【KinKi Kidsのブンブブーン】おのののかと芋掘り＆ブランド芋を食べ比べ！堂本光一、剛に「感動を分かち合ってほしい」!?

2016年12月20日

　また、おのが「小学生の時に、ずっとKinKi Kidsさんの曲でダンスしてたんですよ」と、キンキが2001年に発売したシングル「Hey! みんな元気かい?」に合わせ、自分で振り付けを考えて踊っていたことを告白。おのは実際に、キンキの前でもノリノリで披露してみせたが、その振り付けは飛び跳ねながら腕を広げたり、クルッと回転するといった単純な動きのみで、やりきった後に「ごめんなさい！やるべきじゃなかったかなぁ」（おの）と、後悔。おののダンスを目の当たりにした光一は「さっきの『石焼き芋』と同等のなんか……」と動揺を隠せず、剛にいたっては「今後、マネージャーさんね？歌と踊りはNGにしてください」と、おののマネージャーに提案していた。

　そんな一行が今回、芋掘りを体験させてもらうのは、世田谷区・成城学園駅からすぐの農園「アグリス成城」。3人を案内した同農園のスタッフ・川村和江さんによると、こちらは駅から徒歩一分ほどの立地で、一区画約2m×3mの貸農園となっており、1ヶ月12,800円のレンタル料金で好きな野菜を植えて収穫まで楽しめるんだとか。芋畑では、光一が「とりあえず、やっぱりゲストからさ」と促し、おのが芋掘りを開始。その背後では、キンキがこっそりフェードアウトしていき、置き去りにされたことに気付いたおのは「ちょっと待って！なんでですか！？」「何も声しないと思ったら……」と、注意。慌てるおのに向かって、「この番組は、ゲストのやりたいことをやってもらう番組なので」（光一）、「我々は“コーヒーでも飲みに行こうかな”と」（剛）と悪びれもしないキンキだったが、畑に戻っておのの収穫を見守ることに。

　芋掘りを再開したおのが、ダンゴムシを見つけて悲鳴を上げる場面もあったが、光一は「それはほら、自然だから。美味しい証拠だよね。無農薬でね」と、コメント。そして、おのが最初の芋を掘り出し、「とったどー！」と喜んだ後は、光一が芋掘りに挑戦した。「いくで？」と気合いを入れるも、芋を引き抜く前にツルが切れてしまい、光一は「全然アカン……」「やってもうた、これ」「オレ、向いてへんわ……」と、ガッカリ。しかしその後、剛も一緒に芋掘りを満喫し、4本の「紅あずま」を収穫し終えると、光一は「楽しかったね」と、喜んでいた。

　さっそく焼き芋にしようとした時、川村さんが「掘りたてを焼いてもあまり甘くないので……」と切り出し、収穫後に2週間から1ヶ月ほど寝かすことでデンプンが糖に変化して甘くなることを解説。剛が「へ～、知らなんだわ～。ということは、これは今焼いてもしゃあないの？」と聞くと、川村さんは「甘くないけれども、お芋の味が楽しめるお料理を、今回はご用意しております」といい、おのは「やったー！」と大ハシャギ。キンキも「やっと暖かいとこに入れますよ」（剛）、「そうですね。室内バンザイ！」（光一）と、暖を求めて移動した。

　ところが、用意されていたのは屋外のテーブル席で、剛はため息をつき、光一は「まさかの外。さっき『室内バンザイ』って言ったんですけど」と、自身の発言を振り返って苦笑いを浮かべた。3人の前に置かれた鍋の中身は、先ほど収穫した芋が入ったアツアツの「さつま芋とネギの味噌汁」。光一が率先しておののお椀によそい、「芋が入ってないじゃないですか！」（おの）という“お約束のイタズラ”もあったが、改めて芋がたっぷり入った味噌汁を食べたおのは「ん～！」と嬉しそうな声を上げ、光一もしみじみと「うん。美味しい」と、つぶやいた。

　一方、剛は「またこの味噌が、芋のアレが手伝って、アレですね～」「やっぱあの、すぐそこで穫れたっていうさ、鮮度のさ、アレがアレやね」など、執拗に“アレ”を連発。これには、光一が「剛くん。コメントがさっきから適当すぎて、全然伝わらへんねんな」と忠告するも、「伝わってない？」「おかしいなぁ」と、首をひねる剛。しかし、おのが剛のお椀の中身がかなり減っていることに気付き、「めっちゃ飲んでる……すごい気に入ってますね」と、ビックリ。光一が「コメントの割には、ちゃんと行動で示すタイプだね」と感心すると、剛は「うん。美味しいよ」と、味噌汁を味わっていた。

　すっかり満足した剛が「ね、ということで、今日どうでしたか？」と“締め”の雰囲気に運ぼうとすると、おのは「待ってください。芋掘りもしたし、お料理も美味しいの食べたんですけど……。覚えてないですか？もともと私、歌ったじゃないですか？」と食い下がり、再び音程が不安定な「い～しや～きいも～」を披露。「2度目の事故が……」（光一）、「まだぶっこむんですか？」（剛）とツッコまれつつ、おのは「石焼き芋食べてないじゃないですか、今日。やっぱ1本で焼いて、こういう画（芋を割った時のホクホクの断面）欲しいんじゃないですか？」と番組サイドのメリットも主張し、焼き芋を食べに行くことを諦めなかった。

