【KinKi Kidsのブンブブーン】キャイ～ン・ウド鈴木プレゼンツ「相方のいいところを引き出すツアー」敢行も……グダグダ展開に堂本光一＆剛は呆れ顔

2017年3月27日

　足ツボと同様にハンドマッサージも“疲れている部分”は痛みを感じるといい、2～3月に東京・帝国劇場で行われている舞台『Endless SHOCK』で座長を務める光一は肩が疲れていたようで、「イタッ！」と反応した。その後、「え、剛くんこれ痛ないの？」（光一）と尋ねたが、「チョイ痛」「俺、舞台じゃなくて羽二重してるから」と、光一の「舞台」にかけてかつらの下地などに使用される“羽二重”を引き合いに出した剛。光一は「そっかぁ～」と素直に受け流し、「この痛いくらいが俺は好き」と感想を述べた。

　一方、天野も施術を経て痛みが快感に変わってきたのか、「あー、でもスゴいこれー」と両手を合わせたポーズを取り、剛が「あ、今カワイイよ、天野っち。今、カワイイ」と、ベタ褒め。慣れて余裕が出てきた天野は、ようやく「本当すみません、吉田さん。最初、蹴っちゃって」「我を失って、本当に」と、先ほどの無礼を謝罪した。こうして4人は日頃の疲れを癒やすマッサージを受け、天野も結果的に満足した様子。しかし、天野の「ありがとうございました」の一言に対し、ウドが「こちらこそ！」と返すと、「お前の店じゃないよ！ “ドクターウッド”じゃないよ」（天野）と訂正が入った。

　それでも、天野は「意外に“ウドプレゼンツ”いいですね」と好意的な態度を示し、剛も「なんか、いいですよね」と同調。ウドは「やったぜ～！」と喜び、「続いてはね、中華料理に行きま～す！」と、ツアー2ヵ所目の内容を告知した。天野が「最高！」と顔をほころばせ、光一も身を乗り出して聞いていたが、ウドが「美味しい中華を食べて。美味しく食べて『ア゛ーッ！』っていうね、こういう感じで行こうかと」と聞き捨てならないワードを口にし、「最後が気になるのよ。美味しく食べて『ア゛ーッ！』ってなんないじゃん」と、またしても不安をのぞかせる天野。ウドが選んだのは、目黒にある本格四川料理の店「龍門」で、お店に着くと「天野くんがですね、『ア゛ーッ』と雄叫びを上げてしまうような、美味しい……」（ウド）と説明を始めたが、天野が「辛いんだろ」とつぶやくと、「その通り！辛いんですよ！」（ウド）と明かした。

　ウドが「そのうち、だんだん、だんだん、汗が吹き出してきてですね。もう汗だくになって、天野くんが、ほとばしる汗を『ウワーッ』てなりながら食べるね、それこそが見たいんですよ」と熱弁するも、天野は「いや、お前だけだと思うんだよ。見たいの」とピシャリ。そこへ運ばれてきた1品目は、龍門一番人気の前菜「よだれ鶏」（1,625円）で、さっそく食べてみると、光一は「全然（辛くない）美味しい」と言い、天野も「ウマい。イケる。全然辛くない」と一安心。すると、ウドも「本当？じゃあいいねぇ」と食べ始めたが、「辛い！」と慌ててビールをグビ飲みした。天野は「ウドちゃん、俺より先にリアクションするのやめて」と忠告し、剛も「天野っちのカワイイところを見るワケだから……おかしくない？」と、冷静にコメント。ウドは「ごめんなさい」と謝りつつも、「生ビール、もう1杯ですか？」と懇願した。

　辛さに苦しむウドをよそに、中華料理を味わう3人。ここで、天野が「久しぶりだよね？デビュー近いもんね、我々きっと」と切り出し、「もう20……？」（天野）、「20年目に入ろうとしてます」（剛）、「俺ら25年か」（天野）とトーク。ウドも「でも、キンキのお2人もデビューしてすぐ……」と参加したところで、追加注文したビールが運ばれてきたが、剛の手によって遠くに置かれてしまった。驚くウドをスルーし、「デビュー前から出始めたのが25年くらい前くらいなんですよ」（光一）と会話が続き、剛が「どうしました？」と聞くと、ウドは「いやいや、ごめんなさい。おかしいなぁ」「ビール、あれ？遠近法なのかな、これ？」と、ビールが遠いことを訴えた。

