【KinKi Kidsのブンブブーン】足立梨花と『KING OF PRISM』の“応援上映”を初体験！キンキは「スゲェなこの統率力」「なんの世界やねん」と仰天

2017年4月10日

　足立から「チョロ松は（けろけろ）けろっぴです。（イメージカラーが）緑なんで」と教わったところで、剛が「俺、こういうの運スゴいから、1発でチョロ松出すわ」と立候補。足立が「ホントですか！？じゃあお願いします！」と期待を寄せると、光一は「これはもうスターはね。スターは1発で出すよ」と煽り、剛も「誰がジャニーズ何年やっとんねん！すぐ出るわ」と自信満々にガチャガチャのレバーを回した。ところが、出てきたカプセルを見た足立がすぐに「あ、それ、おそ松ですね」と判別したため、剛は「おい、ちょっと待てや！」とガックリ。だが、光一の「主役出たやん」との言葉に、「主役出たってことは、まぁ、まぁ、まぁ……本来はいいねんで？主役出たんやから」と言い訳する剛だった。

　そんな相棒に代わり、今度は光一がチョロ松を狙うべくチャレンジしたが、すぐさま「あ、それ、トド松じゃないですか？」と告げる足立。その上で、トド松の愛称が「トッティ」であると言及すると、光一は「トッティって、あのセリエAの？」とイタリアのプロサッカー選手・フランチェスコ・トッティを連想し、剛は「急にここにイタリア代表入ってたらビックリするでしょ」と笑った。ここまで狙いとは別のキャラクターが出てしまい、次は足立が自ら挑戦。「来い、来い、来い！来い、チョロ松！」（足立）とつぶやきながらレバーを回した結果、「あぁ！キタ！チョロ松！」（足立）と、なんと1発で念願のチョロ松缶バッジを当てたのだった。

　キンキの2人は「何なん、それ？ホンマに？」（光一）、「テレビ的やなぁ。よかったやん」（剛）、「すごいな、よかったなぁ」（光一）と足立の“引きの強さ”に感心しつつ、剛が「じゃあもう、次、チョロ松出すわ」「チョロ松の出し方がわかった」と、リベンジを宣言。ボックス本体を触るといった謎の行動をとった後に再度レバーを回したが、先ほどと同じおそ松を出し、「おい、ちょっと待て！何回おそ松やねん！」と愕然とする剛。「お前、すごいなぁ」と剛の“おそ松2連続”に驚く光一だったが、自身もまさかのトド松2連続という結果に。光一は「おい、なんで！？」とビックリし、剛が「お前はトッティで、俺はおそ松なんやな」と結論付けていた。

　ガチャガチャで缶バッジが集まらなかったため、理想の痛バには程遠いと思われたが、店員さんから「バッグの中にぬいぐるみを入れると場所も埋まり、可愛くて人気」と教えてもらい、足立はキャラクターの衣装を着せたクマのぬいぐるみをチョイス。さらに、店員さんのアドバイスに従って六つ子の衣装を着せたクマを揃えて“『おそ松さん』仕様”の痛バッグにし、緑のクマや缶バッジで“チョロ松押し”をアピール。「それイイ！」とテンションが上がる足立に、光一が「そうしなよ」とだけ言い渡すと、「なんかスゴい冷たくないですか」（足立）と温度差を感じたようだったが、これでグッズも揃い、いよいよ痛バ作りがスタートした。

　ベースとなるバッグを持って「意外とこれだけでもいいじゃない」と言い出した光一に、足立は缶バッジなどが汚れないようにビニール素材が使われていると説明したが、光一は「これ昔、ほら、スイミングに行く時に（使ってたようなバッグと似ている）」と口走り、剛は「スイミングって……」と苦笑い。気を取り直して、剛が「思い描いている痛バはどういう感じなんですか？」と尋ねたところ、足立はバッグの下部にクマを6体並べるイメージを伝えた。すると、剛は「でもチョロ松（のクマ）だけ上（向き）で、あと全部下（向き）っていうのは？」と提案し、続けて「あるいは、チョロ松（のクマ）以外全部うしろ（向き）！」と斬新な発想も。

　足立は、チョロ松のクマ以外を後ろ向きに並べるデザインには「それ、アリかも！」とノリ気だったが、まずはチョロ松のクマ以外を逆さまにして飾り付けた。ところが、やってみると言い出しっぺの剛が先に「うわ、気持ち悪～」とつぶやき、足立や光一も「気持ち悪い」とドン引き。足立が試しに「どうですか？」と肩に提げて見せると、剛は「なんか、『病んでるな～』って感じ」と率直な感想を述べた。そこで、光一が「さっき言ったの見てみようよ」と、チョロ松のクマだけ前を向いているようにレイアウトを変更。足立が再度「どうですか？」と見せた時、今度は「カワイイという要素が」（剛）、「そうね、『あ、チョロ松が好きなんやな』ってのが見えてくるよね」（光一）と、好反応を示した。足立が「そしたらこっちかな？オシャレなの」と確認すると、剛が「カワイイのはこっちかな。現場で役者さんと喋れるかな。さっきのはちょっと距離置かれる」と予想したため、足立は「じゃ、こっちがいいです。こうしよう！」と採用した。

