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ブレイク間近の俳優・吉村界人、愛読書は矢沢永吉の『成りあがり』! 「僕が主人公でありたい」「ほかの奴なんか関係ない」と決意語る



 番組では密着取材を行い、吉村が生まれ育った東京・渋谷で合流した。業界関係者の間で“中毒性がある”と評価される吉村に転機が訪れたのは大学入学後だといい、「大学で会う人とか大学で話す言葉とか、会話とか全部馴染めなくて。家にずーっと引きこもってました。朝起きて、まず昨日読みかけた本を読んで、飯食って映画観て、また本を読んで……」と、回顧。自分の殻を破るべく映画『ポルトレ PORTRAIT』(14年公開)のオーディションを受けて見事合格するも、その後は順調な道のりではなかったという。

 当時の心境を「(オーディションに)受かったり、落ちたりって。自分が判断されるワケじゃないですか。『俺の何が悪いんだよ』って、何回言ったか」と語る吉村は、1978年に刊行されたミュージシャン・矢沢永吉の自伝本『成りあがり』(小学館)を手にし、「(本が)もうボロボロすぎるんですけど」「めちゃくちゃ好きで。ことあるごとに、大事なオーディションとか大事な仕事前とか、絶対にビビっちゃいけない時に読む本ですね」と、自身の愛読書を紹介。「どれだけ大きな家に住めるボクになれるか勝負しよう」「おまえの親父の代では、勝負は負けた。それはオレの親父が負けたんだ。今度は、オレが親父になる時には……おまえに勝つぞ」と、お気に入りの箇所を読み上げた。

 そして、この部分を好きな理由については「僕らって家は選べないじゃないですか。だから、“親父の代では負けてるけど、俺の代では分かんないぞ”って言ってると思うんですよ。“スゲー分かるなぁ”と思って」と、告白。そんな向上心の強い吉村には、デビュー当時に見た“忘れられない光景”があるそうで、「仕事が終わって。そこは山奥で、駅から30分くらい歩く場所で。ちょうど去年の今頃で、一線でやってる方はでっかい10人乗りぐらいの車に1人で乗っていって、『お疲れ!』(と言って)バシャンって帰っていく。で、残されたボクっていうのはそこから30分歩いて駅まで行って、駅から電車に乗るっていう。その瞬間、ドアを閉めた瞬間だけは、忘れないですね。悔しかったんですよ、とにかく。忘れられない」と、悔しそうに固く唇を噛みしめた。

 がむしゃらに走り抜け、『太陽を掴め』で主役の座を掴んだ吉村。17年はすでに5本の映画出演が決まっているというが、最新作『BOLT』の映画監督・林海象氏は「今まで誰もやらなかった役、あらゆる人に化けてく俳優になるんじゃないですかね。どこまでいくのか、どこでつぶれるのか、あのやり方が非常に楽しみですね」と、今後に期待を寄せている様子。最後に吉村本人は「僕が主人公でありたいです。だから、ほかの奴なんか関係ないんで。覚えておいてください、吉村界人です」と、力強い眼差しで語った。

 VTR終了後のスタジオでは、コメンテーターのタレント・大沢あかねが「今の若い人には珍しい感じですよね。今、どっちかっていうと引く感じの人が多いじゃないですか。どんどん来ますね。熱い!」と、吉村の熱意に感激。また、番組MCの加藤も「いや~、僕好きですね。ただのイケメンじゃなくて、個性的な良い役者さんになりそうな感じがしますね」と好意を示した上で、「“熱いのはちょっと鬱陶しいよ”みたいになる時代だったんだけど、もうまた変わりつつあるのかもしれないね」と、時代の変化に思い馳せていた。

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