　続いて、2品目には鶏の唐揚げを大量の唐辛子や山椒と炒めた「ラーツージー」（2,445円）が到着し、こちらも「シビれるー！」（剛）、「バカウマだね！」（天野）、「これは来るね！」（光一）と辛さを楽しむ中、ウドは我慢できずに“笑いのルール”を無視してビールをガブ飲み。その姿に、キンキは「さっきから天野さんより苦しんでる人がいる」（光一）、「趣旨がおかしくなってきてる」（剛）とつぶやいていたが、天野もいつの間にか大量の汗をかいており、「もう、ボタボタじゃないですか！」（光一）、「スゴい汗かいてる」（剛）と注目。尋常ではない汗に、光一が「スゴいね、本当にスゴイね。スゴいよ！信じられない！」と驚くと、天野は「え、何で出ないの？逆に何で出ないの？」と聞き返していたが、ウドは「天野っち光ってるぜ！」「コレだよ、コレ！」と大興奮した。

　天野は「コレが見せたかったの？」「何の放送なの！？俺の汗を褒めてさ……」と困惑し、キンキの2人は「めっちゃ喜んでる」（光一）、「めっちゃ笑ろてるやん」（剛）と、ウドの反応を観察。3品目の「本場麻坊豆腐」（1,315円）でも、辛さに弱いウドだけが「カーッ」と苦しみ、残る3人は“辛旨”を堪能。光一が「ここまでのツアーはどう？成功してる？」と聞いた際には、辛さにやられた喉で「成功してる～」と声を絞り出し、「成功してると思ってますけどね、辛いよココは……」とうなだれるウドだった。

　店を後にした一行は、いよいよツアー最後の場所へ。同じく目黒にあり、ウド行きつけの「スナックプライベート」に着くと、天野は「スナック、（キンキの）2人行かないだろ！」と、相方のチョイスに疑問を呈し、2人も「行かないな、スナック」（剛）、「スナックは全然ないなぁ」（光一）と“スナック初体験”を告白。店内ではママの須美子さん、通称・スミちゃんがお出迎えしてくれ、席につくとウドが一同におしぼりを配った。ママが「昨日も働いていただいて」と明かすと、天野は「昨日も！？連日来てるの！？」と、相方が“ガチの常連”であることにビックリ。一方、光一が「面倒くさい人いないの？『あ、ウドだ、ウドだ！』みたいな」と尋ねたところ、ウドは「全然いないんですよ」と、同店の居心地の良さをアピールした。

　さらに、ウドは「コウちゃん、ツヨちゃん、天野くんにね、そういうなんかスナックっていう、なんとなく不思議な空間……。なんかこう、気を張ることなく1人でもゆっくり飲めたり、ママと話したり、お客さんと話したり、好きな歌をずっと歌ったり……っていうことで、なんかフッと、スイッチをオフにするようなね……」と、スナックについて熱く語り始めたが、天野が「あのさ、俺のリアクションはどうなった！？スナック講座が始まってるんだけど。お前の行きたいところに急に来たんだけど」と確認を入れると、ウドは手を叩いて大笑い。天野は「『俺の魅力を引き出す』みたいなこと言ってたじゃん？」「スナックの魅力引き出してない？」と畳み掛けたが、ウドは「やっぱり今日はコウちゃん、ツヨちゃん、天野くんにも知ってもらいたいし、これからも来た時にパッと飲めるように……」と“スナック押し”を続け、最終的に「天野くん、ボトルいい？」と唐突に“おねだり”した。

　ボトル発言に「はぁ？」「お酒そんなに飲めないのに、俺の名前でボトル入れるの？」と驚く天野と、なおも「ボトル1本」「うん。俺、飲むからさぁ」と身勝手なお願いをするウド。ここで、光一が「ボトルを入れる天野さんが見たい？」と解釈してみたところ、ウドは「見たい」と頷いた。天野は「言ってる意味が分かんないんだ。ボトル入れる表情が見たい？」とキンキに聞き返したが、剛も「ってことなんだろうなっていう……」と、天野にボトルを入れさせる流れに協力。天野はウドにボトルの入れ方を教わると、ママから「ボトル何にいたしましょう？」と声を掛けてもらい、「そうだな……。あぁ、じゃあ、『白州』で」と、カッコよくオーダー。これに対し、ママは「ありがとうございます。拍手～」と、“白州”にかけたダジャレで盛り上げ、キンキ＆ウドから天野に拍手が送られた。

　また、剛から白州の値段を聞くように指定された天野は、先ほどと同じセリフ口調で「あ～、ママ。白州っていくらだっけ？」と質問。すると、ママが「はい。1万円ポッキリでございます」と答えたため、天野は「結構するな！」と目を泳がせ、この間ずっと笑っていた光一に「笑ってるでしょ、さっきから！」（天野）と文句を言った。剛は「1万円ポッキリ」と繰り返し、ウドは「その代わり、自分で家に1回ずつ持って帰らなくても、ここで預けてOKなんだよ？」とボトルキープの利点を主張。天野は「それはボトルキープの説明だろ？分かってるよ。俺の魅力の話はどこいってるの？さっきから、スナックのシステムしか言ってない」と反論したが、ウドは「毎回、この同じボトルを持って帰ってってしなくていいんだから、スゴくありがたいじゃない」とボトルキープの話から離れず、天野は「ありがたいねぇ……。ありがたいねじゃねぇんだって！俺、ただ奢らされてるだけじゃないの？」と疑っていたものの、結局は天野のボトルで乾杯することに。

