【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMPメンバーが“ガチ”で料理にチャレンジ！　中島裕翔は心温まる展開に感涙

2017年5月12日

　それでもみどりさんは諦めることなく練習を重ね、山田も「いいんじゃない？　キレイじゃない？」と、仕上がりに期待。上手く焼けた玉子をライスの上にのせ、包丁で切り込みを入れると、玉子がトロっとしたオムライスが完成。味も「うん、うん！　近いです！」（みどりさん）と、上出来なようだった。ここで、山田が「ちょっとね、やってみたいのがあるんよ。この卵を使った。思いつきだから、上手くいくか分かりません！」と、提案。卵の殻を慎重に叩き、2人が「何やってんの？　穴開けるってこと？」（知念）、「何をしてんのこれは？」（中島）と不思議がっていると、「カラだけにしたいの」と主張したが、山田考案の最後の仕掛けは、本番でのお楽しみに。山田は「でも、ドキドキ感はあるんじゃないかな」と、含みを持たせた。

　今回、お父さんには撮影だと知らせずに、みどりさんが「食事をしよう」と、お店へ誘導。JUMPの3人は店内の隠しカメラを通し、離れたモニタリングルームからみどりさんの様子を見守っていると、何も知らないお父さんがお店に到着した。お父さんは「どうしたのこんなところに？　スゴいじゃん。スゴい、いいところじゃん」と突然の誘いに驚いたようだったが、一方のみどりさんは緊張の面持ち。ここで店員さんが1品目の「ワタアメを使ったブリの煮付け」を提供し、「こちらの熱々のお醤油をかけてお召し上がりください」と、声をかけた。山田らの理想通り、醤油をかけた途端にワタアメが溶け始め、お父さんは「うわ、何これ？　何これ？」と、ビックリ。

　そして、何度も味付けを調整したブリをパクリと口に入れた瞬間、お父さんは「美味しい～！」と感激し、「パパの煮込んだのより、ちょっと美味しいな。香りがいい。良い加減だよ、すごい良い加減。ソースは」と、ベタ褒めした。これにはJUMPも「『美味しい』いただきました！」（知念）、「『香りがいい』って言ってくれた」（山田）と大喜びで、「ちょっと骨あるから気をつけな」（お父さん）、「うん」（みどりさん）といった会話を交わす2人に、中島は「こういう会話いい。親子ならでは」と、しみじみ。お父さんは「ねぇ今度さ、うちで綿菓子買ってきて、同じのやってみようか？　だけど、中から出るのが違うの」と楽しそうな笑みを浮かべるなど、すっかりリラックスムードになっていた。

　この雰囲気を壊さぬよう、2品目の「父の味を再現したフワトロオムライス」へ。運ばれてきたお皿には、オムライスの横に割る前の卵がそのまま添えられており、お父さんは「何で（卵が）立ってるの？」「これどうすんの？」と、目を見開いた。ここで、店員さんは「本日のメインディッシュでございます。こちらの卵を割ってお召上がりください」と促し、お父さんが卵を割ると、中から出てきたのはなんと赤いトマトソース。お父さんは「えっ？　うっそー！　そういうことなの！？　うわー、すごい！　今度、うちでもやろうかな。えー、スゴい！」と衝撃を受け、不安そうに見つめていた仕掛け人・山田も満面の笑顔になった。

　これは“カラ”の卵にトマトソース入れ、卵白でフタをしたもの。みどりさんの告白を成功させるために山田が考えた渾身のサプライズだったが、お父さんは素直に喜んでくれていた。そして、みどりさんが作ったオムライスの味はというと……。お父さんは「いいよ、美味しいよ！　トロトロ玉子だし。すごい美味しいよ」と言いながらパクパクと食べ進め、この姿を見たみどりさんも嬉しそうにニヤリ。玉子作りの指導にあたった山田は「1番頑張ったもんね、そこね」と“親目線”で安堵した。

　その時、みどりさんは覚悟を決めたように、「実は……。パパが3年間お弁当を作ってくれたお礼に、ある方と一緒に私が作りました！」と、発表。しかし、お父さんは状況が把握できていない様子で呆然とし、「（味は）どうですか？」との言葉に、ようやく「え、みーちゃん作ったの、これ！？」と、聞き返した。続けて、「えー、どうやってやったのこれ。これ、どうやってやったの、これ！？」と、もはやパニックのお父さんだったが、「こんなことさ、やったこともないし、できないと思うんだけど」と、確かめるようにオムライスを口に運んだ。改めて、みどりさんは「ママがいなくなってから、毎日毎日、料理を頑張ってくれて。お弁当も3年間、ついに最後まで作ってくれて。弱音吐かないで、毎日よく作ってくれました……って言うと、上から目線だけど。まぁ、本当に……。いい親に恵まれました」と、感謝の気持ちを精一杯伝えた。

　お父さんは感慨深げな表情で耳を傾け、あえてみどりさんが「泣くとこだよ」と指摘すると、頭をかいて「『泣くところ』って、もうスゲーきてるよ」と、ポツリ。感情がこみ上げていたのはお父さんだけでなく、別室で見つめる中島も「あー、もうダメだ」と言い、涙をぬぐった。お父さんは、娘の思いを噛みしめるように「まぁね、こっちは普通の生活をしてるつもりなんだけどね。分かってくれたらね、今後はね、少しね。お手伝いしてくれるとね……。そういう風に思ってくれてありがとう。嬉しい」と話し、みどりさんも「こちらこそありがとうございます」と、お礼。素敵な親子愛を目の当たりにした山田や知念も、目に涙を浮かべていた。

　美味しい料理をきっかけに穏やかな時間が流れ、お父さんも「いいね、幸せだね」と一言。ここで、みどりさんが「それと今日はもう1つお話がありまして……」と話し始めた時、別室のJUMPは「ここからが本番なんですよ」（中島）、「頑張れ！」（知念）と、エールを送った。“将来の夢のために自立をしたい”と考えているみどりさんは勇気を振り絞り、「ちゃんと今日はこうして、1個の料理を作らせていただきましたが、こんな感じでこれからもいろんな面で自立して。パパに心配かけないような、1人前な人になれるように頑張るので……。“将来的に一人暮らしをさせてほしい”というお願いで……」と、告白。これに対し、お父さんは一瞬、表情を曇らせたものの、「うん。ね、その時が来るまで頑張って。いろんなこと吸収して覚えてよ」と返答し、JUMPの3人は「おー！」と、歓喜した。

　みどりさんの「心配かけないぐらい、自立します」との宣言にも、お父さんは「大丈夫だと思うよ！　できる、できる」と、激励。中島が「成功しましたよ！　料理のおかげで」と声をかけた際、山田は「うん……」と、胸がいっぱいの様子だった。また、「みーちゃんも、外食ばっかりはダメだよ」と注意され、みどりさんが「作ってみようと思った、本当に！　今日やってみて」と言うと、お父さんは「やってみな！　そんな簡単なもんじゃないから！」と、厳しくも愛情ある言葉で応援。こうして見事、JUMPたちのサプライズ料理によって、みどりさんの告白は大成功となった。

　VTR終了後のスタジオトークでは、知念が「人生にね、関わる告白だったんでね。ホントに僕たちも緊張したんですけど……」とロケを振り返りつつ、「みんな見てたら分かると思うけど、途中からやっぱ、料理できないと、画からいなくなる」と、落胆。一方、中島は薮から「裕翔にいたっては、もうパパより全然泣いてたしね！」と、メンバーならではの鋭いツッコミを受けていた。

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