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“アダルトビデオ出演騒動”の松本圭世アナ、「消えてしまいたい」と回顧…… 未成年が陥るアダルト被害の入り口とは?



 大学時代の「アダルトビデオ出演疑惑」が騒動に発展したフリーアナウンサー・松本圭世が、11月24日放送の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)にVTR出演。“恐怖の実体験”を明かした。

 今年10月、警察庁はアダルトビデオ(AV)に関する相談件数が22件(2014年1月~今年6月)寄せられたことを発表。一見、少なく思えるデータだが、警察庁は「ごく一部」との見解を示している。また、政府もアダルトビデオへの出演強要は「女性に対する暴力」にあたるとして、実態把握に動き出した。

 そこで番組取材班が街中で調査を行うと、20代の女性は「『“エロい系のやつ、スカウトですごい稼げるよ”って言われた』っていう風に、友人が言ってました」「歩いている時に、後ろから男の人に『雑誌出てみない?』みたいな変な感じで声をかけられました。名乗ってくれなくて、向こうは。ちょっと疑いをもって、そのまま逃げました」と、証言。

 スタジオでは同じ女性として意見を尋ねられたオアシズ・大久保佳代子が「若い女性って立場も体的にも弱いから、そこにつけこむっていうのは、卑怯ですよね。本当にね。ターゲットをそこにするっていうのは」と怒りをにじませ、タレント・風見しんごは「昭和の時代ならね。販売とかを差し止めとか(できたけど)、今はもうネットとかにあがったら、二度と消せないでしょ。それは怖いよね」と、被害女性を思いやった。

 スタジオには売春やポルノ強要などの被害救済サポートをしている人身取引被害者サポートセンター・ライトハウスの瀬川愛葵氏を迎え、専門家の話を聞くことに。さっそく、番組MCのバナナマン・設楽統が「アダルトビデオっていうと、普通の生活を送っている人にしたら、“あんまり関係ない世界かな”って思うんですけど、そうでもない?」と聞くと、瀬川氏は「はい。特別な、特定の背景を持った人たちが被害に遭っているわけではなく、実は“いわゆる普通の人”も被害に遭っています。実際に私たちの団体も今年だけで90人の方がこういった被害の相談をされていて。ここ3年では、もう200件(200人)の相談を受けています。多いんですね」と、身近に起こりうる現状を説明。

 続けて、「さきほどあったネットの普及っていうことで、気軽に身近にネットでのバイト等に応募できてしまうっていうのも(要因として)ありますね」と話すと、設楽は「普通の生活を送ってたり、街をただ歩いてるだけでも巻き込まれる可能性もあるということですね」と、納得した。

 今回、番組では自分の知らないところでアダルトビデオに“映像が使われていた”と主張し、注目を集めた松本アナにインタビューを敢行した。2年前、松本アナは愛知県・名古屋のテレビ局でアナウンサーとして勤務。そんな時、突如“アダルトビデオ出演疑惑”が騒ぎになったという。2ページ目へ