【いただきハイジャンプ】Hey!Say!JUMP・山田涼介、“苦手なものと勝負”で大パニック！　難敵に立ち向かい「漏らすところだった」

2016年12月17日

　ところが、納豆を前にした瞬間に「ぐわ！　くっせ～」（山田）と叫びだしたため、伊野尾は「本当にダメなんだね」と、同情。納豆独特のニオイを気にする山田は、シンクロナイズドスイミング用のノーズクリップを着用して食べてみたものの、すぐさまパニック状態に。「口に入れた瞬間にニオイが、口の中から脳に直接問いかけてくるのよ」（山田）と、嘆いた。その次に伊野尾が発表したのは「トッピングすれば食べられるんじゃないか作戦」。納豆の味がNGな人には、キムチやマヨネーズ、黒胡椒などを合わせると良いそうで、番組は納豆対策としてさまざまな食材を用意。スタッフは「アイスは好きですよね？」と質問し、山田が「アイスは大好きです！」と答えたことから、まずは大好きなアイスと大嫌いなアイスの融合に挑んだ。

　これは「少し溶けて柔らかくなったアイスにタレと納豆を入れてかき混ぜる」ものだが、納豆メーカーもオススメしている食べ方とのこと。いざ口へ運ぶと、数秒沈黙した後に山田は「うわ！　納豆いた！」と悶絶。苦しむ山田をよそに、伊野尾は「納豆探すからでしょう！」と、冷静な一言を発した。この後もトッピング変えて納豆を食べ続けたそうだが、結果は全敗。続いて、伊野尾は「これだけ山田が納豆食べられないということで。僕とスタッフが考えました、秘密兵器。こちらです。題して『火事場のバカ力作戦！　納豆or DIE』です！」と、山田にある仕掛けをお披露目した。この作戦は小部屋に入った山田が3分以内に納豆を食べなければ「巨大風船が破裂してしまう」とのルールで、極限状態を演出した形。知念は「食べるのか？　死ぬのか？　ってことですよね？　二択ですよ」と、山田にハッパをかけた。

　スタート後、心の準備ができていない山田とは対照的に、怒涛の勢いで膨らむ風船。必死に納豆と格闘するも、2分経過時点で山田の納豆は全く減っておらず、そのうちに風船が巨大化してしまった。すると、部屋の端に逃げた山田は「箸が動かない！　もう手が動かないのよ」「食えないんだよ！　壁に反射する息がクセー」と立て続けに不満を漏らし、伊野尾も「風船で押されて、手が動かせなくなってる！」とリポート。結果的にタイムリミットで風船が割れてしまい、その瞬間の山田は思わず顔が“昇天”。最後は「くっさ！」とつぶやき、不機嫌な表情でその場に佇んでいた。

　1発目から撃沈し、スタッフから「どうしましょう？　ホンマに。いきなり克服できなかったから」と責められた山田。「でも、子どもに会いたいワケよ。私は」「もう1回（チャンス）ほしい」と訴え、スタッフが「今、克服失敗しました。あと2つ残っています。山田さんはもう全部イケますよね？」と確認すると、「いくしかないんでしょ？」と、語気を強めた。しかし、改めて「ということは残り2つ克服できる？」（スタッフ）と聞かれた際、山田は「出来る！　……かどうかは別として」と笑いながらも、「気持ちとしてはできる！　納豆以上のものはないと思ってるから！」と、リベンジを表明。

　伊野尾は「さぁ、山田の苦手克服チャレンジ、続いてはこちらです！」と仕切り直し、山田の顔の前に“何か”を提示。山田は驚きのあまり後頭部を壁にぶつけてしまい、「イタっ！」と、ビックリ。目の前に現れたのはカエルだったが、山田は「カエルはダメなんだけど、カエル見た瞬間に反射的に手が出て。その勢いで避けたらその勢いで頭がガンッ！　って後ろにぶつかった」と、自身に起きた“事件”を説明した。

　そして、「（カエルは）マジで嫌い！　全生物の中で一番嫌い」と話す山田のため、過去に番組で猫嫌いの八乙女が使用した「苦手克服マシン　対面くん」が再登場。今回は「カエルと5cmの距離で10秒間耐えられれば苦手克服」とするが、「カエルってホント不規則、動きが。ホントに読めないから」（山田）と言い、BOXに顔を入れる前には「今になって八乙女さんの気持ちが分かるよ」と、ポツリ。いざ“ご対面”するも、山田は「俺、ダメなタイプ！　うわーでっけ～！　想像と違ったよ！　しかも、めっちゃ歩くやん、コイツ！」と言い出し、手足を広げたカエルを見ると「あ～ダメ、ダメ！　それダメ！　本当にヤダ！」と、絶叫した。「いや、5cmヤベェって！　いつ来るかなんて誰も分からないじゃん。人間じゃないから……」と弱音を吐き、5cmのところにカエルが置かれた際には「いくよ！　早くして！　カウントしてよ！」と意気込んだが、その瞬間になんとカエルがジャンプ。山田は「うわぁ！」と逃げ出し、そこで挑戦は終了となった。

