【KinKi Kidsのブンブブーン】瀧本美織がトリックアート迷宮館で大パニック！今井翼はジャニーズJr.時代の思い出語る

2017年3月20日

　最初は、鏡を使ってカッパに引きずり込まれるような写真が撮れるトリックアートで、剛が「平面、ほら」と絵に乗って見せたものの、瀧本は少し離れた位置で硬直。先に今井がお手本となって安心させ、瀧本も挑戦することになったが、なかなか踏み出せず、水の絵にすら「水！？」とビビる始末。やっとのことでカッパの手に乗ると「やだ～、待って、怖い……。何してんの、私……」（瀧本）と漏らし、剛も「たしかに、冷静に考えると何をしてるんや？」とつぶやいたが、それでもなんとか写真撮影を終え、「ここは克服できたね」（光一）と判定された。

　続いてのエリアでは、剛が係員の案内に従って壁の小窓を覗いていると、その後ろで光一が剛のお尻に顔を近づけるという恒例の“おふざけ”を展開する一幕も。小窓の先に広がる風景を見て「ありますよ」と報告する剛に対し、光一はお尻を見つめながら「どこに？見えませんけど」などと返答。瀧本が「おかしい、おかしい」と大笑いする前で、「見えてるでしょ？」（剛）、「全然見えません」（光一）とコントのような会話を続けたが、最終的には剛が振り返って「バカヤロー！」「何をしてるの」とツッコミを入れ、「何も見えなかったんで」（光一）、「そりゃ見えへんでしょ」（剛）と、仲の良いコンビならではのやり取りを見せた。

　この小窓の先には土俵の絵が描かれており、中に人が入ると目の錯覚で身長が変わって見えるそう。瀧本は今井と写真を撮り、キンキが2人で入った際には「光一さん、大きいです」（瀧本）との言葉に、光一は「いやぁ、『大きい』って言われたことがないから嬉しい」と、コメント。この一言に「ハハハッハ～！」と大爆笑した今井は、剛が「すんなり聞き入れられへんな」と言い返すと、「なんか、はい……」（今井）と、同調。そこで、光一は「いやいや、嬉しい」「普段（大きいって）言われることないでしょ！」と言いながら、試しに剛と場所をチェンジ。今度は剛が大きくなったものの、瀧本が「剛さん“が”大きい」と違和感のある言い方をしたため、「ちょっと待って。“が”になると若干……」（光一）、「若干、なんか寄ってきたな」（剛）と苦笑いするキンキだった。

　続いては「お化け屋敷」のトリックアートということで、瀧本が最も苦手とするエリアだが、光一はあえて「（瀧本が）先頭で行こうか」と、提案。「え～、怖いよ……」と戸惑う瀧本に「僕らがついてるから大丈夫！」（剛）、「ちゃんと後ろからついていってるから」（光一）と背中を押したが、キンキ＆今井はその場を動いておらず、途中で気付いた瀧本は「ちょっと待って、1人じゃ無理です」と、Uターン。そこで、今度は「うちのさ、スタッフがついてくから」（剛）と、“超ビビり”だというADの女性スタッフを瀧本の“お供”につけたが、やはり2人とも怖くなり、慌てて部屋を出ようとしたスタッフが入口に頭をぶつけてしまう場面も。その瞬間、「えー！？ちょっと待って！一番オモロいの持ってった！」と、猛烈に悔しがる光一。結局、瀧本は目を閉じたまま、剛のエスコートでお化け屋敷エリアを通過することになったが、入口が低くなっているためスタッフと同じように頭を強打してしまい、剛は「ごめん、ごめん。それは言わなアカンかったわ」と謝罪した。

　次のエリアでは、瀧本が目を開けると巨大なサメのトリックアートが飛び込んでくるはずだったのだが、ここで剛のイタズラ好きが発動。剛は目を見開いて至近距離に立ったままキープし、光一の合図で前を見た瀧本は、いきなりドアップの剛の顔に「キャー！」と叫び声を上げて逃走した。その瞬間、光一と今井は手を叩いて爆笑するも、「さっきから全然（トリックアートを）克服できないんですよ」と、“相方”に同情する今井。剛も笑いながら「いや～、ごめんなさいね。もうトリックアートとか関係ないことしちゃった。ごめんなさい」と、瀧本のリアクションを面白がった。ちなみに、サメのトリックアートは「大丈夫かもしれない」（瀧本）とのことだったが、今度は光一が瀧本を誘導し、剛が今井にドアップの変顔でスタンバイさせた結果、目を開けた瀧本はやはり悲鳴を上げてダッシュ。さらに、逃げた先にはオープニング時にスマホで見ていたドラキュラのトリックアートがあり、光一から「後ろ向いてみ？後ろ」と言われ、瀧本はまたしても「キャー！」と取り乱していた。

