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【いただきハイジャンプ】マユツバ調査隊のHey!Say!JUMP・八乙女光、「薄毛にサヨナラ」の文字に激怒!?



 続いて3人が選んだのは「肉は腐りかけがうまい!」。一般的に、お肉は新鮮なものが「美味しい」とされているが、今回はスーパーの店頭に並んだばかりのお肉と、3日前に購入した消費期限ギリギリの品を用意。2つを食べ比べ、消費期限ギリギリのお肉が美味しい場合は「マユツバ情報が正しい」ということになる。買ったばかりの方はピンクと白で新鮮さの伝わるお肉だったが、消費期限ギリギリのお肉は少し黒ずみが目立ち、明らかに変色していた。2つの違いに驚く八乙女&岡本は味付けをせずお肉を調理し、伊野尾が試食を担当。目隠しをした状態で待機していると、八乙女が「一応しっかり焼きにしようか。レアは怖いよね、ちょっと。伊野尾ちゃん、明日『めざまし』だからね」と、情報番組『めざましテレビ』の木曜レギュラーを務める伊野尾を気遣う一幕も。

 その後、お肉を焼いている最中に「え、待って」と言い出した八乙女。消費期限ギリギリのお肉を手に「なんか、ちょっと酸っぱい(臭いがする)……」と困惑し、岡本も「うわ、本当だ!」と、不安をにじませた。とはいえ消費期限内のため、お肉はしっかりと焼いて伊野尾の元へ。目隠しをした伊野尾はまず消費期限ギリギリのお肉から口にすると、「固いな、この肉!」と言いつつ、「うん……。美味しいよ。味はね、全然普通のお肉」と感想を述べた。次に買ったばかりのお肉を食べた伊野尾は「あ、全然違う! 後に食べたお肉の方が全然美味しい!」と、弾んだ声でリアクション。

 改めて、「味はそんなに大差はないんだけど、後に食べたお肉の方が柔らかくて、ジューシーで美味しかったなと思います」と話す伊野尾だったが、ここで八乙女が消費期限ギリギリのお肉を近づけると、「クサッ! え!」と驚愕し、「あんま言っちゃいけないよね、こういうの……」と、ショックを隠せない様子。翌日に生放送を控えているということもあり、「俺、大丈夫かな……」(伊野尾)と不安を漏らしていた。

 そこで番組では、熟成肉の専門店「グリルド エイジング・ビーフTOKYO」の店長・田尻雄大さんを取材。田尻さんは「おそらくスライスされたお肉を召し上がっていただいたと思うんですけど、当店では大きなブロックの状態で熟成させてまして。お肉は外側から酸化していくんですけど、中のお肉だけを美味しく召し上がっていただくっていう形。ご家庭の冷蔵庫にお肉を保管しても美味しくなることはないと思います」との見解を語った。そもそも、熟成肉が美味しくなるのは、肉の内部で凝縮されたタンパク質が旨味成分であるアミノ酸に変わっていくためだとか。一方、スライスされた肉は表面の酸化が進んでしまい、美味しくない風味が際立ってしまうとのこと。つまり、マユツバ情報とは真逆で「スーパーで売っているスライス肉は腐りかけても美味しくない」という結果となった。

 次は八乙女が「野球は9回2アウトから!」をセレクト。これは野球の試合で奇跡の大逆転を決める展開のことを指すが、今回は「実際のプロ野球ではどのくらいの確率で起きているのか」を徹底調査することに。2015年度のプロ野球ペナントレースの中で「9回2アウトからの逆転試合」を調べるが、伊野尾は「ちょっと待ってよ。年間、野球ってどのくらい、プロ野球……。セ・リーグ(セントラル・リーグ)、パ・リーグ(パシフィック・リーグ)合わせてでしょ? 合わせて何試合ぐらいあるの?」と、スタッフに確認。「えー……。まぁ、858試合です」と答えるスタッフに対し、3人は呆れ顔で「それを全部調べるってこと?」(岡本)、「マジで?」(八乙女)、「いーよ! コーラ振ろうよぉ! コーラ振るのでいいよぉ!」と、駄々をこねていた。