　苦々しい顔で「体が受け付けないのよ。納豆もカエルもさ」と述べる山田に、スタッフは「分かりました。じゃあ、ロケ終わって帰りましょうか」と、返答。すると山田は「このロケは正直もう、やりたくないよ。俺だって。でも、どうしても子どものロケは行きたいのよ。頑張るから！　本当に」と宣言した途端、「わ～！　ビックリした！」と、突如後ずさりした。なんと、ビビりの山田は伊野尾が体につけていたマイクの機械をカエルだと見間違える始末で、伊野尾は「本当に、普通にマイク落ちただけ」と、呆れたように笑った。

　最後にやって来たのは、山梨県の「富士急ハイランド」。ここで山田がチャレンジするのは“日本一怖いお化け屋敷”の異名を持つ「絶凶・戦慄迷宮」で、スタートからゴールまで約50分かかるという恐怖の館だ。1人で入り、リタイアせずゴールできれば合格となるが、山田は「お化け屋敷、人生でそう入ったことないのよ。どういうのかも分かんないの」と言い、スタッフの“巻き”のサインを見ると、「巻きじゃねーよ、バーカ！」「『早くしろ』じゃないよ！」と、ブチ切れ。

　駄々をこねるも、山田はなんとか「戦慄迷宮」へ。「レントゲン室」では係員から「正面の方にカメラがあるので、こちらにお座りください。お写真お撮りします」と促され、言われたままに着席。しかし、プシューと何かが噴射されただけで「待って、ムリ！」と仰け反り、そのままリタイア扉に直行してしまった。入り口に戻って来た山田にビックリする知念＆伊野尾だったが、すぐさま「1人は無理ってことでしょう？　誰かと一緒なら大丈夫？」（伊野尾）、「9人ぐらいいたらどう？」（知念）と、提案。山田が「メンバー全員っていったら……」と言うと、この事態を予期していた様子の2人は「用意しました」（伊野尾）、「メンバー呼んでます」（知念）、「騙されたと思って、1回耳に着けてみてください」と、山田にヘッドフォンを授けた。

　ヘッドフォンからはHey!Say!JUMPのシングル曲「Come On A My House」（2013年6月発売）が流れており、山田は「君が～好きだよ～」とサビ部分を歌い出し、3人ともノリノリでダンス。知念に「行ける、行ける」と背中を押してもらい、“のせられ上手”の山田はこの勢いで再び「戦慄迷宮」を目指した。仲間の支えもあり、今度は順調に進んでいく山田。ところが、“お化け”が姿を現した瞬間に「やめてくださ～い！」と雄叫びを上げ、またしてもリタイア扉へ向かったのだった。顔をひきつらせて走ってきた山田に対し、知念は「どうしたの？　どうしたの、どうしたの～？」と優しく声をかけたが、伊野尾は「またリタイアですか？　俺ら8人いてもダメ？」と、落胆。顔面蒼白の山田はコクリと頷いた。

　困った伊野尾が「どうします、コレ？」と意見を求めると、スタッフは「コレをちょっと……」と、謎のフリップを手渡した。知念が「何、急に？」と言いながら隠れている箇所をめくると、「ぜひとも成功して頂きたい理由が…実は子供ロケが決定してます」との文字が。山田は「えっ！？」と嬉しそうな声を上げ、最後の1行をめくったところ、そこに書かれていたのは「12月29日の年末1時間SPで！」。これに、山田は「うわ、マジか！　これはズルいよ～。年末スペシャルあんの！？」と驚愕し、知念も「知らなかったんだけど！」と、動揺を隠せず。伊野尾の「ってことは山田が成功しないと……」の言葉に、スタッフが「お蔵（入り）です」と厳しい現実を突きつけると、知念は「（後輩の）ジャニーズWESTとかになってるってことだ。それ困るよ～」と、焦りをにじませた。

　そして、最終的に山田は「行くよ、俺は！　けども……。2人にもついて来てほしい！」と言い、ペコリ。「お願い！　これはもう知らない、俺は。番組の意図とか知らない、俺は。もう無理だもん！」と、降参を明言した。知念は絶句し、伊野尾は「えっ！？」と目をキョロキョロさせつつも、年末1時間スペシャルをかけ、改めて3人で挑むことに。知念の服を掴んだ山田は「俺、知念に頼るのなかなかないよ……こうやって」とボヤきながらも、なんとか3人でくっついて歩いて行った。ようやく奇跡のゴールを果たすと、山田は「あぶねぇ、マジ漏らすところだった！」「あぁ～良かった～」と、安堵の表情。こうして、なんとか子ども苦手克服ロケへの参加が決定した山田は「ありがとう」と2人と抱き寄せ、「どのメンバーよりも2人を愛してる」と熱いメッセージを送った。

　スタジオトークでは、山田が「大変だったよ」と振り返ると、薮が「見ごたえがあったわ」と、コメント。「まぁ、みんなもビックリしたと思うけど、年末スペシャルやるんで」という山田に、有岡大貴が「全国放送？」と聞くと、スタッフは「全国放送です」と、回答。有岡や八乙女は「よっしゃあー！」とガッツポーズを見せたが、山田は「いいよな、お前らは。なにもしないでそうやって喜べるんだから」と、毒を吐いていた。

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