　残る仕上げはプロにお任せし、足立は2つ目の“やりたいこと”として「“コラボカフェ”に行きたい」と発表。これに対し、キンキは「いいよ。じゃ待ってる、ここで」（剛）、「いってき～」（光一）と返したが、足立は「違うんです！みんなで行きたいんです！」と、譲らず。池袋には、アニメとコラボしたカフェが多数点在し、その中でも人気なのが、足立もハマっている『ツキウタ。 THE ANIMATION』（TOKYO MX）のコラボカフェだとか。キャラクターをモチーフにしたオリジナルメニューを味わえたり、カフェでしか手に入らない限定グッズが売っていたりと、ファンには堪らない内容ではあるものの、「ここ人気すぎて、（予約は）抽選なんですけど入れないんですよ、なかなか」「私、チャレンジしたけどダメだったんです」（足立）とのこと。

　そんな足立に、剛が「でね、今回ね？足立さんのために、どうしても。『ツキウタ。カフェに入れてくれないか？』とスタッフが交渉したそうですよ」と切り出すと、「キタ！まさかの？」（足立）と表情を輝かせた。しかし、「交渉したところ……ごめんなさい、ダメでした」（剛）、「人気すぎて、ちょっと……」（光一）と告げられ、頭を抱える足立だったが、「ただ、カフェには入れないけど、特別にコラボメニューだけは食べさせてくれることになりました」（剛）との言葉には、「え！？食べていいんですか！？めっちゃ嬉しい！」（足立）と再び笑顔に。「雰囲気だけでも味わっていただこうってことで」（剛）と話したように、3人の周りには『ツキウタ。』のキャラクターパネルなどが置かれ、カフェの雰囲気が再現された。

　足立は「ヤバイです。私の大好きな睦月始さんです」と、剛の後ろのキャラクターを紹介。剛が「この人に恋してる？」と質問すると、足立は「私は！」と堂々と言い切り、「もしこの人が『俺と付き合えよ』って言ったら？」（剛）との問いにも、「付き合う（ハートマーク）」（足立）と即答し、光一は「自分の中では存在してるワケやもんな」と理解を示した。また、同カフェの売りはお客さん全員がランダムでもらえるコースターだというが、足立はイチオシの睦月始のコースターに大興奮。光一は「ただのコースター」と突き放し、コースターの上にドリンクを置こうとして、「あぁっダメ！絶対ダメ！」（足立）と全力で阻止される一幕も。これには「なんでよ」（剛）、「コースターの使い方！」（光一）と異議を唱えるキンキだったが、足立は「コースターだけどコースターじゃないんです」とキッパリ。今度は剛が「これもうちょっと硬くした方が……」とメンコを強化するように拳で叩いて見せるも、足立は負けじと奪い返し、「メンコとかじゃないんです！」と訴えていた。

　キンキの“悪ふざけ”が一段落したところで、いよいよコラボメニューの実食。剛が「このハンバーガー、キャラクターになってるの？」と聞くと、光一も「これ“ポムポム何とか”じゃないの？」と発言したが、足立は冷静に「これツキウサ。です」と作中に登場するキャラクターであると解説。光一＆剛には白バンズのハンバーガーセット「ツキノバスケット =ver. Procellarum=」（1080円）、足立には黒バンズのハンバーガーセット「ツキノバスケット =ver. Six Gravity=」（1080円）が提供され、「うん、うまい」（光一）、「うまいね」（剛）と食べ進めた。その時、光一が「これちゃんとお店で食べたら、よりね。もっとね」と言うと、足立は「そうなんですよ。（お店なら）もっとキャラクターに囲まれてるんで、『ツキウタ。』の雰囲気を味わえるんで、もっと楽しいんですけど……。ちょっとね、今、目の前見たらスタッフさんしか見えないから……」と本音を吐露。

　すぐに「嫌とかではないんですけど」（足立）と付け加えながらも、「ちょっと“『ツキウタ。』感はないな”って思って」（足立）と苦笑い。すると、光一が「ホントにね、皆さんのおかげで僕らもこうやって仕事ができるわけですけど。ホントにね、ちょっと小汚い感じで」と、わざとスタッフを過剰にこき下ろし、足立は「そこまでは言ってないです」と否定した。こうして食事を楽しんだ後、足立は「スッゴい満足しました！コースターも貰えたんで」と喜びつつ、「ただ、もう1つだけやりたいことがあるんです」と告白。剛は「まだあんの！？」とすでに“お腹いっぱい”な様子だったが、足立は「お2人と“応援上映”っていうのを観に行きたい」とリクエストした。聞き慣れないワードに、「何それ？」（光一）、「何？応援上映って？」（剛）と困惑するキンキの2人。足立は「映画館でやってる劇場版のアニメがあって。普段、映画って静かに観るじゃないですか？じゃなくて、ライブみたいにお客さんがサイリウム振ったり、盛り上がったり、声出していいっていう上映」と、情報を補足した。