　このドラキュラのトリックアートが「一番ダメだ」（瀧本）と怯えていたが、光一から「あの（ドラキュラが持つ）グラスの真ん中にさ、入って、写真撮ろう」と言われ、恐るおそる近づいていく瀧本。剛も「これ、たしかにちょっと気味悪いな」というほどの作品を前に、瀧本は「う～怖い～」とビクビク震え、思わずぎこちない動きを見せた。この様子を見た剛が「変なダンス」「筋肉硬直ダンス」と名付けて笑いを誘う一方、瀧本は「目をつぶればいいんだ！」と気付いて実行。最後は少しドラキュラの方を見上げ、なんとかグラスの中に閉じ込められたかのような写真が撮れたのだった。

　その後の部屋には、テーブルの上に四角い箱が置かれていたが、剛は中から首だけ出した状態で登場。箱を空けた瀧本はビックリして飛び退き、残りの2人は剛のヘアスタイルも含めて「武士だ、武士。侍だ」（今井）、「落武者の、ね」（光一）と笑っていた。こうしてトリックアートめぐりを終え、剛が「さぁ、ということで、もうこれは克服できたんじゃないですか？」と聞くと、瀧本は「もう終わりました？やった、じゃあ（克服）できたんだ！」と、ホッとした笑顔に。しかし、今井から「結果的に、どれが1番ゾクッとした？」と聞かれた瀧本が「……剛さん」と答えたため、光一は「やっぱ絵よりも何よりもリアルが怖い」と結論付けた。

　番組後半は今井が「ずっと行きたかった」というラーメン屋へ。最初に訪れたのは、渋谷区幡ヶ谷にある人気店「金色不如帰（こんじきほととぎす）」で、この日は特別に営業前に撮影させてもらったという。同店のラーメンは「ミシュランガイド」（ミシュラン社）に3年連続で掲載されているが、「翼自身は何ラーメンがナンバーワンなの？」（光一）と質問を受け、今井は「僕、醤油が1番好きです」と即答。これに、光一が「俺、正直そんなにラーメンって分からんから、“醤油ラーメンなんて全部醤油ラーメンで同じやろ”思うてる……」と発言したところ、今井は「いや、違うんです。逆にそのオーソドックスな醤油でも、“これだけ違うのか”っていう。（同店のラーメンは）僕も今日初めていただくので、ホンットに楽しみにしてました」と、熱弁した。

　そして、店主・山本敦之さんから待望の「醤油そば」（850円）を受け取った今井は「ありがとうございます。もう見栄えからして上品。品がありますね。香りも上品です」と、感激。瀧本も「キレイ」「あんまり見たことない色してますよね」といい、剛が「油が輝いてますね」とコメントすると、今井は「そうなんですよ。この油も魅力的ですよね」と同調した。食べ始めた時、光一は「俺、あの、家で最近全然食べてないけど、食べる時はもう胡麻ラー油ガッツリ、バッサーン入れて食べる……」などと私生活のエピソードを披露したが、ラーメンに夢中な一同に気付くと、「あ、誰も聞いてへん」（光一）と、ポツリ。剛が「ウマい、ウマい」と繰り返す横で、今井が「ハマグリのお出汁」と分析した通り、こちらは豚、乾物、ハマグリのトリプルスープとのこと。ほかの2人も「何これ？美味しい」（瀧本）、「美味しい！サッパリ」（光一）と感想を述べ、その後もスープに添えられた黒トリュフソースの香りなどを楽しみながら食べ進めた。

　ラーメン好きの今井はわずか2分で完食し、「スゴい！」（瀧本）、「早っ」（キンキ）と驚かれたが、本人は「あと1杯は全然イケますね」と、余裕の表情。山本さんに向かって「本当に美味しいです。もう僕、ファンです。大ファンです。ビッグファンです！」（今井）と、絶賛した。また、光一も「ラーメンをね、ちょっと『洋風とアレンジしてみました』とか、ああいうのって大体なんか、『いやいや、普通の方がやっぱウマいやん！』って（なりがちだが）その感がないのよ」と評価すると、今井は「そうなんですよ。っていうのがやっぱり、日本人としてのラーメンを作る志の根っこの太さですよ。あちこちブレないんですね。だから改良を重ねても、常に、ファンが求める道はちゃんとある」と、持論を展開。

