【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMP・岡本圭人が初の“1人ロケ”へ！　過酷体験に「“初めて仕事ってヤダな”って」

2017年5月26日

　成人男性が公園などにある一般的なすべり台をすべった場合の速度は「7km/h」となるそうだが、今回のすべり台は岡本の体感で「15km/hとか20km/h」だったとのこと。そこで、スピードガンで速さを計測したところ、なんと本人の予想を遥かに上回る「30km/h」で、岡本は思わず「うわ～、30km/hダメだよ。これ、スゴイね」と、驚愕。そして、スタッフが次は「神戸」に行くと告げた際には「なんでやねん！　遠っ！」と、鋭いツッコミを飛ばした。

　続いて、岡本が訪れたのは、兵庫県の神戸総合運動公園。「なっが！　上見えなくない？　上見えないよね？」と口にしたように、高さ約21m、全長50mのロングスライダーで、傾斜角度は24.5度のため京島南公園には劣るが、勢いに乗れば好記録が期待できるとか。ところが、岡本は「この素材ダメ！」と、先ほどと同じステンレス製のすべり台に不安を覚えたようで、「これ危ない。合わないんだよ、（タイツと）相性が。シンプルに、シンプルに足が震えてる」と、弱気な言葉も。「もう行く？　もうちょっとだけ見ていい？」と最後のポーズで名誉挽回するべくイメージトレーニングを始めた結果、カッコいい“足組みフィニッシュ”を考案。

　スタート地点で「いきま～す！」と絶叫し、途中で「うわっ、速っ！」とつぶやきながらもゴールへ。しかし、岡本はそのまま寝そべった状態で落下してしまい、スタッフは「岡本さん、フィニッシュポーズが違いますよ！　あれ？　『足組んでピタッと止まる』って……」と指摘を受けた。理想のフィニッシュが決められなかった上に、岡本は「長い。すっごく長い。“いつ終わるの？（と思っていた）”。苦痛。スピード、しかもそんな出ない」と投げやりに言い放ったが、実際に計測結果は「22km/h」と判明。この結果を受け、「やっぱりね。8km/h違う。体感で分かった！　“それぐらいかな”と思った。これちなみに、速くはない。ただし、精神的苦痛はこっちのが多い」（岡本）と、もはや専門家並みの分析を展開した。

　そして、今度は神戸から徳島県にやって来た岡本。ここでスタッフに対し、「今朝、フジテレビに（朝）6時に入ったじゃないですか。その時に朝ごはん食べたんですよ。気づいたらもう3時なんですけど！　そろそろ昼ご飯ぐらい。普通に……。腹が減っては、すべれぬ！　ハハッ！」と不満を述べ、おかしなテンションに。移動の合間を使って「徳島ラーメン岩田家」で名物の徳島ラーメン（600円）を食べたが、焦ってすすりすぎ、「グフッ」と、咳き込んでしまったほど。気を取り直し、「美味しい！　スゴく美味しい。トンコツと醤油ラーメンを混ぜた感じ。汁が濃厚で、それが麺に染み付いてるんですけど。その上にのった生卵が、ちょっとまろやかにしてくれて、食べやすくしてくれる」と感想を話した後、「徳島ラーメン、うまい～！」と抑えめのボリュームで一言。

　スタッフから「なんでそんなに声張らないんですか？」と問われ、「だって、ほかのお客さんもいるから、迷惑かかっちゃう」と遠慮する岡本だったが、改めて“お客さんがいなかったらバージョン”の食レポを求められ、再チャレンジ。この姿を見た“JUMPの食レポ王”こと有岡は「もうちょっとだな～」と、上から目線で評価した。ようやくお昼ご飯を済ませ、移動の電車内では「この番組のおかげで、今後一生、すべらないと思う。すべり台。俺、もう一生すべらない」（岡本）と、すでにうんざりしている様子。1時間半ほど電車に乗ってJR阿波半田駅に到着し、向かったのは「徳島於安パーク」。岡本が「コレ、絶対すべり台じゃない」とこぼしたのは、高さ約9m、長さ約20m、傾斜角度35度のワイドすべり台だった。

　これまでとは違う赤御影石製ながら、横幅が広く左右に手すりが存在しない仕様。1度すべると止まれない危険性もあり、岡本は「これ、ヤバくない！？　この角度ヤバくない！？」とうろたえるも、「こうすべっていって。カメラそこだから、こう」と、片肘をついて横になる“くつろぎフィニッシュ”を計画した。「やるっきゃないね」と自分に喝を入れる岡本に、スタッフが「最初はいつもビビってはるんですけど、最終的にはポジティブになられる」と声をかけたところ、「うん。なんかね、そうしないとやってらんないかも。面白いよね、1人ロケって。誰も代わってくれないんだもん」と、現実的にコメント。初の1人ロケを通じ、仲間がいる大切さを痛感したようだ。

　スタート地点に着くと、目の前に広がる景色に怯えた結果、岡本は「ハハハハハ！」と、突如笑い始めた。その後も恐怖のあまり精神が崩壊したのか、柵に“ガンガン”と足を打ち付ける謎の行動に。しかし、スタッフから「1人ロケなんてないですから、『いたジャン』で。初めてですから。それに選ばれたのが、岡本圭人ですよ」と後押しされ、「すべりますか」と、覚悟を決めた。そして勢いよくすべり落ち、そのまますべり台の先の砂場に突入。「まさかの岡本さん、“大の字フィニッシュ”ですね」（スタッフ）と言われ、まるで当初から想定していたかのように「決まりました。大の字フィニッシュ」（岡本）と、ポツリ。「これマジで怖い。手すりないもん。石も、まぁすべる。これ、恐怖度1番ある」と印象を語ったが、記録は「24km/h」で、京島南公園に次ぐ第2位という結果だった。

　VTR終了後、薮宏太が「悔しいかな、上半期1番笑った！」と言うと、岡本は「これ見たら、（ロケに）行けないでしょ」と自信満々に返したが、山田涼介は「『行ける』『行けない』じゃなくって、たぶん事務所がお前にしかOK出してない」と、ピシャリ。一方、八乙女光は「その前に、途中途中に挟む歌、なに？」との疑問を口に。VTRでは次の目的地へ向かう際、岡本がギター弾き語りで歌を披露する映像が流れていたのだが、高木雄也は「あれは誰が『やろう』って言い始めたの？　ケケケ（担当ディレクター）？　間違いだね！」とストレートに物言い。

　さらに「だから、叫ばない方がマジで面白い」（高木）と本気のアドバイスも飛び出し、「勉強になります。ありがとうございます」と、素直に受け入れる岡本だった。また、有岡が「でも、まだ（VTRは）終わりじゃないんでしょ？」と尋ねると、岡本は「こっからがまた長いんですよ。想像してる以上のもの想像して！」と、宣告。次回、5月31日は岡本の1人ロケ完結編がオンエアーされるという。

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