【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMP・有岡大貴、“縄跳びの妖精・トビー”として大奮闘！　高木雄也が「気になって仕方ない」メンバーのクセは？

2017年1月21日

　こうして、中島は「縄跳び」と「ヒーロー」を組み合わせた作戦プランを考案した。中島が作・演出したシーンは、エキストラの少年が縄跳びを10回跳ぶと、マイクを持ったレポーターがその場に突入し、野球の試合後によく見られる“ヒーロインタビュー”が行われるというもの。「縄跳びでヒーローになる姿を見せ、憧れを持ってもらう」ことが狙いだそうで、中島は「スゴく良いと思う！」と自画自賛した。かたや、高木は縄跳びの天才少年・日浦サトルくん（8）にスポットを当て、人気漫画「スラムダンク」（集英社）に登場する名シーンを引用した「オレの栄光時代は今なんだよ作戦」を実施するとのこと。

　妖精役の有岡は「泣くな、キサト！　ダメだ！　そんなんじゃダメだ！　弱音を吐くな！　ダメです。お父さんは下がっててください！」などと、イメージトレーニングを開始した。過去には跳び箱の妖精（2016年10月12日放送回）に「トビー」と名付けた有岡だが、スタッフが「妖精の名前は？」と尋ねると、「前回、跳び箱の妖精で“トビー”だったので……。今回は縄跳びの“トビー”」と、コメント。スタジオでVTRを見守る伊野尾慧は「ここ数年で一番スベってるね」と、手厳しいツッコミを入れた。その頃、キサトくんとお父さんは神社にて妖精の声が出るスピーカー入りの特製お守りを購入。練習場所の公園に到着し、お昼ご飯を食べ始めたところで作戦を開始した。

　第一弾は中島の「ヒーロインタビュー作戦」。キサトくんは最初こそお弁当に夢中だったものの、真剣にインタビューの模様を凝視していた。次に高木は8月24日放送回と同じく、「スラムダンク」の登場人物・安西先生（安西光義）を思わせるエキストラを用意。天才少年と安西先生のやり取りを通じ、「辛くてもそれを乗り越えると成功が待っている」というメッセージをキサトくんに送りたかったよう。その後、お父さんが「縄跳びやりたくなった？」と聞くと、キサトくんからは「食べ終わったらやる！」との発言が飛び出し、中島＆高木の作戦は意外にも大成功だった。

　そして、いよいよお父さんが席を外し、妖精・有岡の出番に。「ふぁ～！　よく寝た……。おや？　君がキサトくんかい？」と“小芝居”を交えて話しかけ、「僕は縄跳び王国の妖精トビーだ！」と自己紹介した。ところが、怪しい声を恐れたキサトくんはお守りをバンっと叩き、「もうしゃべらないで！」と、ピシャリ。「僕は今日、キサトくんに縄跳びを教えてあげるために呼ばれたんだ」と説明を続けるも、この様子を見た中島は「マズい……。ちょっとこれ、今までに見たことのない受け止め方……」と、今後の展開を不安視した。めげずに「パパが戻ってくる間、僕とお話ししようよ」と優しく歩み寄る有岡だったが、キサトくんは「ヤダ」と即答した上に、なんとため息まで出るほど。

　有岡が「僕は妖精だよ。縄跳びの妖精のトビー。そうだなぁ……。『妖怪ウォッチ』（テレビ東京）で言うとウィスパーみたいな感じかな。ウィスパー知ってる？」とアニメの話題を出すと、コクリと小さく頷いたキサトくん。「僕は（アクションゲームの）『モンスターハンター』も好きだよ。何のモンスターが好き？　僕はね、リオレウスだなぁ」と話した際には、キサトくんがニッコリ笑った。なおも「（アニメの）『トムとジェリー』どっちが好き？」と質問を続けたところ、キサトくんは「ジェリー」と、返答。“子どもが好きそうな知識”を絞り出した結果、ようやく妖精と会話してくれるまでに進展した。

　このタイミングで、有岡が「僕のアドバイス通りに練習すれば、必ず跳べるようになるよ」と持ちかけると、キサトくんは「本当にできるの？」とやる気になり、実際に練習がスタートした。同企画のアドバイザーで“体育の家庭教師”こと株式会社ETTの小関真偉先生いわく、縄跳びが苦手な子は「片手で回す」「縄を前に回す」「跳ぶ」という3つのポイントを教えると良いとか。さっそく、有岡は「縄跳びを片手に持つの。それを回してごらん」「足の後ろに縄があるでしょ、今。そこから飛ばないで縄を後ろから前に。前にポーンと」などと指導を行い、ひたむきに練習するキサトくんに「惜しいね。でも（縄の）回し方はいいよ」「すごく上手になった」と、声で背中を押し続けた。