　そこで、3人は鹿児島産を中心とした全国のブランド芋が食べられる焼き芋専門店「ふじ」（世田谷区・豪徳寺）を訪問。こちらは「コンベクションオーブン」という業務用のオーブンを使用し、熱を対流させて包み込むように焼くことで甘みを引き出すなど、焼き方にもこだわっているお店だとか。店主・上原浩史さんいわく、冬には1日500本売れることもあるものの、真夏は5本程度と売れ行きの差が激しいそう。光一が「でも、夏も美味しく食べられるように……？」と聞くと、上原さんは「そうですね。種類は減っちゃうんですけど、1年中」と頷き、「何種類くらいあるんですか？」（おの）との質問には「今は8種類くらい」（上原さん）と回答。光一は「（芋が）そんなに違うもの？」と驚いたが、上原さんは「結構違います」と自信満々だった。

　キンキ＆おのは食べ比べを開始。上原さんは最初に鹿児島産の「安納芋」（1本350円）を出し、おのが慎重に2つに割ると、見事な黄色い断面がお目見えした。光一は「いい画、いただきました～」といい、おのも「すっごいキレイな色ですね」と釘付けになっていたが、剛は「ねー、キレイやね」と、やや棒読み気味。光一が「もうね、今の移動で剛くんがめちゃくちゃ眠たくなってるのが分かるんですよ」と発言した通り、剛は畑からの移動の間に“おネム”になってしまった模様。おのが「食べてテンション上げましょうよ」と盛り上げ、2つに割った芋をさらに2等分にしたところ、「ボク、その小さい方で……」（光一）、「ボク、こっち」（剛）と、小さい方を取り合うキンキ。

　結局、光一が大きい方を食べることになったが、いざ一口頬張ると、「ん～、美味しいね」（剛）、「ウマいなぁ」（光一）と唸った。安納芋は糖度が最大40度にもなるほど甘く、光一は「皮も美味しい」と評価。すると、剛は「皮と身の甘みが相まって、その……アレやね」と、またしても“アレ”で済ませ、光一は「お前、今日『アレやね』しか言うてない！」と指摘。しかし、剛本人はマイペースに「うん。美味しいね」と、甘みを堪能していた。また、「食べ比べやから、これ1個全部いったらちょっと、えらいこっちゃやで」と、食べかけでストップした光一とは対照的に、剛は「食べちゃうわ」と、しれっと完食。光一は「キミ、好きやねんや！」と声を上げ、「そんな今……“カメラ回してないよ”って、カメラさんも油断していたところに、バクッて」と話したように、この時の映像は完全に傾いていたのだった。

　そんな剛が安納芋を咀嚼しながら「芋はあんまり好きじゃないですね」と顔をしかめたことで、「あ～、あまのじゃくさんですよ～」と、呆れる光一。2種類目の焼き芋に、上原さんは鹿児島産の「紅はるか」（1本350円）をチョイス。紅はるかの名前の由来は「今までのさつま芋より“遥か”に甘い」ということで、その糖度は50度以上にも及ぶそう。今度は剛が2つに割ったが、「じゃあいきますよ」から、何のためらいもなくアッサリと割ったため、おのは「ちょっと待って、速い！」と大ウケ。3人は紅はるかにかぶりつき、「甘っ！」（剛）、「甘すぎて、皮の中にスイートポテトが入っちゃってる感じ」（おの）、「そうだね」（光一）と、甘さを実感した。おのが「これダメだ、ペースがわからなくなる」と食べ進めていると、スタッフが「（全部で）8個あります」と告げ、光一は絶句。一方、「8個いかそうとしてるの？よう言うわ～」とコメントしつつ、試食を中断せず口に放り込む剛。光一は、その姿を見て「キミ、好きやねんや～」と笑っていた。

　続いては、3年前に誕生したばかりの新しい品種「シルクスイート」（鹿児島産・1本500円）で、「一気にペースト状の何か食べてるような感じに、ふわぁ～ってなりますね」（剛）、「舌触りが全然違う」（おの）といった感想が飛び出したほど、シルクスイートは繊維質が少なく、絹のようになめらかな歯応えが特徴なんだとか。あまりのなめらかさに、おのが「ジュース感覚でいけるヤツですね」と表現するも、光一は首を傾げ、剛も「それはムリ」「ジュース感覚は言いすぎです」と斬り捨てた。キンキに軽くあしらわれたおのだったが、ここまで食べた中では安納芋がお気に入りとのこと。