　応援上映は、昨年の大ヒット映画『君の名は。』でも「大合唱上映会」といった特別上映が実施されるなど、さまざまな映画で取り入れられているが、今回キンキと足立が参加するのは、応援上映ブームの火付け役となったアニメ映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』。新宿バルト9に移動した3人は「もうさぁ、ちょっとチラッと歩いたけどさぁ」（剛）、「なんかいろんな人いたよね」（光一）、「コスプレとかいましたよね」（足立）、「僕らの温度感とまったく別の温度感が……」（剛）と、早くも一般的な映画とは異なる雰囲気を察知。ここで、同作の応援上映に30回以上参加しているというコスプレイヤー・よぷさんを呼び込んだが、「（主人公の）シンくんが大好き」と話すよぷさんに、すかさず剛が「（元演歌歌手の）香田晋（シン）くんではないですよね？」と確認し、笑いを誘う場面も。

　次に、「私たち、応援上映が初めてなので、どういう風に盛り上がっていいのか」（足立）、「さっぱり分からない」（剛）と“楽しみ方”を尋ねると、よぷさんは「プリズム☆アフレコ」といって字幕に合わせてセリフを発することで、登場キャラクターになりきれると教えてくれた。さらに、主要キャラの1人・速水ヒロが劇中で「無限ハグ」（技の1つ）を披露する際には、観客はそのハグを受け止めるジェスチャーをするとか。光一は「え、え？受け止めればいいの？男やん」と戸惑いながら、よぷさんに対して「個人的なこと聞いていい？現実（リアル）な恋はデキてる？」と質問し、「できてません！」（よぷさん）と笑顔で返されていた。

　3人がよぷさんと一緒に劇場内に入ると、上映開始を待つ間も、客席からは結婚式のCMに向けて「おめでとう！」と声が上がるなど、すでに応援上映らしいムードが漂っていた。また、劇場でお馴染みの「NO MORE 映画泥棒」のCMには、サイリウムを赤にし、パトランプに見立てて撃退するという流れもあり、もたつきつつ周囲を真似する光一＆剛。剛は「ダメよ～！絶対ダメ～！」と声を上げ、サイリウムを振る光一の動きに「『えんやこら』じゃないです。それドリフやから（ザ・ドリフターズが出演したTBS系のコント番組『8時だョ！全員集合』のオープニング）」と、ツッコミを飛ばした。

　ついに本編が始まると、まず観客は「avex pictures」の文字に「エイベックス～！」と、絶叫。これに触発された光一は、自分たちが所属するレコード会社「ジャニーズ・エンタテイメント」と叫ぼうとするも、途中で静かになってしまい、「ジャニーズ・エンタテイ……あっ」と口をつぐんだ。応援上映では、観客からスポンサーや製作側に“感謝の気持ち”を伝えているといい、「タツノコプロ～！ありがとう～！」などの声に、「スゴいな。こっち見てる方がおもろいねんけど」（光一）、「おもろい。やるよりも見てる方がおもろい」（剛）と興味津々のキンキ。

　オープニングは客席が一体となってサイリウムを振り、「コウジ！」などとキャラクター名をコール。光一＆剛は無言ではあるもののサイリウムで参加し、「スゲェなこの統率力」（光一）と圧倒されていた。そして、先ほど教わった無限ハグのシーンで、必死に受け止める仕草を繰り返す光一と、その隣で固まる剛。プリズム☆アフレコでは、女性キャラになりきる体験をした足立が「ヤバ～い（ハートマーク）」と興奮していたが、剛は「なんの世界やねん、これ」と笑ってしまっていた。

　こうして、初めての応援上映を思い思いに楽しんだ3人。その後、劇場の外に出たキンキは「えーっとね……初めてこのプリズムショーってやつですか？体験しましたけれども」（剛）、「スゴい世界だね。我々KinKi Kidsのファンって、あぁいった統率ってあんまりないけど、でも似たような感情っていうのはあるんでしょうね」（光一）と、自分たちのファンと比較した。また、剛は「でも率直に言うと、“面白くなかったか、面白かったか”でいうと、面白いんだと思いますよ。これはみんながハマる理由は“なんかあんねんな”っていう」と胸中を明かし、光一も「面白かった」と同調。「（上映が）まだ続いてるんで、（1人で満喫中の）足立さんのね、番宣を僕らが代わりに、全力で！」（光一）と、4月13日にスタートする足立出演の新ドラマ『人は見た目が100パーセント』（フジ系）の告知を開始した。

　剛が「木曜ドラマ『人は見た目が100パーセント』の中で、足立梨花さんはですね、“リケジョ”たちに目標とされる“ステキ庶務課女子”を演じます」と、なんとか役どころを伝えたが、光一は「どういった内容かは、まったく知らない！」と正直にコメント。最終的には「このドラマでもプリズムショーが見れるのか、見れないのか。無限ハグが出るのか、出ないのか」（剛）、「このドラマを見ながらね、テレビの前で『いいよ～！』って（サイリウムを振る）」（光一）と、応援上映に絡めてまとめる2人だった。ちなみに、完成した痛バッグは足立のもとに渡ったという。

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