　一方、有岡の「キサトくん、好きな女の子いる？」との問いに、キサトくんが「コトミちゃんちゃん」と、回答。「じゃあさ、キサトくんが縄跳び上手くなって、コトミちゃんに教えてあげたら良いじゃん。僕みたいに」（有岡）、「うん！」（キサトくん）という会話もあり、2人の距離は明らかに縮まっていた。練習開始から1時間半が経過した頃、キサトくんは「いつもお兄ちゃんと戦いごっこやるよ」と言い出し、勢い良く縄跳びを振り回すように。有岡が「お！　すごい。なんて言うの？　その技の名前」と食いつくと、キサトくんは「お姉ちゃんとかに言わないでよ。うんと……ぶん回しパラード！」と、発表。

　しかし、やり過ぎてしまったキサトくんは「ちょっと（縄が）手に当たった……」と漏らし、これに有岡は「当たった？　ダメだよ。縄跳びはでもね、本当はそうやって使っちゃいけないんだよ。ぶん回しパラードしたら手痛くなる」と、優しく注意。キサトくんは「はーい」と、妖精・有岡の言葉を素直に受け入れてくれた。練習を始めて2時間が経過する時、3回連続で縄跳びを跳ぶことに成功したキサトくん。格段に縄跳びが上手くなっていたため、有岡が「慌てなくていいんだよ。ゆっくりでいいの」とアドバイスすると、なんとキサトくんはついに10回をクリア。「スゴイじゃん！」と興奮する有岡に、キサトくんは「トビーありがとう！」と、お礼を述べたのだった。

　そして、有岡が「どう？　縄跳びのこと、少しは好きになってくれた？」と尋ねたところ、キサトくんは「うん。明日も（練習）やるの？」と、無邪気に質問。有岡は「キサトくん……。僕のお話聞いてくれるかな？」と前置きしつつ、「キサトくんみたいに、縄跳びが跳べない子に教えに行かなきゃいけないから、今日でキサトくんとはお別れなの。妖精の国に帰るの。もう僕の教えがなくても練習できるでしょう？　明日も練習してくれる？」と説得し、これにはキサトくんも「うん。わかった」とポツリ。最後に有岡が「じゃあ僕は、縄跳びの国に帰るね」とお別れを告げ、キサトくんは「明日100回やる。ありがとう！」と、笑顔でトビーとサヨナラした。その1週間後、お父さんから送られてきた映像にはスムーズに縄跳びをこなすキサトくんの姿が。24回の記録を出し、すっかり苦手を克服したようだった。

　感激の面持ちでキサトくんを見つめた有岡は「あの日、本当に寒かったんですよ。なのに（キサトくんは）言い訳もしないし、弱音も吐かないでずっと練習付き合ってくれたから」と、努力に脱帽。山田は「やっぱり、こういうVTRはね、できれば親御さんはお子さんに見せてほしくないなっていうのは……」と口にしたが、八乙女光は「え、妖精が“こんなにちょうどいいブスだったの？”ってなる」と、6月8日放送回で有岡が披露した花嫁姿をネタに。当の有岡は「やめろよ～！」と、優しく八乙女の頬を叩いた。

　ここで、番組ではJUMPをよりアピールするために「自分だけが知っているメンバーの秘密」を紹介。高木は“気になって仕方ない”という中島のクセに関し、「みんなでテレビとか見る時あるじゃん、楽屋で。共演したことがある人が映ると、『あ、○○』『あ、○○』って言うの」と、暴露した。メンバーからは「言う！」「分かる」の声が飛び交い、「（菅田）将暉が一番出てくる！」（薮）、「“将暉率”高い！」（山田）と、昨年1月公開の映画『ピンクとグレー』で共演した俳優・菅田の名前が頻繁に出ると証言。さらに、八乙女も昨年7月期に放送された中島主演のドラマ『HOPE～期待ゼロの新入社員～』（フジ系）に出演した俳優・遠藤憲一について「エンケンさんも言うよね。『あ、エンケンさん』」と再現すると、中島本人は手を叩いて大爆笑していた。

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