　4種類目は、まだ出回っていない最新品種の「ハロウィンスウィート」（山梨産・1本500円）が紹介されたが、割った中身はカボチャのような鮮やかなオレンジ色だった。実食し、おのが「1番、今までで甘みが少ないけど、野菜感？ちょっとやっぱりカボチャに近い」と分析すると、剛が「カボチャの煮物やな」といい、その言葉を聞いた光一も「あっ……。そうや！それそれ、アレや！カボチャの煮物の味！」と、納得。また、5種類目も変わり種の焼き芋で、中身が紫色の鹿児島産「桜島紫芋」（1本300円）に、一同は衝撃を受けていたが、その味は「意外とサッパリ」（光一）だそう。上原さんが「私なんかだとコレ好きで、ご飯代わりに食べたり。結構痩せるんです」「腹持ちいいんですよね。この後しばらくお腹減らない」と話すと、剛は「あのね、この後ね、蕎麦食べなアカンねん」と、裏事情を暴露。この後、女優・前田美波里とのロケ（12月4日放送）が控えていたそうで、剛は「ホンマ（お腹）減ってほしい」と願った。

　ここで、おのが“オススメの食べ方”として、バターを塊でのせて食べる方法を伝授。光一は「あ～、ちょっと分かる～」と興味津々で、まずはおのが実践して「めっちゃいい。ホント幸せ」とアピール。続いて、光一がバターたっぷりの焼き芋にかじりつき、「うわっ……」と感想を述べようとした瞬間、剛がバターナイフで音を立ててしまい、「ちょっと～」（光一）、「すいません」（剛）と、一時中断。改めて、光一が「これはね～、これはね、ヤバイね。これはウマいわ」と、しみじみ話した後、剛も「うん。言うことない」と、焼き芋＆バターの組み合わせに太鼓判を押した。

　さらに、光一が「たとえば上原さんだったら“こうするな～”みたいなのあります？」と尋ねると、上原さんは甘さ控えめの紫芋にマヨネーズトッピングをオススメ。お酒のツマミ感覚で楽しめるそうで、一口食べた光一は「ウマーっ」「これちょっと“今日イチ”かもしれん！」と、大絶賛。おのも「めっちゃ美味しいですよ！」と同調したが、剛は「そうですか」と、さほど興味を示さず。しかし、光一は「オレ、ちょっとこの感動を分かち合ってほしい」と言って剛に紫芋を渡し、自らマヨネーズをトッピング。そして、「ウマいっすよ。剛くん、目ぇ覚めると思う」（光一）と、見守られながら紫芋＆マヨネーズを食べた剛は、カメラ目線で目を見開き、「これウマい！」と、認めた。

　おのは「私もお酒すごい好きで、お芋に合うトッピングをもっと考えたい」といい、3人でビールに合うトッピングを考えることに。番組が用意したのは、キムチ、レーズンバター、塩辛、納豆、チーズで、おのの「どれ気になりますか？」との質問に、剛は「冒険したくないから塩辛だよね」と、回答。「塩辛は冒険やん」と驚く光一だったが、剛は「じゃがバターの上に塩辛のってるのとかあるから」「ほっかいどぅー（北海道）にありますよ」と、指南。光一はその組み合わせを見たことがないそうで、「俺はちょっと嫌やな～」「全然分からん！」と、完全否定。しかし、剛は自分でトッピングした塩辛＆バターの紫芋を思いっきり頬張り、「はい、1番美味しい！」と言い切った。

　光一は「え～、ウソや。ウソやぁ」と信じられずにいたが、次に試したおのも「めっちゃ美味しい」と目を丸くし、ビールで流し込んで「やばっ」「私、今まで食べた食べ物で一番美味しいかも」と、高評価。おのは「全部の塩加減が黄金比率なんですよ」といい、剛も「騙されたと思って、もうドーンっていって」と、後押し。光一は「マジかぁ」と言いながら、紫芋に剛流のトッピングを施し、食べる直前には「へっ、へっ」と変な声が出るなど動揺していたが、剛に言われた通り豪快にかぶりついた。そして、しばらくモグモグと口を動かした後、「ヤベェ、うめぇ」とつぶやいた光一を見て、剛は「認めた～」と嬉しそうにリアクションした。

　また、剛が「（生）ハムとレーズンバターの組み合わせはなんか、これも意外といけそうな……」と言い出したため、レーズンバターを生ハムで巻いたものを焼き芋の上にのせる食べ方に、光一が挑戦。見た目は“謎の料理”だったが、光一は「これうめぇ！」と顔をほころばせた。「ちょっとデザート感の方が強いかも」（光一）といい、おのもその美味しさを実感すると、ビールを飲んで「あっ、ゴール」と大満足。ここでエンディングとなり、おのは「ホントに楽しかったです。芋掘りもできて、美味しい、大好きな芋をこんなに食べれて、幸せでした、ホントに」と感謝しつつ、「でも、しばらくは芋、いいかな……」と、本音もポロリ。さらに、おのが「次は、アレやりたいです。焼き芋屋さんになりたい」と、最後にまた「い～しや～きいも～」のフレーズを口にしたところ、「すごい音感の持ち主だよね」（光一）、「何なん？」（剛）と、やはり笑ってしまうキンキだった。

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