 気を取り直し、岡本が「でも、こんな漫画みたいなことってあるの?」と言うと、伊野尾は「どのくらいあると思う? ズバリ」と質問。「2~3くらいじゃない?」(八乙女)、「いって4試合とかじゃないのかな」と予想する中、スタッフが「何試合(9回2アウトからの逆転が)あれば、このマユツバが本当だといえる?」と聞くと、伊野尾が「10回いってたら本当よ!」と、明言した。

 ということで3人は全858試合中、10試合を目標に調査スタート。対象となるのは「9回2アウトからの逆転」「2アウトの時点で負けている(同店の場合はノーカウント)」で、番組スタッフは3人用に試合結果が載ったシーズン中のスポーツ新聞を用意した。伊野尾は3~5月、岡本が6・7月、八乙女は8~10月の新聞をチェックすることになったが、「スコアボードが意外とさ、新聞の中で見つけられないのよ」(伊野尾)とつぶやいたように、3人は調査に一苦労。調査開始から10分が経過したところで、八乙女が「あ、『サヨナラ』って書いてある! あれ、これっぽくね?」と何かを発見したものの、球団のホームページで試合内容を見ると、「これ2アウトじゃないな……。2アウトもらってない! あぁ~、これ2アウト探すの大変だな」と、ガックリ。

 続いて伊野尾が「『1号逆転2ラン』って書いてある」と切り出したが、「でもスコアボードがないんだよ。あ、あったこれがスコアボードか。え、縦バージョンもあるの!? スコアボード! ちょっと待って、縦バージョン見逃してたかも」と、やはり慣れないスコアボードに苦戦している様子。そして開始から30分が経った時、岡本が「あったー!」と雄叫びをあげ、「6月2日のロッテ(千葉ロッテマリーンズ)対阪神(阪神タイガース)戦ですね。9回に千葉ロッテが4点入れたんですよ。で、これが逆転勝ちなワケです。9回2アウトで角中さん(千葉ロッテマリーンズ・角中勝也選手)が逆転満塁ホームラン!」と、説明。ようやく一例を見つけた岡本は「一個あった! あるんだ!」と大喜びだった。

 さらに調査を進める岡本が「和田さん(中日ドラゴンズ・和田一浩選手)の2000安打。プロ45人目、史上最年長……」と新聞記事を読み上げていると、八乙女が淡々とした口調で「情は捨てなさい。我々は9回2アウトを探すロボットです。感情を捨てるんだ」と、注意。以後は黙々と作業を行い、2時間が経過したタイミングで、今度は伊野尾が「2アウトで点数入ってる。コレそうだ!」と、ある試合に着目した。一緒に「2アウトでみんな打って1点、2点入ってる」(伊野尾)と試合内容をおさらいすると、2人は「おぁ、マジじゃん!」(八乙女)、「これは(まさに)“野球は9回2アウトから”だよ!」(岡本)と、ハイテンションに。

 その後、伊野尾が「9回2アウトからの逆転試合」を2試合も発見。次々と見つけていく伊野尾とは対照的に、いまだ1試合も探せていない八乙女は「あぁ、もう!」と苛立ちを見せ始め、「今さ、もう『サヨナラ』っていう文字とかさ、『逆転』って文字に敏感なワケよ。『サヨナラ』って文字見つけたと思ったら、『薄毛にサヨナラ』(と書かれた広告)って!」「あぁ~もう、腹立つわ!」と、溜まったストレスをぶちまけた。

 そしてついに、3時間以上をかけた調査が終了し、昨年の全試合を振り返った結果、9回2アウトから逆転したのは「6試合」だったことが判明。最後に八乙女は「プロ野球1年間、858試合中、(9回2アウトからの逆転は)6試合。その確率は0.69%でした!」と発表。3人の顔には疲労の色が表れており、「帰ろう!」(伊野尾)、「もう疲れた!」(岡本)と宣言し、VTRが終了した。

 スタジオトークでは、八乙女が「いやぁ~、大変だったけど、見つけた時の開放感ね」と、充実の表情でコメント。また、薮宏太が「あの、『薄毛にサヨナラ』めっちゃウケた」と話を振ると、怒りが再燃したのか、八乙女は「本当にややこしい。あれ、5枚ぐらいあったから! “どんだけ薄毛の記事あんだよ!”みたいな」と、キレ気味に返していた。

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