　これに対し、光一が「なるほど。ある意味、KinKi Kidsみたいなもんかな？」と切り出したところ、今井は「そうですよ。……どういうことですか？」と聞き返し、相方の剛も「僕自身も分からなかった」と、首を捻った。光一はたじろぎつつも、「いやいや、ね？音楽的なことを言うと、『硝子の少年』（1997年のデビュー曲）というのを土台にしてね。ずーっとその音楽性としてはブレがないようにやってきてるっていう部分です！」と、断言。すると、今井も「いや、でも、そうですよ」と共感し、さらに「お2人のカラーがあって、1つになった時の大きさがあって、またさまざまなクリエイターの方とセッションすることで、またこのKinKi Kidsが進化……」と熱く語ったが、ここで光一が「翼くん、もうエエわ。長ぇよ」と制止した。

　その後は、今年ミシュラン1つ星を獲得した「創作麺工房鳴龍（なきりゅう）」（豊島区南大塚）へ移動。こちらも特別に定休日に撮影をさせてもらうということで、今井は店主・齋藤一将さんとその奥様・ユウピンさんに「みなさん、本当にありがとうございます。今日はお休みのところ、無理を申しまして。ありがとうございます」と丁寧にお礼を述べた上で、「こちらはですよ、担担麺が美味しい」と説明。また、プラス100円にてパクチートッピングが可能で、剛は「パクチートッピングしたーい」と乗り気だったが、パクチーが苦手な光一は「最悪や！最悪！大っ嫌い！」と拒絶。光一が「パクチーの良さは何？」と聞くと、瀧本は「私も食わず嫌いだったんですけど、食べてみたら、体がスゴい欲し出して……」と答え、剛も「その感じあるよね」と、理解を示した。また、「普段、絶対、タイ料理屋さんに行っても『ノーパクチー』って言っちゃう」という今井も「今日はせっかくなんで、僕もパクチー入りを」と注文したが、光一は「絶対いらない！」と、頑なに拒否した。

　担担麺を作ってもらっている間、今井の趣味の話題に。今井が「最近ハマって、結構凝ってるのが、Nゲージという……電車の模型」と明かすと、剛が「動くヤツね」と補足し、今井は「で、ジオラマもまたこれ楽しいんですよ」とニッコリ。実際に今井が自宅のNゲージを撮影した映像では「子どもの頃に乗っていた東海道線も走ってます」（今井）との解説が入っていた。「こういう風に自分でジオラマをチョイスして……」（今井）と話していると、剛が「牛とかも買うたん？」と細部に気付き、「そうなんですよ！これもまた小っちゃいんですよ！」「この（牛を囲む）柵は、割り箸をですよ？去年の『（ジャニーズ）カウントダウンコンサート』の合間、スゴい時間空くじゃないですか。一旦家に帰ってる間、アロンアルファで手がベチャベチャになるくらい（頑張って）この柵を作った」（今井）というエピソードも飛び出した。剛は「何をやってんねん」と呆れていたが、その一方で「オシャレさんだよ」（光一）、「オシャレ。インテリアの一部になってますね」（瀧本）との意見もあり、今井は「そうしたかったんですよ」と、満足げだった。

　また、今井は「子どもの頃に乗ってた電車って、スゴく記憶に、強く残るじゃないですか？僕なんか当時乗っていた電車を走らせてみたり……。まさにこの東海道線で、ジャニーズJr.に入った時なんか、ずっとこれで東京に通ってたんです」と話し、「初めての仕事がKinKi Kidsの歌番組のバックとコンサートで」「もうずっとこの電車の中で（キンキがCDデビュー前からカバーしていた、アメリカのヴィレッジ・ピープルの）『Go West』の練習ですよ」と、振り返った。今井は実際にその場で「Go West～♪」と歌いながら当時の踊りを再現し、「できます？今でも？」と尋ねたが、剛は「できひんわ～」と苦笑い。今井は「ずっと電車の中でお姉ちゃんに『表情が硬い！』『もっと笑いなさい！』」と言われていたそうだが、そのせいで本番も微妙な笑顔になってしまったんだとか。

