アルコール依存性の女性が“地獄の中毒体験”を語る……トレエン・たかしは憧れのAV女優にお金を要求された!?

2017年7月14日

　こうした悪循環により、完全にアルコール依存症になってしまった宮田さん。名倉が「どれくらい飲まれるんですか？　依存症の方って」と尋ねたところ、宮田さんは「測ったことはない」と述べた上で、「（一般的なボトルの）“だるま”っていうのがありますよね。アレだと物足りない。すぐなくなってしまうんで。もっと大きいのがあるんです」と、取っ手がついているような大容量のボトルを愛飲していたと回答。しかも、氷を入れた“ロック”スタイルにせず、そのままストレートで飲みつつ、「3日で1本くらいは空けてた」とか。そんな生活を毎日続けていた宮田さんは「やっぱり進行性ですから。どんどん進んでいきますから。（アルコールに対する）耐性もできていきますし……。昨日まで2本で済んでいたものが3本になってしまったり」と、依存に至る過程を克明に語った。

　しかし、このような生活が続けば、当然“お酒代”はかさむ一方。当時の宮田さんは昼間だけ一般企業に勤めていたそうだが、お酒代が賄えなくなると、「夜、また違うお店に働きに行って……。“タダで飲めるところ”に働きに行く（ようになった）」と、夜は仕事としてお酒がタダで飲めるクラブで働き始めたとのこと。ここで、MC陣から、結婚や子どもについての質問が及ぶと、「（結婚）しました」「子どももいます」（宮田さん）と答えたが、結婚どころか妊娠や出産を経てもアルコール依存は「治らなかった」（宮田さん）そうだ。

　妊娠中も飲酒していたという宮田さんは「止まる時がないんですよ」と主張し、名倉から「“自分は妊娠中も飲まないけない”って（思ったら）『これ病気かな』っていう相談はしなかったんですか？」と聞かれても、「相談はしないです。自分で“おかしいな”と思いながらも、誰かに相談したら（飲酒を）止められる……。『飲んだらダメ』って言われる。それが嫌で（相談しなかった）」と、当時の心境を吐露。当然、夫など周囲には「妊娠中だからやめといた方がいいよ」と心配する人もいたようだが、宮田さんは「大丈夫」と、返していたと話した。

　華原が「子どもは大丈夫だったんですか？」と確認した際には「大丈夫だった」（宮田さん）といい、「お腹大きい時もそうですけど、授乳しながらも（お酒を）飲んでいました」と、正直に告白。名倉が「あぁ、ダメだ。それ『（母乳に）アルコール入る』って言いますもんね」と表情を曇らせると、宮田さんは「もちろん、母には一番怒られましたけどね」と口にしたが、「だから、だんだん怒られたり言われたりすると、隠れて飲むようになって……。隠れて飲むようになると、もう“終わり”ですね」と、自虐的に笑った。

　宮田さんは、こうしてアルコール依存の末期状態となり、お酒が切れた時には禁断症状として「幻聴」や「幻覚」が出るように。河本が「お酒で（幻聴や幻覚が出るように）なるんだ」と驚くと、宮田さんは「なりますよ。でも全員がなるワケではなくて、私の場合は酒が切れるとすぐに幻聴、幻覚が出る」と、あくまでも体質によって異なる点を補足。宮田さんの幻聴は「音楽」で、夜中や朝など時間帯は関係なく耳元で聞こえていたとか。「それは聞き覚えのある音楽？」（河本）、「どんな音楽なんですか？」（華原）と、詳細を求められた宮田さんは「聞き覚えのある音楽」「演歌が聞こえてきました。（演歌歌手の）前川清さん（の曲）」と、具体例を挙げた。

