ芸人仲間として非常につらい」「まだ信じられない」



 この日、午後1時半から始まった初公判には、黒いスーツ姿で入廷した高橋被告。周囲に深々と一礼し、罪状認否を問われると、消え入るような小さい声で「間違いありません」と、起訴内容を認めた。職業については「無職です」と答え、あとはずっと下を向いたままだったという。注目の初公判となったが、わずか15分で閉廷した。

 東京地裁前から中継のリポートを担当した大村正樹キャスターは、高橋被告の様子について「基本的には逮捕前、あるいは送検時とそう変わらない印象でした。ただ、顔色が極端に悪いなという印象ですね。非常に青白い顔をしていたのと、それからなにかこう、一回り小さくなったような印象を受けました。勾留生活も二ヶ月以上に及んでいますから、それなりの痩せ方をしているような気が致しました」と、説明。大村キャスターによれば、今回の初公判はわずか16枚の傍聴券を求め、522人が列を作ったという。

 一方、大村キャスターは「全てを認めたということに、ちょっと私は“ホントにやったんだな”と。まぁ、どこかで間違いなんじゃないかなっていう気持ちもあったんですが、それを認める高橋被告の姿にですね、かなりガッカリしてしまいました」と、率直な感想を明かした。

 中継終了後、水曜パネラーの竹山は「人間はものすごくいい奴だったんですけど……。だからこのニュースを見てても、まだちょっとこれが事実かどうか信じられないところがまだあって。『グッディ!』という番組で、こういうのを見るの、同じ芸人仲間としても非常につらいですね」と、本音を吐露。

 番組のメインキャスターを務める安藤優子が「この高橋被告なんですけれども、少々家庭が複雑って言うんですか。お母様が自殺をされたとかっていう話もありますし。自らネタにもしていらっしゃるけれども、お父様が莫大な借金を背負ってる」と話すと、竹山は「そういう風な背景はちょっとあったみたいですけどね」とコメントし、悲痛な表情に。

 こうした事情も酌量されるのかどうかに関し、弁護士法人 フラクタル事務所の田村勇人氏は「動機形成に関して、本人の力ではどうしようもなかった部分があるというのは、酌量の余地があるとされる事情です」と、解説。高橋被告は警視庁の取り調べに対し、「20年前からやっていた」「性的な欲求を満たすため」と述べているが、田村弁護士は「自己の欲求を満たすためですけれども、なぜそれがこういう歪んだ形で出てしまうのかに関して、家庭環境等が一影響になると。一影響になって、それは“情状酌量の余地があり”とされる可能性はあると思います」との見解を述べた。