　さらに、今井は「のちに、Jr.の時、キンキのお2人と取材でたまにご一緒させてもらう時があって。当時の写真持ってきた」といい、剛は「お、見せてよ。恥ずかしいヤツやなぁ」と、複雑な心境で今井のスマホを覗いた。今井は「めちゃくちゃ恥ずかしいですよ」「たぶんね、これ、丑年の年に撮ったんでしょうね」と補足しつつ、まずは剛に見せ、光一と瀧本にも披露。キンキが「うわ～、ホンマや」（剛）、「あ～、ハイハイ……」（光一）と反応した写真は、今から21年前の1996年に発売された「Myojo」（集英社）で、17歳のキンキと、牛柄の衣装を着た滝沢＆今井（当時14歳）が一緒に映っていた。瀧本が「若ーい！」と驚く隣で、光一は「やっぱ滝沢と翼、可愛かったなぁ」としみじみつぶやいたが、今井は「いや、でも、どう見ても引きつってるんですよ」と、自身の笑顔の不自然さを指摘。光一が「俺も笑ってるもんな」と、当時の自分が笑顔で映っている点に触れると、剛も「スゴいね。光一が笑ってるって奇跡の写真」と、別の意味で貴重な1枚だと評価したが、光一本人は「どうやって笑ってたんや？分からへん」とぶっきらぼうに言い放った。

　ここで「担担麺」（800円）が完成。光一以外の3人には別皿でパクチーが提供され、瀧本が「パクチー来ましたよ、光一さん」と告げたが、光一は「絶対いらん！」と顔をしかめた。さっそくスープを飲んだ剛が「おーう、美味しい」と言うと、今井も「酸味の程よさもいいですね」と食レポし、「これ絶対パクチー合うやん」（剛）、「はい」（今井）と予想。同店のスープは丸鶏や多くの食材で“旨味の層”を作っているそうで、「担担麺っていうと、もっとこう“こってりしてて辛くて”みたいなイメージあるけど、スープもサラッとしてて、辛味もちょうどいい」（剛）とのことだった。そして、3人がパクチーを絡めて食べ始める際、瀧本がパクチーをひと掴みし、光一の器に入れるというイタズラを実行。「ちょ、ちょ、やめーや！これはアカン！」と慌てる光一に、瀧本は「ちょっとだけですよ」と、試食を勧めた。

　パクチー入りの担担麺を食べた剛が「やばい、ウマい！」と絶賛したところで、光一もようやく観念。「じゃあ、一切れな」と意を決して食べたものの、すぐに「うぅっ！」とうめいて体を上下に揺するなど、拒否反応を示した。剛は「あれ？また志村（けん）さんいましたよね」と、光一のリアクションが別人のようになっていたと笑い、瀧本は「そんなに（ダメ）ですか～？」「パクチーあった方が美味しい、これ」とマイペースにコメント。光一の口には合わなかったものの、今井は「タイ料理屋さんでいただくパクチーよりも、僕こちらの方がサッパリして、スッキリしてて好きですね」と、普段は“ノーパクチー”でも、同店の担担麺とパクチーの相性の良さを実感。光一が「パクチー好きには美味しさが分かるヤツ」といった通り、剛はこの間も「ウマい」の一言を繰り返していた。

　完食後、光一から「翼くん的には満足できた？」と確認された今井は「大満足です！」とキッパリ。また、キンキが「ラーメン好きな人が、さっきのところのラーメンと、ここのラーメンと食べれたら、そりゃこれ満足やね」（剛）、「ミシュランをハシゴするっていうね」（光一）と改めて振り返ると、今井は「なかなか普段では、並ぶ分、できませんので」と、同ロケの有難みを強調。そして、今井が「こういった美味しいものを食べた後の楽しみが何かっていうと、余韻なんですよ」「思い出して、“あれって何を使ってたのかな”とか……」と続けると、光一は「え？ “素材に何使ってたかな？”とか考えるの？」と聞き返した。

　今井が「考えて、今度自分の料理に入る（活かす）ことが……」と言いかけたところで、剛は「それ、主婦の脳ミソやん」と、ピシャリ。今井は「そうなんですよ。だから最近、外食すると、主婦みたく作れるものは頼まなくなった」と笑っていた。光一の「見つけたわ。俺より結婚できなさそうな人」との言葉にも、今井本人は「ホント。そうですよ、僕」と、肯定。この流れから、光一が「今の話聞いてると、“面倒くさそうやな”ってちょっと思わへん？」「料理してさ、出したものが『これは何が入ってる』『うんうん、これは何が入ってるね』とか言われたらさ（どう思う）？」と意見を求めると、瀧本は「『もう、いいよ～』ってなっちゃいますね」と否定的で、これには光一も「なっちゃうよね～」と、深く共感していたのだった。

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