　また、宮田さんに見えていた幻覚は、よく言われているような「怖い」ものではなく、「良い思い」ができるものだったとのこと。「ベッドの周りに若いイケメンのお兄さんたちが15人くらいいたりとか」（宮田さん）と聞いた華原は、思わず「なんて幸せな！」と、目を輝かせた。さらに、宮田さんは「天井からお金が落っこってくる（幻覚も見た）」と明かし、共演者は羨ましそうな声を上げたが、「それを拾って、飲んでないから幻覚が出るから、『あぁ、飲みたい！　飲みたい！』って（幻覚の）お金を拾って、胸に入れて飛び出していくんですよ。真夜中でも」との話には、「怖い、危ない」（河本）と、凍りついた。

　そんな危険な状態になっていた宮田さんだが、当時はすでに両親が異変に気付いて側にいたそうで、外に飛び出しても引き止めてくれたという。しかし、「引き止められてる両親の顔が“鬼の顔”に見える」（宮田さん）と、幻覚によって両親の顔すら変化して見えていたため、「“この人たちに捕まったら殺される”って思うから、スゴい力を出して表へ飛び出していこうとする」（宮田さん）と、周囲に手を焼かせていた模様。名倉が「それはもう幻聴、幻覚が出だしたら、本当に終わりですもんね」とつぶやくと、宮田さんは「整髪料を飲む人もいるらしいですよ。あれもアルコールが入ってるので」と、コメント。名倉も聞き覚えがあったようで、「『アルコール』って文字を見つけたら、何でも飲みたくなるくらいになる」と、アルコール依存の怖さを語った。

　結局、宮田さんはアルコール依存が原因で離婚。その後は治療のために入退院を繰り返すなど、まさに“人生のドン底”を経験したというが、「向こう（夫）に親権がいってそのまま離婚したら、“たぶん私は今、生きていなかった”と思うんですよ。“そのままヤケクソになって、飲み続けて死んでいた”と思う」（宮田さん）と、子どもの存在が大きな支えになったようだ。名倉も、「それ、唯一の救いですね。ヤケクソにならなかったことがね。“子どものために”って思えたのは、やっぱり“母の心”だからね」と、宮田さんに根付いていた“母性”に安堵。

　そして、宮田さんは「30年ちょっと」の長い断酒生活を継続中。河本が「それでも、『今日は飲まなくて良かった』『明日どうなるか分かんないから』って、それの繰り返しがまだ続いているってことですから。『30年止めたから1杯だけいいやろ』……これがダメなんですよね」と総括すると、宮田さんも「ダメですね」と、明言したのだった。

　続いて、21歳の時に風俗店で“初体験”を済ませ、後に借金をしてまで風俗店に通っていたという中宏夢さんのトークパートでは、“見届けゲスト”のトレンディエンジェル・たかしからも“暴露話”が飛び出した。たかしは「ちょっと前に、AV女優……昔のね、もう引退された方なんですけど。知り合う機会があって……」と切り出し、かねてより大ファンだった相手と知り合えたことに興奮しつつ、SNSでメッセージのやり取りを始めたと説明。しかし、実際に「遊ぼう」と送ったところ、相手のAV女優から「1回遊ぶの30万円」「エッチするんだったらプラス100万円で」といった金額を提示されたんだとか。

　たかしの激白にスタジオは騒然とし、名倉も「“遊ぶ”ってその（普通の）“遊ぶ”じゃないんや」「ただご飯食べるだけで30万なんだ」と、驚愕。たかしは、ファンだったAV女優から金銭を要求されてドン引きし、関係は持たなかったそうだが、「別の知り合いのAV女優さんに連絡して、『この子、こういう話があるんだけど』って言ったら、『あっ、その子はホストにハマりまくってるヤバいヤツだから、やめた方がいいよ』みたいな（警告を受けた）」とのこと。これに対し、河本が「お前で（お金を）せしめて、それをホストに使いたい（という魂胆だったのでは？）」と指摘すると、同じ見届けゲストのグラビアアイドル・天木じゅんは「最悪！」と、不快感を露わにしていた。

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