　剛が「ウドさんは、このお店に本当にしょっちょう来られるんですか？」と尋ねると、ママは「そうですね、月に2～3度来ていただいて。だからもう、お客様とは顔なじみの方もいらっしゃいますね」と話し、「あと、こう、たまに熟女さんとか……。ウドちゃんのファンがいたりとかすると、チークダンスなんか踊っちゃったり」と、スナックで熟女と楽しむウドの様子を暴露。ウドは「ハハハハ……」と笑うなど明らかに動揺し、光一からも「氷の音でごまかした」とツッコまれていた。乾杯後、剛は「楽しく過ごせてはいるんですけど、後半になるにつれて、光一もさっき言ってたけど、趣旨が分からなく……」「で、なんかか気が付いたらスナックの良さを語られてる……」と、指摘。その上で、本来の趣旨に戻すべく「天野っちの“歌の魅力”っていうのはありますよね？」（剛）と切り出すと、ウドも「そう！ツヨちゃんの言う通り。ぜひね、ツヨちゃん、コウちゃんに、その歌の上手さを肌で味わっていただきたい」と、天野の歌声に太鼓判を押した。

　しかし、天野が「出るかなぁ、この雰囲気で」と心配したところ、剛は「出るでしょ、この雰囲気だったら」と言うに留まったが、ウドは「正直ね、ツヨちゃん、コウちゃん、天野っちに言いたい。歌を歌うならスナックへ。皆さん、カラオケボックスでは出せない味があるんです。それは、この人々のいろんな、こう、いろんなものを吸い取ってきたこの空間がね……」と、再び“スナック論”を展開した。天野＆剛が「結局、俺じゃなくてスナックの魅力」（天野）、「今、やっと天野っちにガッと（話を）振ったのに、なんかまたスナックの話に……」（剛）と、その話を遮ろうとするも、ウドは「スナックのスピーカー、スナックの壁……。いろんな喜怒哀楽を飲み込んだ壁から出るその音を……」と続け、最終的に「あ～」（光一）、「俺の歌もさらにより良く聞けるようになる」（天野）、「なるよ、というね」（剛）と納得する3人だった。

　天野は尾崎豊の名曲「I LOVE YOU」（1991年）を選曲し、歌い出しから抜群の美声を披露。剛は「上手いね～」と微笑み、光一も黙って聞き入っていたが、サビに入る手前でウドもマイクを握って歌い始め、結局天野に代わってウドが歌い上げてしまった。ウドが「オーケー、ありがとーう！」と気持ち良さそうに叫ぶと、見せ場を持っていかれた天野は「うわ、初めて拳で殴っちゃうかも。お前のことを力強く拳で殴っちゃうかもしれない」と、憤慨。その後、天野は『元カレ』の主題歌だったキンキのシングル曲「薄荷キャンディー」（2003年）を歌っている途中も邪魔され、酔っ払ったウドのせいでグダグダに。この状況にはキンキの2人も呆れるばかりだったが、ウドは「僕の瞳は君しか映らない～♪」と歌って天野にキスをするなど、上機嫌だった。

　歌唱後、ウドが「やっぱり、コウちゃんとツヨちゃんと天野っちがスナックの良さを分かってくれた。これは本望です」と発言したため、剛は「じゃあこれは最後に聞こうよ。え～、ウドちゃんにとってスナックとは？」と、質問。すると、ウドは「人生です」と言い切り、当初の趣旨とはまったく関係のない流れに、天野は「完全にエンディング、お前で終わるじゃねーかよ！」と不満を爆発させた。そして、「あの……ピンで呼んで、今度は」とリクエストする天野に、光一は「そうだよね。天野さんのしたいことは1つもできてなかったもんね」と、同情。

　一方のウドは、マイクを持ったまま「ツヨちゃん、コウちゃん、ありがとう」とお礼を言い、天野から「司会者？お前の番組なの？お前とママの番組に来たの？我々3人」と手厳しい言葉が飛んだものの、キンキは「ウドちゃん、締めて、締めて」（光一）、「（ママと）2人で締めて」（剛）と、最後のあいさつを譲った。すると、ウドは「ウドちゃん、スミちゃんの『明日もプライベート』。また明日お会いしましょ～」と、ママと一緒に架空の番組名で締めくくり、光一＆剛もカメラに向かって大きく手を振っていた。

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