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ぬいぐるみマナー、「買わずにハグ&キス」はアリかナシか!? 『めざましテレビ』が汚れを科学的に検証



 さっそく、売り場にカメラを設置してお客さんの様子を観察すると、歩きながらぬいぐるみを触る人が続出。そのうちの1人だった女性は、インタビューに対して「(触ったのは)無意識。触り心地がいいから」と、述べた。また、中には無意識にぬいぐるみをピックアップし、一瞬ニオイを嗅ぐような仕草を見せた男性も。そのほか、「え~、めっちゃこれ欲しい!」と言ってぬいぐるみを手に取り、自然に両腕で抱きしめた女性は、後にスタッフから「いつもあんな感じでギュッと(抱きしめるのか)?」と聞かれ、「ギュッと。見つけたらギュッと。無意識ですね」と、明かした。

 この通り、抱きしめて触り心地を確かめていると思しきお客さんも多いため、三ヶ島さんは「定期的にスタッフが商品を点検しておりまして。もし、万が一汚れた商品があった場合は、店頭に並ぶことがないよう、(商品を)別にひいております」と、開店前と閉店後、ぬいぐるみ補充の際にも汚れの有無を確認していると説明。“お客さんにぬいぐるみを触ってもらう”からこそ、汚れチェックを徹底しているそうだ。

 実は今回、番組はハウステンボス以外にも遊園地や水族館、動物園といった全国のテーマパーク32ヵ所にアンケートを実施。すると、すべてのテーマパークが「購入前にぬいぐるみを触るのはアリ」と、回答。ただし、「過度に触れて汚れてしまうのは困る」(栃木県・那須ハイランドパーク)、「ほかの方が不快に感じる行為は注意する」(東京・よみうりランド)と、留意事項も付け加えられていた。

 また、ハウステンボスでは台湾からの観光客がぬいぐるみと一緒に自撮りするなど、5時間の観察中に5人のお客さんがぬいぐるみの写真を撮っていた模様。「ぬいぐるみを買う前に写真撮影はアリ? ナシ?」かを尋ねた街頭インタビューで、ある女性が「ぬいぐるみがカワイイから(SNS)映える」と、率直なイメージを伝えた一方、男性たちは「買うなら“全然アリ”だと思います」「(買わないのであれば)よくないです」と、否定的な考えを示した。さらに、別の女性も「(購入して)自分のものになってからじゃないと、写真撮る権利とかはないのかなって……」と、バッサリ。

 街での聞き込みにおいては、ぬいぐるみ購入前の写真撮影「アリ」派が41%、「ナシ」派が59%となったが、テーマパーク32ヵ所へのアンケートでは、意外にも22ヵ所がぬいぐるみ購入前の写真撮影を「アリ」と判定。その背景には「SNSにアップすることで宣伝効果がある」との期待もあるようだが、「触りすぎて汚したり、迷惑になったりしないように撮影してほしい」と、アナウンスもあった。



 では、買っていないぬいぐるみの「触ってもOK」とされるボーダーラインはどこなのか。「手で触る」「手で持つ」「抱きしめる」「ほおずり」「キス」の5段階で、街行く人々の感覚をリサーチしたところ、最初の女性2人組は「手で持つ」までがOKで、「抱きしめる」からはNGと判断し、「手で持つっていう行為は“物を買う時に普通”だと思うんですけど、(抱きしめて)『自分の~』みたいにするのはちょっとやりすぎかな」と、主張。次の女性もOKとNGの境界線は同じで、「抱きしめると、ニオイとかもついちゃったりしないかな」と、懸念した。[続きを読む]